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――やぁ、少年。この世に絶望していないかい?
そう声をかけてきたのは見たこともない女だった。
「見たこともない」というのはただ「知らない女」という意味だけではない。
彼女の持つ雰囲気が埒外だった。
白いコートの下に来ている黒のトップスは胸のギリギリまで開いている。
二つの乳房の間には切れ込みは左右を紐が交差しながら繋ぎ止めていた。
ボトムスは黒のミニスカート。
そこから蠱惑的な生足が伸びる。
「――視線の動き方が童貞丸出しだな。少年」
女は腰に手を当てたまま、ニヤリと唇の端を上げた。
漆黒の長い髪は、この街の夜闇より、なお黒かった。
「……あんた、誰だよ」
「それは名前を聞いているのかい? それとも存在を問うているのかい?」
「――二つの違いが、よくわからないんだけど?」
「そうか。それは残念だ。今言った二つは根本的に違うものだぞ」
「言葉としては違うのは分かるけれど、結局同じようなものじゃないのか?」
「――君はシニフィアンとシニフェを混同するのだな。――凡百のように」
女は独り言のように、呟いた。
「何だよそれ、知らんけど。あんたは――僕に何の用なのさ?」
「――そうだな。用がなければ見知らぬ女はベンチに座る少年に声をかけてはいけない。まぁ、そういう世界なんだろうな。ここは」
意味のわからない言葉。掴みどころのないやり取り。
なんだかすぐには終わらなそうなので、僕はヘッドホンを肩に下ろした。
それと同時に、ふと、いつになく自分が饒舌なことに気づいた。
少し不思議だった。学校だとこうはいかない。
学校という世界では僕はそれに馴染むことができずボッチをやっている。
だから、どこか、それこそ自分が『新世界』にいる心地がした。
僕がそんなことを考えている間に、女は少しだけ動く。
やおら、僕の隣へと腰を下ろした。
そして彼女は、ベンチの背もたれに体重を預け、足を組んだ。
白い太腿が重ねられる。
短いスカートの中が見えそうだった。
「少年。――視線、視線。童貞が過ぎるぞ」
「――仕方ないでしょ。不可抗力です。っていうか、わざとでしょ」
「アハハハ。そうだな。わざとさ。だけど、このくらい世の中の女子はやっているぞ。意識的に、または無意識的に。君がこの世界で生き抜きたいなら、そのくらいを推し量り、乗りこなす力はつけたまえ」
そういわれれば、そうなのかも。それが正論なのか。
そう思い始める自分もいる。
人の心の中はわからない。
学校の女の子たちのする一挙手一投足の持つ意味。視線や仕草の持つ意味。
好きなあの子の視線をいつも気にしてしまう自分。
だからついつい追ってしまう自分の視線。
それがまた誰かに見られる。
疑心暗鬼。疎外感。不信感。戸惑い。
でも本当のところは誰にも分からない。
人の心の中は誰にもわからないのだから。
「少年の好きな女の子――綾瀬みはる。彼女だって、相当なもんだよ?」
突然飛び出した名前に、僕は弾かれたように顔を上げる。
「――は? どうしてその名前を知っているの? ていうかあんた本当に誰!?」
「分かるさ。だって私は絶対者だからね。君の全ては――お見通しなのさ」
高校の入学式。桜の木の下で笑う彼女を初めて見た時に恋に落ちた。
綾瀬みはるは僕が片想いしている同じクラスの女子だ。
長い髪を春風に揺らす彼女は、同じ中学出身の女子たちとふざけ合っていた。
それは今まで見たこともないような一輪の花だった。
――高嶺の花だった。
でも学校でボッチになった僕が、そんな高嶺の花に手を伸ばせるはずもない。
そもそも僕は陽キャでもなんでもないから、コミュ力だってない。
自慢じゃないが、もはや自己肯定感だってあんまりない。
だからこの一年半、彼女のことは眺めるだけ。
いつか彼女に近づいて、いつか彼女と言葉を交わして、いつか彼女と親しくなる。
そんな未来はこなかった。
少なくとも高校二年生の今までは。
完全な平行線の先に辿り着いたのが、この世界線の「現在」という到達点だ。
「綾瀬みはるのことが好きかい」
「――ああ、好きだよ」
なぜか本当の気持ちが言葉になる。
とても不思議だった。
初めて出会った奇妙な女に、こうも素直に話している。
僕は――綾瀬みはるのことが好きだ。
そう口にすると、何かが動き出す気がした。
そして動き始めた気がした。
この絶対者を名乗る女に突き動かされて。
「どのくらい好きなのさ。人生を賭すくらいにかい? 世界を敵に回すくらいにかい? それとも彼女の動画があれば一人でオナニーに耽る程度にかい?」
「――例えの落差」
「皮肉が効いているだろ? 絶対者にはセンスがあるんだ」
それはセンスなのだろうか?
