『覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ』 (旧名:欠番覇王の異世界スレイブサーガ)

園島義船(ぷるっと企画)

文字の大きさ
404 / 444
「翠清山 最終決戦」編

403話 「決戦、初動」

しおりを挟む

 侵攻開始、七十三日目。

 三袁峰にも雪がちらつく朝方、魔獣の軍勢に動きが見えた。

 彼らはゆっくりと南東に移動を開始。

 その行く先は、おそらくは『清翔湖』と思われた。

 現在、清翔湖ではスザク軍、約四千が陣を張っているからだ。

 幸いながら敵の動きは遅く、この情報はすぐさま斥候を介してスザクに伝わった。


「ついに動いたか…」

「あまりに数が多すぎます。まともにぶつかれば一瞬で潰されるでしょう」


 これにはスザクも強張った表情を浮かべ、情報を伝えたシンテツも渋い顔である。

 最低でも敵の数は、こちらの五十倍以上。

 情報ではそれ以上にも見えるということから、数はさらに膨れ上がっている可能性が高い。

 スザクは神妙な顔つきのまま、覚悟を決める。


「数の差なんて始める前からわかっていた。もし死ぬことが怖いのならば、とっくの前に逃げ帰っているさ。でも、僕たちは負けるために残ったわけじゃない。仮に勝てなくても被害を減らすことはできるはずだ」

「しかし、ハイザク様に続き、スザク様にまで何かあれば…」

「ライザック兄さんが都市に残ってくれている。あの人がいれば何度だってやり直せる。それに、ハイザク兄さんがまだ死んだとは限らない。僕は最後の最後まで諦めるつもりはないよ」

「ならばせめて、我ら第三海軍も死ぬまでお供いたします。ここに残った者の中には新兵もおりますが、その志だけは一人前の海賊です」

「ありがとう。本当に感謝している。共にハピ・クジュネのために戦おう」

「はっ!」


 陣を張ってからもシンテツは、ずっとスザクに撤退を進言していたが、最後まで若獅子の意思を変えることはできなかった。

 兄への信頼とハピ・クジュネへの郷土愛。散っていった者たちの弔い。

 さまざまな事情と感情が若者を無謀な道へと誘っていく。

 ただし、無謀だからといって勝算がないわけではない。

 スザクが幹部を集め、地図を確認しながら作戦会議を開く。

 戦いを有利にするためには情報が不可欠だ。まずは敵の内情を探る必要がある。


「計算では兄さんたちが敗北してから、もう二十日以上も経っているはずだ。それにしては相手の動きが遅すぎるとは思わないか?」

「たしかに。魔獣ですので人間ほど集中力がないにしても、単なる慢心というだけではなさそうですな」

「現在もかなりゆっくりとした進軍だ。何かしらの事情があるのは間違いない。たとえば内部で権力争いが勃発している可能性はないだろうか?」

「なるほど、それはありえます。勝利を確信した瞬間から味方は敵になるものです。もともと三大魔獣は対立していましたし、数が膨れればそれだけ問題も起きるでしょう。互いに牽制し合っていてもおかしくはありません」

「正面から戦っても勝ち目がない以上、そこが付け入る隙になるかもしれない。敵軍の監視は常時続けてくれ。そして、一番の懸念点だったベルロアナ様の混成軍も動いてくれているようだ。まだこちらは闘志を失っていない。それもプラス材料だろう」


 混成軍はたいした脱落者も出さずに作戦行動に移っている、との報告が入っている。

 都市の危機でもあるグラス・ギース軍はともかく、傭兵たちは利益によって動く。

 当然、翠清山の制圧自体は契約内容に含まれているので、それが達成されていないのならば離脱は違反になるものの、命あっての物種。最悪は瓦解の危険もあった。

 がしかし、多くの傭兵は意外にも意欲に満ちた状況だという。

 その理由は明白。


「こちらには、まだアンシュラオンさんがいる。あの人が諦めていないのだから、僕たちが先に諦めるわけにはいかないね」

「届いた手紙では、ほぼ間違いなく勝てると書いてありました。が、だからこそやつの『焦り』も感じますな」

「僕たちへの鼓舞と激励なんだよ。逆にそうでも言わないと逃げるかもしれない、と思われていることが悔しいね。それこそ海軍の名折れだ」

「あの男に侮られることだけは許せません。ぜひ鼻を明かしてやりましょう」

「その通りだ。これは僕たちが責任を取る戦いだからね。でも、あの人がいてくれてよかったと心底思っているよ。彼がいれば勝てる。本当にそんな気がしてくるんだ」


 すでに主力の第二海軍を失っている今、アンシュラオンが精神的支柱になっていることは間違いない事実だ。

 デアンカ・ギース討伐、ア・バンド殲滅、混成軍の立て直し等々、今までの言動と実績が、傭兵だけではなく海兵にまで支持されていることがわかるだろう。

 まだ頼るべき英雄がいる。切り札がある。あいつならやってくれる。

 劣勢で戦う者たちの拠り所として、アンシュラオンの存在は極めて大きいのだ。

 もし彼がいなければ、スザクも今頃は確実なる死を覚悟していたはずだ。勇ましく戦って死んでも、それでは無駄死にの特攻にしかならない。

 しかし、これから多くの犠牲が出たとしても、それは勝つために必要な要素となる。


(ア・バンドとの戦いの時も、あの人はとんでもないことをしてくれた。今度だって何かやってくれるはずだ。そのためには僕たちが『手駒』としてしっかり動くことが大事なんだ。これは総司令の僕にしかできない仕事だ)


