魔女っ子になるのはムリそうなので、幼馴染を魔法使いにします!~処女と童貞の焦らしプレイ~

かみゅG

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悪の女幹部3

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 この学校におかしな服を着た人間がいるかと訊かれました。
 だから、いないと答えました。

「…………」
「…………」

 女番長さんは固まっています。
 他に質問は無いようです。

「それでは、私はこれで」
「ま、待て!」

 用件は終わったと判断して私が立ち去ろうとすると、女番長さんが慌てて止めてきます。
 どうやら、まだ用件は終わっていなかったようです。

「そんなはずはない! この学校にいるのは間違いないんだ!」
「そう言われましても……」

 私は一年生なので、全校生徒を把握しているとは言い難いです。
 ですが、いくらなんでも『おかしな服』を着ている人がいれば知っていると思います。
 でも、私に心当たりはありません。

「具体的にどんな服装なんですか?」
「具体的にか。あたしが訊いたのは――」

 ヒントになりそうな情報を尋ねると、彼女が答えてきました。

「恥ずかしい服装だったらしい。痴女みたいなヤツだったらしい」
「恥ずかしい……」

 そういえば、『おかしな服』としか言っていなかったので、性別を知りませんでした。
 痴女ということは女性なのでしょう。
 そして、その女性は『恥ずかしい服装』をしているようです。
 恥ずかしい女性。
 私はそれに該当する人物に、一人心当たりがありました。

「もしかして、彼女ですか?」

 私は後ろにいた一人の女子生徒を指さしました。
 その女子生徒とは、おっぱいお化けです。

「ええ!? わ、私!?」

 私の指名を受けて、おっぱいお化けが驚いて声を上げます。
 その声で、私が誰を指しているか、女番長さんにも分かったようです。
 女番長さんが、おっぱいお化けに視線を向けます。

「あのパイスラッシュを見てください。朝っぱらから、いやらしいと思いませんか?」
「いや、えーっと……まあ、でかいとは思うが」

 私の説明を聞いて、女番長さんがおっぱいお化けをそう評価します。
 校門の周辺には生徒達が大勢います。
 彼らの視線が、女番長さんが『でかい』と評価した場所に集中します。

「~~~~っ!?」

 おっぱいお化けが顔を真っ赤にして、斜めにかけていた鞄の紐を、肩にかけなおします。
 紐により強調はされなくなりましたが、『でかい』のは一目で分かります。
 『恥ずかしい服装』であることは誤魔化せていません。

「走るとバスケットボールをドリブルしているみたいになるんですよ。恥ずかしいと思いませんか?」
「それは恥ずかしいな。いや、そうじゃないんだ」

 おっぱいお化けが、バッと胸を押さえるのが見えました。
 顔がますます赤くなっています。
 けれど、どうも、女番長さんが捜している人物は、おっぱいお化けではないようです。
 私は興味を失って、視線を女番長さんに戻します。

「あたしが言っているのは、体形のことじゃなくて、服装のことなんだ」
「服装ですか。ここは高校ですよ。服装といっても、学校指定の制服か部活のユニフォームくらいだと思いますけど」

 恥ずかしい制服やユニフォームなど、間違いなく学校側の許可が下りません。
 高校にいる生徒で恥ずかしい服装をしている人間は、いないように思います。
 いえ、そう判断するのは早計です。
 ひょっとしたら、生徒ではない可能性もあります。

「もしかして、捜している人というのは教師ですか? よろしければ職員室の場所まで案内しますよ?」
「教師じゃない、生徒のはずだ。……はずだよな? なんだか、自信がなくなってきた」

 捜し人が教師という推測は違ったようです。
 そうなると、困りました。
 心当たりが全くありません。
 女番長さんの方も、それ以上の情報は持っていないらしく困り顔です。

「放課後に改めて捜しに来たらどうですか? 放課後なら部活をしているので、ユニフォームを着ている姿を見ることができると思いますよ」
「…………そうするか」

 捜し人が見つかりそうにないと分かった女番長さんが、とぼとぼといった感じで去っていきます。
 取り巻きの不良達も、その後についていきます。

「また来るからな。覚えてろ」

 去り際、なぜか捨て台詞のようなものを言い残していきました。
 まあ、放課後に改めて捜しに来たらどうかと言ったのは私です。
 人を捜しているのを見かけたら、声をかけるくらいのことはしようと思います。

 なにはともあれ、校門前の騒動は終わりました。
 校門前に立ち止まっていた生徒達がぞくぞくと校舎に向かって歩いていきます。
 女番長さんと話していたら、予想より時間がかかってしまいました。
 私達も行かないと、遅刻してしまいます。

「私達も行きましょうか――ちょっと、加藤さん、なに? 痛いよ」
「~~~~っ!」

 私がソラとおっぱいお化けに声をかけると、おっぱいお化けがぽかぽかと叩いてきました。
 待たせたのは悪かったと思いますが、叩かれるほどではないと思います。

「あの、加藤さん。そんなに揺れていないから、大丈夫だと思うよ――わっ。痛いよ」
「~~~~~~~~ッ!!!」

 どうも、おっぱいお化けは先ほどの私の言葉を気にしていたようです。
 ソラがフォローしてくれますが、おっぱいお化けはソラまで叩き始めました。
 暴れるおっぱいお化けを落ち着かせて教室に着いたのは、ちょうどチャイムが鳴ったときでした。
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