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第15話 贅沢な束縛 — Selfish Affection
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あれから一週間、俺は匠真のマンションに厄介になっていた。
「本気で嫌がるならしない」と言っておきながら、結局はその約束を守る気などなかった匠真。それでも、強引さの合間に見える気遣いやさりげない優しさに触れるうち、重苦しかった気持ちは少しずつ和らいでいった。
そんな折、千夏からメッセージが届いた。
《荷物は引き上げた。残りは処分しておいて》
たった一文が、妙に重かった。
荷物を片付けるという行為が、関係の完全な終焉を突きつけてくる。心のどこかでまだ整理できていない自分にとって、それは避けていた現実だった。
「処分、俺も手伝う」
そう言って匠真は当然のように隣に立った。
一緒に段ボールを潰し、残されたものをまとめていく。ひとつひとつ手に取るたび、胸の奥で何かが小さくはじける。
けれど、無言で作業を進めながら時折差し伸べられる匠真の手が、不思議と心を落ち着けた。
「……ありがとう。いいよ、俺、おまえと付き合おうか」
片付けを終え、ソファに腰を下ろしたとき、自然に口から出た言葉だった。
驚いたように目を瞬かせた匠真が、すぐに笑みを浮かべる。
その笑顔に、俺はようやく気づいた。
一週間、一緒に過ごすうちに、もう好きになっていたのだ。多少強引でも、この人のそばにいたいと、そう思うようになっていた。
◆
そんなことを思い返していると、スマホが震えた。画面には「城ノ内隆哉」の名前。
「……隆哉?」
アメリカの大学で同じ専攻だった数少ない日本人のひとりだ。
専攻はAI・データサイエンス。人気のある分野だが英語要件が厳しく、日本人はほとんどいなかった。
だからこそ、留学中は彼と一緒に食事に行ったり、週末に街を歩いたりすることが多かったのだ。
「颯! 久しぶりだな。今、日本にいるんだ」
スマホから聞こえる声は、以前と変わらない明るさを帯びていた。
隆哉はアメリカでAI関連の事業を立ち上げ、グラフィックデザイナーとしても活動している。その個展を日本で開くのだという。
「来週、時間あるか? 個展、見に来てほしいんだ」
「来週……」
思わず呟いた声に、匠真が反応した。
何となく気まずい雰囲気を感じて、俺は隆哉に告げる。
「個展の件、また返事する」
「ああ、楽しみにしてる!」
それであっさり通話は切れた。
目つきの悪い男が、さらに不機嫌そうな目で俺を見てくる。
「来週?」
「ああ、アメリカの大学で一緒だった友だちが、こっちで個展開くらしい。来週のどこか一日、休み取っても大丈夫か?」
「駄目」
即答だった。
「え、なんでだよ。来週はそんなにスケジュールは詰まってないだろ。俺、おまえと違って役員でもないし役職もないから、どこかでたまってる代休消化しないといけないんだぞ」
匠真は俺の抗議を無視して聞いてくる。
「それって男?」
「男だけど……別にそういう関係じゃない。おまえ、俺が誰とでも寝るとか思ってるのか?」
「そこまでは思ってない」
「微妙な言い方だな……。とにかく、そういう関係じゃない。だいたい留学前も帰国後も、おまえとしか寝てないぞ」
言い返すと、匠真の口元がわずかに緩んだ。
「平日でも土日でも、どっちでもいいから、俺に一日くれ」
「……分かったよ」
ようやく納得したように頷く匠真。
その様子を見て、思わず口から言葉がこぼれた。
「おまえ、贅沢なんだよ」
(付き合ってるやつがいるのに、俺まで束縛しようなんてさ……)
「そうだな」
即答。
その声音に、胸がひやりとする。
(……自分でも分かってるんだな)
けれど匠真の視線はあくまで淡々としていて、本心がどこまで伝わっているのかは掴めなかった。
◆
その日の午後、匠真は重役会議に出席するため残業になり、俺は先に退勤することになった。
オフィス街を抜け、駅へ向かう途中。黒塗りの車のドアが開き、見覚えのある女性が姿を現した。
「浅見颯さんですよね?」
柔らかく微笑んだのは、丸友財閥のご令嬢、丸友AI Agencyの丸友冬華だった。
「よろしければ、少しお茶でも」
財閥令嬢からの誘いを断る勇気はなく、俺は大人しく従った。高級ホテルのラウンジで向かい合うと、彼女は紅茶を口に運び、静かに切り出した。
「実は……祖父が、篠原さんとの見合いを勝手に進めているんです」
意外な言葉に、思わず目を見開いた。
(そういえば、あの時…)
匠真の部屋に泊まったとき、社長から電話があった。
あの時匠真は「お断りします」とにべもなく答えていたけど。
このことだったのか…。
「私自身は、強引な見合いには反対なんです。でも、おじいさまの意向には逆らえなくて……。社長を通じて何度も打診したのですが、篠原さんはすべて断っていると聞きました」