 スザクの美徳は、その謙虚さにある。

 間近でアンシュラオンの戦いを見ていたからこそ、総司令でありながら自身は黒子に徹することができるのだ。

 そして、スザク軍が敵と遭遇したのは、それから三日後であった。




  ∞†∞†∞




 清翔湖は全長六十キロにも及ぶ巨大な湖であり、翠清山における最大の水源として有名である。

 水質は透明度が高い軟水で飲み水としても最適であり、水深も五百メートルと深く、多数の淡水魚が生息している。

 ここの水は、琴礼泉だけではなく三袁峰や銀鈴峰にも流れており、そこから麓の森を伝って動植物に多大な恵みをもたらす。

 そのため魔獣たちの憩いの場として、三大魔獣たちも介入しない『中立地帯』と認知されていた。それだけ山での水源は貴重なのだ。

 そして、ハピ・クジュネが翠清山を狙ったもう一つの理由が、まさにその水源なのである。

 ハピ・クジュネも蒸留製法で真水を作ってはいるが、他の都市への移送にはかなりのコストがかかるし、グラス・ギースを筆頭に北部全体における水不足は解消されていない。

 翠清山を確保できれば、足りなかったすべての要素が手に入る。だからこそ負けられない。


「多数の飛行体が接近! 鳥神の軍勢と思われます!」


 清翔湖に陣取るスザク軍が最初に発見したのは、ヒポタングル率いる航空部隊だった。

 空一面が赤や黒に染まるほどの鳥の大群が、清翔湖の上空に出現。

 太陽の光すら遮断する圧力に海兵たちもどよめく。


(報告通り、数が増えているな)


 スザクも、あまりの迫力に息を呑んだ。

 どう見ても二十万は超える軍勢である。

 これで全軍ならばまだよいが、見たところ鳥型魔獣だけのようだ。

 つまりは、マスカリオン軍だけでこの数にまで膨れ上がっている、ということである。


(ここは敵の本拠地。時間は向こうに味方してしまう。しかし、時間を稼ぎたいのはこちらも同じことだ)


「迎撃を開始しろ!」


 指揮官が動揺を見せなかったことで、海兵らも冷静に対処。

 向かってくる黒い塊の先端を狙って銃弾を叩き込む。

 距離があるので弾丸自体の威力は低下するものの、これだけの数だ。外れる心配はなく、必ず何かしらには当たる。

 特に翼に当たれば鳥型魔獣にとっては致命的。

 直撃した個体はボトボトと湖に落ち、ギリギリ持ち直した個体でさえ、湖に生息している魚型魔獣がパックン!

 シャチがジャンプするかのごとく、水面から十数メートルも跳ね上がって捕食してしまう。

 どんなに空では強くても、水の中に引きずり込まれれば一巻の終わり。

 水棲魔獣は体躯が大きくなりやすい傾向にあり、こんな山の湖であっても二十メートル級の魔獣はざらにいる。

 彼らは湖に近寄る魔獣ならば何でも引きずり込んでしまうので、水鳥などは大好物。まさに入れ食い状態となる。


(よし、上手く食いついた! 地形はこちらの味方だ!)


