おれがアレを授かりまして

石月煤子

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平凡DKのおれがアレを授かりまして

9-4

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「はっ、ぁぁっ、ふ、深ぃっ、これ深ぃ……!!」


しっかり抱き抱えられて、空中で固定されて、逃げ場を完全に失って。

力強さを見せつけられるような初体位で幾度となく深々と突き上げられて。


柚木は比良に全力で縋りついた。


もう拒むこともできずに過激律動に身を委ねるしかなかった。


「バイトで前より体力がついたんだ」


アソコの奥を小突かれまくってヒィヒィしている、バランスが崩れて落下しないよう自分に一生懸命しがみつく柚木に比良は囁きかける。


「だから……こんなことも……」


比良は柚木の体をバウンドさせるみたいに上下に揺らした。

男前ペニスがそれはそれは激しくアソコに抽挿される。

背中で結んだ純白エプロンのリボンを靡かせて柚木はさらにヒィヒィし、比良のニットに爪を立てた。


「ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁっ」


エプロン裾を捲り上げて外気に覗く童貞ペニス。
その先っちょにてカウパーがとろとろと湧き出した。


「柚木、いっぱい濡れてるな……」


吐息まじりの艶めく声で指摘されると、どうしようもなくなって、もっと濡れた。

抱え直され、前後に小刻みにピストンされると、我慢できずにハイブランドのニットにかぢりついた。


「柚木、仔猫みたい……」


重度の溺愛欲に火がついて。
興奮が止め処なく上昇して。
比良は厚い腰を振り立てる。


風通しのいい玄関ホールで裸エプロン柚木をここぞとばかりに愛しまくった。


「は……ッ……ッ」


アソコの最奥を一思いに貫いたところでピタリと止まった律動。


「あーーーー……っっっ」


比良の嘆息の後に続いた柚木の切ない悲鳴。


微痙攣する柚木のお尻に限界まで密着した、引っ越しバイトを経て以前よりも鍛え抜かれた比良の腰。

数回、音を立ててしぶとく突き上げ、また停止して。

二人いっしょに深呼吸を繰り返した。


「あ、ぅ、ぅ、ぅ……比良く……」


比良の熱飛沫をアソコ奥で受け止めた柚木は、ニットにヨダレをだらだら垂らし、より一層力を込めて彼に抱きついた。


「ん……柚木……顔上げて……」
「っ……っ……ん……ぷ……」


比良は柚木を抱っこしたまま無防備だった唇を唇でなぞった。

糸引く口内で脱力していた舌先にゆっくり吸いついた。


「ん、ぷ、ぷ、ぷ……っ」
「……柚木も吸ってみて、俺の……」


白昼の絶頂でクラクラしていた柚木は言われるがまま自分がされたように比良の舌先を吸った。


「ぷ、ぁ……比良く、ンっ……ぅ……んっ……っ……っ」


交互に吸った後の舌を唇の狭間で絡ませ合ったら。
いつにもまして刺激的で不埒なキスになった……。







「うわぁ~~っ」
「どうした、柚木」
「ど、どうしたも何もっ……比良くんの服が……ひどいことに……」
「こんなの気にしなくていい」
「……このエプロンだって、新品なのに、ひどいことに……」
「気に入ってくれたか?」
「気に入ってないっ……ていうか、ていうか……いい加減抜いてください……」


自分達の着衣の惨状に青ざめたり紅潮したりな柚木に、彼を抱っこしっぱなしの比良は、いとおしげに擦り寄った。


「もう一回」


甘えられながらのワンスモア発言に柚木は混乱する。


「っ……い、一回って言ったじゃん、ごはんはっ? おなかへったんですけどっ? あと大豆みたいに甘えてくるの禁止っ!」
「だから。新婚旅行に禁止事項はやめよう、柚木……」


あろうことか。

比良は柚木を抱っこして繋がったまま玄関からリビングダイニングへ移動しようとした。


「ッ、ッ……じ、自分で、歩けるって、ばぁ……ッ……ああ、もぉ~~……ッとりあえず靴脱いで~~……ッ!!」





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