「なんでそんなことを聞くのさ? 聞いてどうするのさ?」
「――ハッ、愚問だね。この私がただ質問して『ふーん、そうなんだ~』で終わる恋バナ系女子にでも見えるというのかい? この絶対者たる私がっ!」
腕を組んでふんぞり返る自称「絶対者」の怪しい女。
僕は心の中で「知らんがな」と呟く。
だってそうだろ?
今さっき会ったばかりの露出度高めの変質者系の女。
それが今、僕が彼女に抱いている印象だ。
綾瀬みはるのことを知っていたりしたのは驚きだ。
でも別に特別な存在でなくてもそれを知ることはできる。
同級生の男子数名は僕の恋心を知っているし、綾瀬みはるの取り巻きの女子が、僕からの視線に気づいていている可能性だってある。
そう考えると、現状、「彼女は絶対者めいた『魔女』か変質者めいた『ストーカー』か?」と問われたら、残念ながらストーカーの方に軍配が上がる。
「君を助けてあげようと思ってね。――あてどない道を迷う君のことを」
「――僕を助ける? もしかして、綾瀬みはると僕をくっつけるとか、……そういうこと?」
同じ高校の女子でもないだろう彼女がなぜそんなことを言い出すのか?
それが全く分からないまま、尋ねる。
すると彼女は唇を横に開き、邪悪な笑みを浮かべた。
「ああ、そうさ。君に力をあげよう。君が君として君になれる『魔法の力』を」
「――魔法の力?」
左隣から、僕の太腿の上を伝って伸ばされた細い指が、僕の右手に触れた。
それはその手から、大切なものをするりと掠め取る。
「――ちょっと、何するの? 返してよ。僕のスマホ!」
「まぁ、落ち着け、少年。悪いようにはしないさ」
彼女は画面をスワイプすると、一発で認証画面を突破した。
スマホのロックは解除された。
「え? なんで、アンロックできるの? って、勝手に何してんだよ」
「いいからいいから。まあ、見てなって」
彼女はスマホのカメラを自身の左手の甲にかざす。
その肌には何かのQRコードが浮かび上がっていた。
URLが開き、スマホがアクセスを開始する。
ダウンロードのインジケータが伸びていく。
やがてダウンロードされた何かのファイルを、彼女はインストールした。
「ほい。完了」
異常に手慣れた操作。あっという間の出来事だった。
終わると彼女は僕のスマホを放り投げて来た。
キャッチする。落とさないように。
何をされたのだろうか?
変なアプリでもインストールされたのだろうか?