「……あいつらしいな」
苦笑が漏れる。匠真がそんな話を一切しなかったことにも驚いたが、すべて断っていると聞いて、胸がちくりと痛む。
「匠真には付き合っているやつがいるみたいです。俺もどんな人かは知らないけど。そんな状態であなたと結婚しても、どちらも幸せになれない気がします」
そう伝えながら、俺自身も胸の中がもやもやとした。
俺の知らない誰かが、匠真の心を占領している…。
「でも、おじいさまは一度決めたことは覆さない人なんです。それに……篠原さんのことを調べ上げて、気に入ってしまったみたいで」
「あなたが今日、俺をこうしてお茶に誘ったのは、どういう意図からですか?」
俺は単刀直入に聞いてみた。
「ごめんなさい…篠原さんの様子が知りたかったの。最初に言えば良かったわね。篠原さん…最近は私の電話にも出てくれないことが多くて…」
「大丈夫。元気ですよ。たぶん、匠真も、見合いがあなたの意思ではないことは分かっていると思います。中途半端なことはできないやつなんですよ」
「そう…かもしれないですね。お時間を取らせてごめんなさい。少し気持ちが落ち着きました。私の方でも、もう少しおじいさまと話をしてみます」
「それがいいと思います」
冬華さんも、匠真への思いに苦しんでいる。
俺はいつの間にか、冬華さんに仲間意識のようなものを勝手に感じていた。
ふと、冬華さんが顔を上げて俺を見てくる。
「あともう一つだけ、ビジネスの話だけど…今の状態では、篠原さんと話をするより、浅見さんと話を進める方がスムーズに行きそうな気がするのだけど…。例の件は、今後は浅見さんに連絡させてもらう形でも大丈夫ですか?」
「はい。それはもちろん。それが俺の仕事でもありますから」
「ありがとう。このプロジェクトは、篠原さんのことがあってもなくても成功させたかったの。私が初めて担当する事案だから」
「分かりました。匠真…篠原にも伝えておきます。仕事と私情をごっちゃにするやつじゃないし。大丈夫ですよ」
俺がそう告げると、冬華さんは安心したように微笑んだ。
******************
「風を捕まえる手 ― 再会は逃れられない衝動」は、YouTubeチャンネル「BL Soundscape」 にて公開されるオリジナル楽曲と完全連動しています。
今回のお話は、YouTubeで配信中の楽曲「贅沢な束縛 — Selfish Affection」とリンクしています。良かったら、楽曲の方も聴いてみてくださいね♫
♫「贅沢な束縛 — Selfish Affection」はこちら⇒ https://youtu.be/BrlwTv7c-E8
「本気で嫌がるならしない」と言っておきながら、結局はその約束を守る気などなかった匠真。それでも、強引さの合間に見える気遣いやさりげない優しさに触れるうち、重苦しかった気持ちは少しずつ和らいでいった。
そんな折、千夏からメッセージが届いた。
《荷物は引き上げた。残りは処分しておいて》
たった一文が、妙に重かった。
荷物を片付けるという行為が、関係の完全な終焉を突きつけてくる。心のどこかでまだ整理できていない自分にとって、それは避けていた現実だった。
「処分、俺も手伝う」
そう言って匠真は当然のように隣に立った。
一緒に段ボールを潰し、残されたものをまとめていく。ひとつひとつ手に取るたび、胸の奥で何かが小さくはじける。
けれど、無言で作業を進めながら時折差し伸べられる匠真の手が、不思議と心を落ち着けた。
「……ありがとう。いいよ、俺、おまえと付き合おうか」
片付けを終え、ソファに腰を下ろしたとき、自然に口から出た言葉だった。
驚いたように目を瞬かせた匠真が、すぐに笑みを浮かべる。
その笑顔に、俺はようやく気づいた。
一週間、一緒に過ごすうちに、もう好きになっていたのだ。多少強引でも、この人のそばにいたいと、そう思うようになっていた。
◆
そんなことを思い返していると、スマホが震えた。画面には「城ノ内隆哉」の名前。
「……隆哉?」
アメリカの大学で同じ専攻だった数少ない日本人のひとりだ。
専攻はAI・データサイエンス。人気のある分野だが英語要件が厳しく、日本人はほとんどいなかった。
だからこそ、留学中は彼と一緒に食事に行ったり、週末に街を歩いたりすることが多かったのだ。
「颯! 久しぶりだな。今、日本にいるんだ」
スマホから聞こえる声は、以前と変わらない明るさを帯びていた。
隆哉はアメリカでAI関連の事業を立ち上げ、グラフィックデザイナーとしても活動している。その個展を日本で開くのだという。
「来週、時間あるか? 個展、見に来てほしいんだ」
「来週……」
思わず呟いた声に、匠真が反応した。
何となく気まずい雰囲気を感じて、俺は隆哉に告げる。
「個展の件、また返事する」
「ああ、楽しみにしてる!」
それであっさり通話は切れた。
