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距離(後編)
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「いい新人が入りそうなんだよ」
「朔良と櫂を全面的に売り出したい」
「旅もの撮影をしたい」
SUUとKANが、新人を連れてきた。
朔良と櫂という、大型新人。
今までも、新人と言って連れてこられたモデルは何人かいた。でも、デビューできないまま終わる者もいたし、結局消えていく奴らばかりだった。
朔良と櫂、2人デビューを合わせたのも、長く続けてほしいというスタッフの想いだろうか。
珍しい2人同時という新人お披露目は、成功した。
『連休、大丈夫なん?』
『ん、なんとかする』
『無理すんな』
『いつまでできるかわからへんやん、旅もの俺も行きたい』
『何言うとんねや』
凌空との絡みであることはわかっていた。
旅ものなら、帰りの時間を気にしなくていい。
ちゃんと、ちゃんと作品をつくりたい。
そう思っていた。
そう思って、参加した旅だった。
「おはよー」
「おはよー今日野外らしいやん」
「なぁ? ヤバイよなぁ~久々だよ」
「ちゃんと人避けするからー」
野外は、人がいない時間帯にやるしかない。
照明を煌々と照らすわけにもいかない。
必然的に、早朝になる。
始発で新幹線に飛び乗って、現地に集まった。
人気のない岩場。
「なんでこんな早くに呼び出すん」
「だって、アイツらに邪魔されたくなかったんだもん」
「へぇ……弦といい雰囲気のくせに?」
「なに? 妬いてんの?」
「え、浮気しとんの?」
「待てって質問に質問で返すな!」
「いやいやこっちの質問の方が重要やろッーー」
尖らせた唇を塞ぐように、凌空は自らの唇を重ねた。
抵抗するようにもがく斗真の手首を岩場に押さえつけ、凌空は舌をねじ込む。
徐々に力が抜けていく斗真を感じ、凌空はゆっくりと舌を絡ませた。クチュっという音を響かせる。
「凌空……ずりぃよ……」
「だって斗真、黙んねえんだもん……」
目を細めた斗真は、再びゆっくりと目を閉じて、凌空の降らせるキスの雨を感じた。柔らかい唇が触れる。
何度も、何度も重ねた唇。
そのカタチも、柔らかさも、きっと誰よりも知っている。
Tシャツを脱がし、脇の岩場へ放る。
朝とはいえ夏場。
ジリジリと太陽が照らし、その背中はじっとりと汗ばむ。
「汗すごっ……」
「日差し……もろ浴びてんだよ、あっちぃよ」
「変わる?」
ゴロリとその場を入れ替わる。
ベッドのように、転がることができない。
2人を隠すように窪みになった岩場。
ふたりと、カメラマンが入れるだけのスペース。
「あっつぅっ!!」
背を岩場につけた凌空が、飛び跳ねた。
「ははっ大丈夫かよっ」
「あっちぃよ背中火傷してない?」
「あ、ここ? 赤くなっとるわ」
「しかも岩! いってぇ~背中っ!」
「ちょっとちょっとまだカメラ回ってるから!」
いつのまにか素に戻るふたりに、SUUがカメラを止める。辺りを見渡し、人が来ていないことを確認し、そして2人を見下ろした。
「野外だからのんびりできないから、どんどんいくよー。凌空、斗真のいた場所に背中つけなさい」
「ふぁあーい」
「そこからスタートするよ、斗真、大丈夫?」
「はーい」
いつもの、緊張感のない返事。
いつもと変わらない。
「スタート」の声に、その行為を始める。
凌空の首筋に、キスをする。汗ばんだ首筋。
もはや、彼の汗の香り、その塩味すら、知っている。
彼の筋肉、小さな突起、割れた腹の筋肉に、吸い付きそして、ラフなパンツをずり下げまだ柔らかいソレを咥え込む。
最初は躊躇いがあった、この行為。
もうそれに、躊躇いはない。
今は、凌空という恋人との甘く、少し危険なSEXをしているから。
戸惑いもない。
少しずつ勃ち上がってきたことを確認して、ボクサーパンツをずり下げる。
「すっかり元気やん」
「斗真がエロいことするからだろ……」
「外やのに?」
「外だから?」
トロリとした顔で、頬を赤く染めた凌空は、その刺激を受け声を漏らす。シーツではない、岩場に指を立て、その指が空を掴む。
「んーっ……」
「声出すなや……」
「無理……」
