11 / 41
私と友達
第4話 皆仲良くしようの魔法
古屋さんと話したことをきっかけにして、これまで考えてなかった別の視点が霧が晴れるかのように見えてくる。
これまで自分の視点だけで起った出来事をみていて、周りでいったいどういったことが起こったかわからないまま時間が過ぎていってたのに。
別の視点で考えてみると、今までわからなかった離れて行った人の理由が見え始めてしまう。
例えば新学期の間はつるんでいたのに、いつの間にか離れてしまった子。
小学生の頃はグループの誰かと喧嘩したり、これは離れて当然だよねというあきらかな原因が周りにもわかる状況だったけれど。
中学の頃は、もめる以外でグループから穏便に離れる子ってのがでてきた。
同じグループだったのにいつの間にか他の子と話すようになって、他の子と話す時間が長くなるにつれてこちらのグループにいる時間が少なくなって……気づけば自然とグループから抜けてしまう子。
その後グループが変わったからと無視とかすることもなく、顔を合わせると挨拶して、ちょっと雑談したりもするそんな関係になった子が誰しもいると思う。
当時はもっと気の合う子がいたのかな? くらいで気にも留めなかったけれど。
今更のことなんだけれど、この子といると何かモヤモヤすることがあるからとか。
このグループよりも別のグループの子と仲良くしたほうが楽しいかもというのがあったのではないだろうか? と思い始めてしまう。
私はどちらかというと仲間外れはよくないよねと思うタイプで、さっき古屋さんと話していた遅刻するような子とも、遅刻しないようにいろいろ言いながらも、毎回毎回待たされて遊ぶタイプだったし、一緒にいる子はそういう優しい子ってのがいつも多かったかも。
今までは、皆と仲良くしないことは悪いこと、だから仲良くしなきゃって考えていた。
だから、うーんって思うことがあっても、虐められたりするわけではないし、そこまで悪い子じゃないから仲よくしてきた。
高校ではいつも遅刻する子には、遅刻してこないでね! と念押ししたり。
その子だけ早めの時間を伝えたり、なんとかその子が治してくれればとがんばるだけで、その子との付き合い自体をどうするかとか考えたことなんてなかった。
思えば集まろう~ってなったときに、最近は課題が忙しいしごめんと断る子もでてきている。
高校の頃とちがい、遅刻する子と毎日顔を合わせることもないからこそ、やんわりと断りだす子がでているのかもしれない。
私の大学で所属するグループも前は6人組だったのに、仲たがいしたわけではないのに3,3で別れた。
いろいろ遊びを計画してくれる子と、愚痴ばかりのグループに。
私も愚痴を言う側のときは気が付かなかったけれど。
ネガティブなことがずっと続く食事はおいしくなく。
皆バイトで忙しいし、誰も幹事や提案をするわけではないから、せっかくの春休みだというのに。
夏休みとは違い旅行の予定は愚か、遊びの予定すらたっていない。
ちょっとだけ、このまま3人での大学生活を考えてみたけれど。
昼食の時に愚痴を聞き続けるのはしんどいし。
せっかくの大学生なのに、なんの遊びの予定もないままはちょっと味気なさすぎる。
「今度は何考えてるの?」
古屋さんに話しかけられてハッと気が付いた。
私は食べている途中でずいぶんと長く考え込んでいたみたいだ。
今のグループで悩んでいると言いそうになって私はやめた。
愚痴ばかりの話はしんどくなる。私はこの前古屋さんに思いっきりそういう一面を見せたばかりだし。
「古屋さんは春休み旅行とかする?」
私はあえて楽しい話へと変えた。
古屋さんと話すとなんか悩みが少し解決するみたいな、なんていうか友達になってこれからも会ってくれるかはわからないけれど。
会うと毎回愚痴とは思われたくなかった。
「今のところ2回は行くの決定かな。もう一つくらいは行きたかったんだけど。バイトもやめちゃったからちょっときびしいかなって。私定期的にライブで県外遠征するから、その費用が半分旅行みたいなもので結構かかっちゃうんだよね。石井さんは?」
「私は……今のところ予定なしデス」
「あっ、友達と旅行は気を使って楽しめないタイプとか?」
「私が今いるグループの子バイト忙しくて。もう3月のシフトは出ているだろうし。今更ってなるときびしいかなって」