目つきの悪い男が、さらに不機嫌そうな目で俺を見てくる。
「来週?」
「ああ、アメリカの大学で一緒だった友だちが、こっちで個展開くらしい。来週のどこか一日、休み取っても大丈夫か?」
「駄目」
即答だった。
「え、なんでだよ。来週はそんなにスケジュールは詰まってないだろ。俺、おまえと違って役員でもないし役職もないから、どこかでたまってる代休消化しないといけないんだぞ」
匠真は俺の抗議を無視して聞いてくる。
「それって男?」
「男だけど……別にそういう関係じゃない。おまえ、俺が誰とでも寝るとか思ってるのか?」
「そこまでは思ってない」
「微妙な言い方だな……。とにかく、そういう関係じゃない。だいたい留学前も帰国後も、おまえとしか寝てないぞ」
言い返すと、匠真の口元がわずかに緩んだ。
「平日でも土日でも、どっちでもいいから、俺に一日くれ」
「……分かったよ」
ようやく納得したように頷く匠真。
その様子を見て、思わず口から言葉がこぼれた。
「おまえ、贅沢なんだよ」
(付き合ってるやつがいるのに、俺まで束縛しようなんてさ……)
「そうだな」
即答。
その声音に、胸がひやりとする。
(……自分でも分かってるんだな)
けれど匠真の視線はあくまで淡々としていて、本心がどこまで伝わっているのかは掴めなかった。
◆
その日の午後、匠真は重役会議に出席するため残業になり、俺は先に退勤することになった。
オフィス街を抜け、駅へ向かう途中。黒塗りの車のドアが開き、見覚えのある女性が姿を現した。
「浅見颯さんですよね?」
柔らかく微笑んだのは、丸友財閥のご令嬢、丸友AI Agencyの丸友冬華だった。
「よろしければ、少しお茶でも」
財閥令嬢からの誘いを断る勇気はなく、俺は大人しく従った。高級ホテルのラウンジで向かい合うと、彼女は紅茶を口に運び、静かに切り出した。
「実は……祖父が、篠原さんとの見合いを勝手に進めているんです」
意外な言葉に、思わず目を見開いた。
(そういえば、あの時…)
匠真の部屋に泊まったとき、社長から電話があった。
あの時匠真は「お断りします」とにべもなく答えていたけど。
このことだったのか…。
「私自身は、強引な見合いには反対なんです。でも、おじいさまの意向には逆らえなくて……。社長を通じて何度も打診したのですが、篠原さんはすべて断っていると聞きました」
「……あいつらしいな」
苦笑が漏れる。匠真がそんな話を一切しなかったことにも驚いたが、すべて断っていると聞いて、胸がちくりと痛む。
「匠真には付き合っているやつがいるみたいです。俺もどんな人かは知らないけど。そんな状態であなたと結婚しても、どちらも幸せになれない気がします」
そう伝えながら、俺自身も胸の中がもやもやとした。
俺の知らない誰かが、匠真の心を占領している…。
「でも、おじいさまは一度決めたことは覆さない人なんです。それに……篠原さんのことを調べ上げて、気に入ってしまったみたいで」
「あなたが今日、俺をこうしてお茶に誘ったのは、どういう意図からですか?」
俺は単刀直入に聞いてみた。
「ごめんなさい…篠原さんの様子が知りたかったの。最初に言えば良かったわね。篠原さん…最近は私の電話にも出てくれないことが多くて…」
「大丈夫。元気ですよ。たぶん、匠真も、見合いがあなたの意思ではないことは分かっていると思います。中途半端なことはできないやつなんですよ」
「そう…かもしれないですね。お時間を取らせてごめんなさい。少し気持ちが落ち着きました。私の方でも、もう少しおじいさまと話をしてみます」
「それがいいと思います」
冬華さんも、匠真への思いに苦しんでいる。
俺はいつの間にか、冬華さんに仲間意識のようなものを勝手に感じていた。
ふと、冬華さんが顔を上げて俺を見てくる。
「あともう一つだけ、ビジネスの話だけど…今の状態では、篠原さんと話をするより、浅見さんと話を進める方がスムーズに行きそうな気がするのだけど…。例の件は、今後は浅見さんに連絡させてもらう形でも大丈夫ですか?」
「はい。それはもちろん。それが俺の仕事でもありますから」
「ありがとう。このプロジェクトは、篠原さんのことがあってもなくても成功させたかったの。私が初めて担当する事案だから」
「分かりました。匠真…篠原にも伝えておきます。仕事と私情をごっちゃにするやつじゃないし。大丈夫ですよ」
俺がそう告げると、冬華さんは安心したように微笑んだ。
******************
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今回のお話は、YouTubeで配信中の楽曲「贅沢な束縛 — Selfish Affection」とリンクしています。良かったら、楽曲の方も聴いてみてくださいね♫
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