「人、来んで……」
「だって……気持ちいい……あーッ……」
その声に、ふと、周りに視線を移した斗真は、動くカメラを視界に捉えた。慌ててその視線を他へ移す。
「こっち岩場危ないよー」
遠くで、人避けをするスタッフの声が斗真の耳に届き、SUUが一瞬その声の方に視線をやる影を視界の端に捉える。
「斗真っ……斗真激しいっ…ーー」
その声に、斗真は我に帰った。
「あーっ……夢中やった……」
「なに? ……イカされるかと思ったわー……」
「ふっ……やったろか? 仕返し……」
「いらん! 交代交代っ!」
尖らせた凌空の唇。
凌空は、何も言わない。
それでもきっと、気づいている。
一瞬、気が逸れた。
カメラや周りの動きを気にした。
気にはする。
プロだから。
夢中でただやっていればいいわけではない。
見せ方、カメラの位置、を気にしながら絡みをする。
今、凌空のことを、忘れた。
頭から、凌空の存在が、消えた。
集中できていない、証拠だった。
「斗真……大丈夫か……」
「のぼせそう……」
「俺にか?」
凌空はニヤリと笑って、刺激をはじめた。
すっかり気持ちいい場所を知っている凌空は、あっと言う間に勃たせてみせる。
「さすがやな……」
「何年の付き合いだと思ってんだよ……」
大きくなったモノを咥え凌空は、じゅるりと音を立てながら夢中で味わった。
きっと、今の会話は自分への、忠告。
「大丈夫か?」
「何年の付き合いだと思ってんだよ」
全てをわかった凌空からの忠告と、そしてフォロー。
気持ちは変わらないのに。
作品を作りたい気持ち。
凌空やここのスタッフといる心地よさ。
作品創りへの意欲、刺激。
なにも、自分の中で変わっているつもりはないのに、少しだけ、何かが変わってしまった。本当に、小さな小さな変化なのに、気になって仕方がない違和感。それを、凌空もスタッフも勘付いてそして、フォローしている現実。
「斗真……こっち見て……」
「斗真……斗真ーーッ……」
『斗真』と名を呼ぶ凌空の声は、その世界へと引き戻そうとしているように思えた。ジリジリと焼ける岩肌に手をつき、後ろから刺激を受けながら、必死に『凌空』の名を呼び、その世界へと舞い戻ろうと試みた。
あと少し、あと少しで、戻れるような気がして。
片手で大きくなった自らのソレに刺激を与えながら、凌空を求めた。後ろから凌空は、斗真にキスを求めた。
「斗真……キスして……」
その掠れた声は、マイクに拾われたのだろうか。
大きな波の音が、聞こえた。
「凌空……」
首筋を撫でられ、キスをした。
そして凌空と斗真は、ほとんど同時に、絶頂を迎え岩場にトロリと欲を吐き出した。
「斗真のさぁ~このカタチおもろいよな」
「は? なんの話やねん」
「だって見てよ、ちょっと平べったいの」
「お前は、左曲りやろ」
「モザイクって薄いの? カタチとかわかるんかな?」
「なんの話やねんアンタら……」
なんてことない、どうでもいい会話をして、笑い合った。
「凌空なんでクッション払いのけたん?」
「えーだって顔見えんかな思ってさーそしたらダダダーって落ちてっちゃった」
「ええとこやったのに」
見せ方を気にして、クッションの位置、柔らかさにまで、こだわった。
あんなにも、居心地の良かった場所だったのに。
「スイッチ入った瞬間あるやん?それはさ、軽く手首らへんを掴むとかで、そーゆーふうに見えんで」
朔良と櫂に、絡みのコツを教えながら、それを必死で吸収しようとする彼らを見て、思ってしまった。
あぁ、俺の役目は終わったんだな……と。
彼らがファンから認知されて、受け入れられたら、もう本当に、終わりだと。
*
電車を降りて、スマホをタップする。
『もしもし』
「あ、JIN?」
『なんだよ、珍しいなお前から電話なんて』
「俺……引退しようと思う」
『どーした? ついに決めたか?』
「うん、ちょっと最近気持ちがついていかれへん」
『そうか……』
「JINの言ってた引退って、なんだったんだよ」
『気持ちがついていかれへん、って言われる前に、引退さしてやりたかった』
「あー……そういうことか……」
そういうことか……
斗真は、駅を出て、空を見上げた。
遠くに小さな月が、ぼんやり見える。
スマホがポケットの中で、ブルブルと震える。
