声優転生~主演アニメの世界へ転生した元声優は、自分の声で口説いてくる第三王子の想いに気付きません~
「おまえは、俺が怖いのか?」
涙が止まらない。俺の声だ。川嶋穂高の、声がする。
公爵家子息リオン・ル・リッシュが前世の記憶を取り戻したのは、5歳の時だった。
この世界にはアニメも声優もない、と悲嘆に暮れるばかりだったリオンは、20歳となり、王城へ上がって騎士となる。
そこで出会った、前世の自分が演じたアニメキャラ・シルヴァン第三王子は、「自分の声にコンプレックスを持っている」と話すのだ。
その原因は少なからず前世の自分にあると思い至り、リオンは「妹のために本を朗読したい」とする彼に演技指導を買って出るのだが…。
――俺は、自分がもう一度声優になることなど望みようもないこの世界で、どうやって生きて行ったらいいんだろう。
死んでも声優でいたかった穂高(リオン)の、『声』にまつわる未練と再生の物語。
※お話の終盤に該当シーンがあるため、R18を付けています。終盤まではなにも(そのようなシーンは)ないです。
※ムーンライトノベルズ、fujossyにも掲載しています。
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――俺は、自分がもう一度声優になることなど望みようもないこの世界で、どうやって生きて行ったらいいんだろう。
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