急いでロックを解除すると、ホーム画面にアイコンを精査した。
そこには見覚えのないアプリのアイコンが一つ存在した。
一瞬躊躇ったが、僕はクリックしてそれを立ち上げた。
起動するだけならば――害も無いだろうと。
画面いっぱいに広がる起動画面。
そして、中央に展開されるアプリ名称のスプライト。
――X-BOOK
戸惑う僕に、夜闇の絶対者が告げる。
「X-BOOK――周りの人間を思いのままに操る禁断のアプリ。いわゆる――催眠アプリさ」
だから世界の変革を始めよう。
そう声をかけてきたのは見たこともない女だった。
「見たこともない」というのはただ「知らない女」という意味だけではない。
彼女の持つ雰囲気が埒外だった。
白いコートの下に来ている黒のトップスは胸のギリギリまで開いている。
二つの乳房の間には切れ込みは左右を紐が交差しながら繋ぎ止めていた。
ボトムスは黒のミニスカート。
そこから蠱惑的な生足が伸びる。
「――視線の動き方が童貞丸出しだな。少年」
女は腰に手を当てたまま、ニヤリと唇の端を上げた。
漆黒の長い髪は、この街の夜闇より、なお黒かった。
「……あんた、誰だよ」
「それは名前を聞いているのかい? それとも存在を問うているのかい?」
「――二つの違いが、よくわからないんだけど?」
「そうか。それは残念だ。今言った二つは根本的に違うものだぞ」
「言葉としては違うのは分かるけれど、結局同じようなものじゃないのか?」
「――君はシニフィアンとシニフェを混同するのだな。――凡百のように」
女は独り言のように、呟いた。
「何だよそれ、知らんけど。あんたは――僕に何の用なのさ?」
「――そうだな。用がなければ見知らぬ女はベンチに座る少年に声をかけてはいけない。まぁ、そういう世界なんだろうな。ここは」
意味のわからない言葉。掴みどころのないやり取り。
なんだかすぐには終わらなそうなので、僕はヘッドホンを肩に下ろした。
それと同時に、ふと、いつになく自分が饒舌なことに気づいた。
少し不思議だった。学校だとこうはいかない。
学校という世界では僕はそれに馴染むことができずボッチをやっている。
だから、どこか、それこそ自分が『新世界』にいる心地がした。
僕がそんなことを考えている間に、女は少しだけ動く。
やおら、僕の隣へと腰を下ろした。
そして彼女は、ベンチの背もたれに体重を預け、足を組んだ。
白い太腿が重ねられる。
短いスカートの中が見えそうだった。
「少年。――視線、視線。童貞が過ぎるぞ」
「――仕方ないでしょ。不可抗力です。っていうか、わざとでしょ」
「アハハハ。そうだな。わざとさ。だけど、このくらい世の中の女子はやっているぞ。意識的に、または無意識的に。君がこの世界で生き抜きたいなら、そのくらいを推し量り、乗りこなす力はつけたまえ」
そういわれれば、そうなのかも。それが正論なのか。
そう思い始める自分もいる。
人の心の中はわからない。
学校の女の子たちのする一挙手一投足の持つ意味。視線や仕草の持つ意味。
好きなあの子の視線をいつも気にしてしまう自分。
だからついつい追ってしまう自分の視線。
それがまた誰かに見られる。
疑心暗鬼。疎外感。不信感。戸惑い。
でも本当のところは誰にも分からない。
人の心の中は誰にもわからないのだから。
「少年の好きな女の子――綾瀬みはる。彼女だって、相当なもんだよ?」
突然飛び出した名前に、僕は弾かれたように顔を上げる。
「――は? どうしてその名前を知っているの? ていうかあんた本当に誰!?」
「分かるさ。だって私は絶対者だからね。君の全ては――お見通しなのさ」
高校の入学式。桜の木の下で笑う彼女を初めて見た時に恋に落ちた。
綾瀬みはるは僕が片想いしている同じクラスの女子だ。
長い髪を春風に揺らす彼女は、同じ中学出身の女子たちとふざけ合っていた。
それは今まで見たこともないような一輪の花だった。
――高嶺の花だった。
でも学校でボッチになった僕が、そんな高嶺の花に手を伸ばせるはずもない。
そもそも僕は陽キャでもなんでもないから、コミュ力だってない。
自慢じゃないが、もはや自己肯定感だってあんまりない。
だからこの一年半、彼女のことは眺めるだけ。
いつか彼女に近づいて、いつか彼女と言葉を交わして、いつか彼女と親しくなる。
そんな未来はこなかった。
少なくとも高校二年生の今までは。
完全な平行線の先に辿り着いたのが、この世界線の「現在」という到達点だ。
「綾瀬みはるのことが好きかい」
「――ああ、好きだよ」
なぜか本当の気持ちが言葉になる。
とても不思議だった。
初めて出会った奇妙な女に、こうも素直に話している。
僕は――綾瀬みはるのことが好きだ。
そう口にすると、何かが動き出す気がした。
そして動き始めた気がした。
この絶対者を名乗る女に突き動かされて。
「どのくらい好きなのさ。人生を賭すくらいにかい? 世界を敵に回すくらいにかい? それとも彼女の動画があれば一人でオナニーに耽る程度にかい?」
「――例えの落差」
「皮肉が効いているだろ? 絶対者にはセンスがあるんだ」
それはセンスなのだろうか?