遠く離れた横浜の地で、行き交うメッセージ。
大阪の街は、今日も賑やかで、空は、明るい。
「いい新人が入りそうなんだよ」
「朔良と櫂を全面的に売り出したい」
「旅もの撮影をしたい」
SUUとKANが、新人を連れてきた。
朔良と櫂という、大型新人。
今までも、新人と言って連れてこられたモデルは何人かいた。でも、デビューできないまま終わる者もいたし、結局消えていく奴らばかりだった。
朔良と櫂、2人デビューを合わせたのも、長く続けてほしいというスタッフの想いだろうか。
珍しい2人同時という新人お披露目は、成功した。
『連休、大丈夫なん?』
『ん、なんとかする』
『無理すんな』
『いつまでできるかわからへんやん、旅もの俺も行きたい』
『何言うとんねや』
凌空との絡みであることはわかっていた。
旅ものなら、帰りの時間を気にしなくていい。
ちゃんと、ちゃんと作品をつくりたい。
そう思っていた。
そう思って、参加した旅だった。
「おはよー」
「おはよー今日野外らしいやん」
「なぁ? ヤバイよなぁ~久々だよ」
「ちゃんと人避けするからー」
野外は、人がいない時間帯にやるしかない。
照明を煌々と照らすわけにもいかない。
必然的に、早朝になる。
始発で新幹線に飛び乗って、現地に集まった。
人気のない岩場。
「なんでこんな早くに呼び出すん」
「だって、アイツらに邪魔されたくなかったんだもん」
「へぇ……弦といい雰囲気のくせに?」
「なに? 妬いてんの?」
「え、浮気しとんの?」
「待てって質問に質問で返すな!」
「いやいやこっちの質問の方が重要やろッーー」
尖らせた唇を塞ぐように、凌空は自らの唇を重ねた。
抵抗するようにもがく斗真の手首を岩場に押さえつけ、凌空は舌をねじ込む。
徐々に力が抜けていく斗真を感じ、凌空はゆっくりと舌を絡ませた。クチュっという音を響かせる。
「凌空……ずりぃよ……」
「だって斗真、黙んねえんだもん……」
目を細めた斗真は、再びゆっくりと目を閉じて、凌空の降らせるキスの雨を感じた。柔らかい唇が触れる。
何度も、何度も重ねた唇。
そのカタチも、柔らかさも、きっと誰よりも知っている。
Tシャツを脱がし、脇の岩場へ放る。
朝とはいえ夏場。
ジリジリと太陽が照らし、その背中はじっとりと汗ばむ。
「汗すごっ……」
「日差し……もろ浴びてんだよ、あっちぃよ」
「変わる?」
ゴロリとその場を入れ替わる。
ベッドのように、転がることができない。
2人を隠すように窪みになった岩場。
ふたりと、カメラマンが入れるだけのスペース。
「あっつぅっ!!」
背を岩場につけた凌空が、飛び跳ねた。
「ははっ大丈夫かよっ」
「あっちぃよ背中火傷してない?」
「あ、ここ? 赤くなっとるわ」
「しかも岩! いってぇ~背中っ!」
「ちょっとちょっとまだカメラ回ってるから!」
いつのまにか素に戻るふたりに、SUUがカメラを止める。辺りを見渡し、人が来ていないことを確認し、そして2人を見下ろした。
「野外だからのんびりできないから、どんどんいくよー。凌空、斗真のいた場所に背中つけなさい」
「ふぁあーい」
「そこからスタートするよ、斗真、大丈夫?」
「はーい」
いつもの、緊張感のない返事。
いつもと変わらない。
「スタート」の声に、その行為を始める。
凌空の首筋に、キスをする。汗ばんだ首筋。
もはや、彼の汗の香り、その塩味すら、知っている。
彼の筋肉、小さな突起、割れた腹の筋肉に、吸い付きそして、ラフなパンツをずり下げまだ柔らかいソレを咥え込む。
最初は躊躇いがあった、この行為。
もうそれに、躊躇いはない。
今は、凌空という恋人との甘く、少し危険なSEXをしているから。
戸惑いもない。
少しずつ勃ち上がってきたことを確認して、ボクサーパンツをずり下げる。
「すっかり元気やん」
「斗真がエロいことするからだろ……」
「外やのに?」
「外だから?」
トロリとした顔で、頬を赤く染めた凌空は、その刺激を受け声を漏らす。シーツではない、岩場に指を立て、その指が空を掴む。
「んーっ……」
「声出すなや……」
「無理……」
「人、来んで……」
「だって……気持ちいい……あーッ……」
その声に、ふと、周りに視線を移した斗真は、動くカメラを視界に捉えた。慌ててその視線を他へ移す。