 実はこれ、スザク軍の作戦である。

 すでに十二月に突入しているため清翔湖の大半は凍り、本来ならば分厚い氷に覆われている時期だ。

 しかし、スザク軍も何もせずに待っていたわけではない。

 肉体自慢の海兵を総動員し、陣を張った地点から数キロ内の氷を割ることに成功していた。

 ワカサギ釣り用の氷をあけるだけでも面倒なのだ。これだけの範囲の氷を破壊するにはかなりの労力を使ったろうが、とどめを刺さないで済む分だけ弾薬や術符を節約できる。

 スザク軍は、ありったけの弾丸で上空に弾幕を張り、魔獣の移動を阻止していく。

 ただし、相手は飛行しているので、律儀に真っ直ぐ来る必要はない。

 湖に落ちる個体が増えれば増えるほど、大きく湖を迂回してくる集団が増える。

 だが、それに対してはバンテツが率いる砲撃部隊が対応。

 森に潜んで待ち構え、近づいてきたところに炸裂砲弾をお見舞いする。

 こちらは以前も使った『上空炸裂砲弾』もあれば、単に刺激を与える煙玉を発射することもあるが、敵が混乱すれば効果十分。

 パニックに陥った先頭の鳥たちが急に飛ぶ角度を変えたことで、後ろを飛んでいた鳥たちもそれについていってしまう。

 いわゆる鳥の集団行動だ。

 種族によっては意識してやっている場合もあるが、眷属のような末端の鳥は習性で反射的に反応してしまう。

 なぜならば弱い鳥ほど群れる傾向にあり、危険を察知した個体に即座についていかねば生き残れないからだ。

 そのまま湖のほうに飛んでいけば、銃弾と水棲魔獣の餌食に。

 違う方向に飛んでいっても、さらなる混乱を後続に引き起こして進軍が遅くなる。

 どちらにしても時間を稼ぐことができるのだ。


―――「人間め、氷を割ったか。小癪な真似をする」

―――「それより眷属の馬鹿っぷりがなさけない。低級種族とはいえ、さすがに恥ずかしくなるぞ」


 その様子をヒポタングルの群れが後方から観察していた。

 眷属たちは指示を出せばある程度は目論見通り動くが、ヒポタングルより知能が数段劣るために、一度狂ってしまうと自力で立て直しが利かない。

 集団行動の習性も影響し、進軍中も気づけばいなくなっている群れもいるほどだ。

 所詮は低級の魔獣。そのすべてを掌握することは不可能だろう。

 スザクが予想した通り、数が増えれば増えるほど内部の混乱も増すのである。


―――「我らも出るか?」


 あまりの体たらくに、グレートタングルがマスカリオンに問う。

 だが、マスカリオンはじっと戦況を見据えながら首を横に振った。


―――「その必要はない。むしろ眷属を下がらせろ。一度引く」

―――「よいのか? 先陣を切ったのだから、戦果はあったほうが見栄えがよいぞ」

―――「猿や熊に見栄を張ったところで得るものはない。それに、相手は『あの人間』だ。やつらのしぶとさは嫌というほど知っているだろう? ここで戦力を無駄にするべきではない」

―――「ふむ、眷属はいくらでも湧いてくるとはいえ、わざわざ魚どもに食わせるには惜しいか。しかし、人間がまだ逃げていなかったとは驚きだ。我ら相手に本当に勝てると思っているのか?」

―――「あの馬鹿は死ぬまで直らぬ。が、戦えば死ぬまで抵抗を続けるはずだ。その愚かさに付き合うことはない」


 マスカリオンは眷属を下がらせて待機を選択。

 清翔湖の対岸まで撤退したようで、肉眼では視認できないほど離れていった。

 それをスザクが安堵の表情で見つめる。


「マスカリオンは正面衝突を嫌ったようだね。彼らしい選択だ」

「以前の戦いが効いておりますな。むしろ、あのまま全軍で突っ込んでこられるほうが困りました。さすがに防ぎようがありませぬ」

「それだけ損得勘定ができる魔獣だってことさ。でも、僕たちがここにいる限りはまたやってくるだろうね。つらいだろうが、できるだけ気勢を上げて迎撃にあたろう。頭が良いからこそ、我々の抵抗の意思が強ければ強いほどマスカリオンは仕掛けてこない。ここからは気合の勝負だ」


 魔獣の軍勢が動きを見せなかった理由の一つが、戦力の補充と拡充である。

 人間との戦いによって彼らも消耗した。個体数が多くない三大魔獣はすぐに増やせないが、その眷属たちはもともと出産数が多い。

 以前スザク軍と交戦した『カラトホリ〈赤爪鴉〉』、『ホークジャク〈風切鷹〉』、『トムカッコ〈落石鳥〉』も、捕食を制限することで意図的に増やすことができる。

 通常ならば難しいが、クルルが魔獣全体を統率すれば生態系を操作することも可能なのだ。


(一方で僕たちは、時間をかけるほど消耗していく。この構図は初期から何も変わっていない。それがわかっているから向こうも仕掛けない。誰だって死兵の相手なんてしたくないからね。しかし、彼のその行動こそ魔獣たちが一枚岩ではないことを証明してくれる。こちらが一致団結すれば、まだ勝ち目はあるんだ。我慢。今はとにかく我慢が大切だ)


 ハイザク率いる第二海軍が三袁峰を制圧できていれば、だいぶ情勢は変わっただろうが、現在は単なる死に戦である。

 魔獣から見ても手負いの獅子と真正面から戦うのは嫌らしい。放っておけば死に絶えるのだから、理性的なマスカリオンが積極的にならないことは想定通りといえる。

 こうしてマスカリオン軍が動きを控えた結果、スザク軍はおよそ四日間、清翔湖の防衛を成功させるのであった。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!

霜月雹花
ファンタジー
 神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。  神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。 書籍8巻11月24日発売します。 漫画版2巻まで発売中。

異世界亜人熟女ハーレム製作者

†真・筋坊主 しんなるきんちゃん†
ファンタジー
異世界転生して亜人の熟女ハーレムを作る話です 【注意】この作品は全てフィクションであり実在、歴史上の人物、場所、概念とは異なります。

転生?したら男女逆転世界

美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。 ※カクヨム様にも掲載しております

爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。

秋田ノ介
ファンタジー
  88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。  異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。  その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。  飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。  完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。  

男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺

マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。 その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。 彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。 そして....彼の身体は大丈夫なのか!?

スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する

カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、 23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。 急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。 完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。 そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。 最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。 すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。 どうやら本当にレベルアップしている模様。 「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」 最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。 他サイトにも掲載しています。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...