「なんでそんなことを聞くのさ? 聞いてどうするのさ?」
「――ハッ、愚問だね。この私がただ質問して『ふーん、そうなんだ~』で終わる恋バナ系女子にでも見えるというのかい? この絶対者たる私がっ!」
腕を組んでふんぞり返る自称「絶対者」の怪しい女。
僕は心の中で「知らんがな」と呟く。
だってそうだろ?
今さっき会ったばかりの露出度高めの変質者系の女。
それが今、僕が彼女に抱いている印象だ。
綾瀬みはるのことを知っていたりしたのは驚きだ。
でも別に特別な存在でなくてもそれを知ることはできる。
同級生の男子数名は僕の恋心を知っているし、綾瀬みはるの取り巻きの女子が、僕からの視線に気づいていている可能性だってある。
そう考えると、現状、「彼女は絶対者めいた『魔女』か変質者めいた『ストーカー』か?」と問われたら、残念ながらストーカーの方に軍配が上がる。
「君を助けてあげようと思ってね。――あてどない道を迷う君のことを」
「――僕を助ける? もしかして、綾瀬みはると僕をくっつけるとか、……そういうこと?」
同じ高校の女子でもないだろう彼女がなぜそんなことを言い出すのか?
それが全く分からないまま、尋ねる。
すると彼女は唇を横に開き、邪悪な笑みを浮かべた。
「ああ、そうさ。君に力をあげよう。君が君として君になれる『魔法の力』を」
「――魔法の力?」
左隣から、僕の太腿の上を伝って伸ばされた細い指が、僕の右手に触れた。
それはその手から、大切なものをするりと掠め取る。
「――ちょっと、何するの? 返してよ。僕のスマホ!」
「まぁ、落ち着け、少年。悪いようにはしないさ」
彼女は画面をスワイプすると、一発で認証画面を突破した。
スマホのロックは解除された。
「え? なんで、アンロックできるの? って、勝手に何してんだよ」
「いいからいいから。まあ、見てなって」
彼女はスマホのカメラを自身の左手の甲にかざす。
その肌には何かのQRコードが浮かび上がっていた。
URLが開き、スマホがアクセスを開始する。
ダウンロードのインジケータが伸びていく。
やがてダウンロードされた何かのファイルを、彼女はインストールした。
「ほい。完了」
異常に手慣れた操作。あっという間の出来事だった。
終わると彼女は僕のスマホを放り投げて来た。
キャッチする。落とさないように。
何をされたのだろうか?
変なアプリでもインストールされたのだろうか?
急いでロックを解除すると、ホーム画面にアイコンを精査した。
そこには見覚えのないアプリのアイコンが一つ存在した。
一瞬躊躇ったが、僕はクリックしてそれを立ち上げた。
起動するだけならば――害も無いだろうと。
画面いっぱいに広がる起動画面。
そして、中央に展開されるアプリ名称のスプライト。
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