「こっち岩場危ないよー」
遠くで、人避けをするスタッフの声が斗真の耳に届き、SUUが一瞬その声の方に視線をやる影を視界の端に捉える。
「斗真っ……斗真激しいっ…ーー」
その声に、斗真は我に帰った。
「あーっ……夢中やった……」
「なに? ……イカされるかと思ったわー……」
「ふっ……やったろか? 仕返し……」
「いらん! 交代交代っ!」
尖らせた凌空の唇。
凌空は、何も言わない。
それでもきっと、気づいている。
一瞬、気が逸れた。
カメラや周りの動きを気にした。
気にはする。
プロだから。
夢中でただやっていればいいわけではない。
見せ方、カメラの位置、を気にしながら絡みをする。
今、凌空のことを、忘れた。
頭から、凌空の存在が、消えた。
集中できていない、証拠だった。
「斗真……大丈夫か……」
「のぼせそう……」
「俺にか?」
凌空はニヤリと笑って、刺激をはじめた。
すっかり気持ちいい場所を知っている凌空は、あっと言う間に勃たせてみせる。
「さすがやな……」
「何年の付き合いだと思ってんだよ……」
大きくなったモノを咥え凌空は、じゅるりと音を立てながら夢中で味わった。
きっと、今の会話は自分への、忠告。
「大丈夫か?」
「何年の付き合いだと思ってんだよ」
全てをわかった凌空からの忠告と、そしてフォロー。
気持ちは変わらないのに。
作品を作りたい気持ち。
凌空やここのスタッフといる心地よさ。
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なにも、自分の中で変わっているつもりはないのに、少しだけ、何かが変わってしまった。本当に、小さな小さな変化なのに、気になって仕方がない違和感。それを、凌空もスタッフも勘付いてそして、フォローしている現実。
「斗真……こっち見て……」
「斗真……斗真ーーッ……」
『斗真』と名を呼ぶ凌空の声は、その世界へと引き戻そうとしているように思えた。ジリジリと焼ける岩肌に手をつき、後ろから刺激を受けながら、必死に『凌空』の名を呼び、その世界へと舞い戻ろうと試みた。
あと少し、あと少しで、戻れるような気がして。
片手で大きくなった自らのソレに刺激を与えながら、凌空を求めた。後ろから凌空は、斗真にキスを求めた。
「斗真……キスして……」
その掠れた声は、マイクに拾われたのだろうか。
大きな波の音が、聞こえた。
「凌空……」
首筋を撫でられ、キスをした。
そして凌空と斗真は、ほとんど同時に、絶頂を迎え岩場にトロリと欲を吐き出した。
「斗真のさぁ~このカタチおもろいよな」
「は? なんの話やねん」
「だって見てよ、ちょっと平べったいの」
「お前は、左曲りやろ」
「モザイクって薄いの? カタチとかわかるんかな?」
「なんの話やねんアンタら……」
なんてことない、どうでもいい会話をして、笑い合った。
「凌空なんでクッション払いのけたん?」
「えーだって顔見えんかな思ってさーそしたらダダダーって落ちてっちゃった」
「ええとこやったのに」
見せ方を気にして、クッションの位置、柔らかさにまで、こだわった。
あんなにも、居心地の良かった場所だったのに。
「スイッチ入った瞬間あるやん?それはさ、軽く手首らへんを掴むとかで、そーゆーふうに見えんで」
朔良と櫂に、絡みのコツを教えながら、それを必死で吸収しようとする彼らを見て、思ってしまった。
あぁ、俺の役目は終わったんだな……と。
彼らがファンから認知されて、受け入れられたら、もう本当に、終わりだと。
*
電車を降りて、スマホをタップする。
『もしもし』
「あ、JIN?」
『なんだよ、珍しいなお前から電話なんて』
「俺……引退しようと思う」
『どーした? ついに決めたか?』
「うん、ちょっと最近気持ちがついていかれへん」
『そうか……』
「JINの言ってた引退って、なんだったんだよ」
『気持ちがついていかれへん、って言われる前に、引退さしてやりたかった』
「あー……そういうことか……」
そういうことか……
斗真は、駅を出て、空を見上げた。
遠くに小さな月が、ぼんやり見える。
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