「とりあえず声をかけるだけかけてみたら? いつもの子たちは無理でも他の子は捕まるかもよ」
「確かに……」
そうかいつメンじゃなくてもいいのかと思いながらその日は古屋さんと解散した。
古屋さんと解散して、私は考えていた。
これからの自分の身の振り方を。
麗奈、白雪ちゃん、朋ちゃんみたく、ごく自然に今のグループから離れて、楽しそうな子とまたつるむべきか。
今のグループでこのまま耐えるはもう考えられない。
だからといって、希と裕美は悪い子ではないし。
希も裕美もバイトのせいでかなり学業に影響がでているし、このまま見て見ぬふりをしてとなるといろいろ考えこむ。
そして私が考え出した結論は。
とりあえず希と裕美にバイトをやめたことを報告して、古屋さんと話して分かった学業に影響がでたら本末転倒な話とか。
バイトはやめても履歴書に書かなくていいとか話して、二人もブラックバイトをやめれば、春の頃のように愚痴が減った会話ができるのではないかということだった。
二人から助けてほしいとか言われたわけではない。
おせっかいかもしれないけれど、このままだとなんだか後悔しそうで私は22時過ぎならバイト終わっているかもしれないしと二人にSNSで連絡をしてみることにした。
これまで自分の視点だけで起った出来事をみていて、周りでいったいどういったことが起こったかわからないまま時間が過ぎていってたのに。
別の視点で考えてみると、今までわからなかった離れて行った人の理由が見え始めてしまう。
例えば新学期の間はつるんでいたのに、いつの間にか離れてしまった子。
小学生の頃はグループの誰かと喧嘩したり、これは離れて当然だよねというあきらかな原因が周りにもわかる状況だったけれど。
中学の頃は、もめる以外でグループから穏便に離れる子ってのがでてきた。
同じグループだったのにいつの間にか他の子と話すようになって、他の子と話す時間が長くなるにつれてこちらのグループにいる時間が少なくなって……気づけば自然とグループから抜けてしまう子。
その後グループが変わったからと無視とかすることもなく、顔を合わせると挨拶して、ちょっと雑談したりもするそんな関係になった子が誰しもいると思う。
当時はもっと気の合う子がいたのかな? くらいで気にも留めなかったけれど。
今更のことなんだけれど、この子といると何かモヤモヤすることがあるからとか。
このグループよりも別のグループの子と仲良くしたほうが楽しいかもというのがあったのではないだろうか? と思い始めてしまう。
私はどちらかというと仲間外れはよくないよねと思うタイプで、さっき古屋さんと話していた遅刻するような子とも、遅刻しないようにいろいろ言いながらも、毎回毎回待たされて遊ぶタイプだったし、一緒にいる子はそういう優しい子ってのがいつも多かったかも。
今までは、皆と仲良くしないことは悪いこと、だから仲良くしなきゃって考えていた。
だから、うーんって思うことがあっても、虐められたりするわけではないし、そこまで悪い子じゃないから仲よくしてきた。
高校ではいつも遅刻する子には、遅刻してこないでね! と念押ししたり。
その子だけ早めの時間を伝えたり、なんとかその子が治してくれればとがんばるだけで、その子との付き合い自体をどうするかとか考えたことなんてなかった。
思えば集まろう~ってなったときに、最近は課題が忙しいしごめんと断る子もでてきている。
高校の頃とちがい、遅刻する子と毎日顔を合わせることもないからこそ、やんわりと断りだす子がでているのかもしれない。
私の大学で所属するグループも前は6人組だったのに、仲たがいしたわけではないのに3,3で別れた。
いろいろ遊びを計画してくれる子と、愚痴ばかりのグループに。
私も愚痴を言う側のときは気が付かなかったけれど。
ネガティブなことがずっと続く食事はおいしくなく。
皆バイトで忙しいし、誰も幹事や提案をするわけではないから、せっかくの春休みだというのに。
夏休みとは違い旅行の予定は愚か、遊びの予定すらたっていない。
ちょっとだけ、このまま3人での大学生活を考えてみたけれど。
昼食の時に愚痴を聞き続けるのはしんどいし。
せっかくの大学生なのに、なんの遊びの予定もないままはちょっと味気なさすぎる。
「今度は何考えてるの?」
古屋さんに話しかけられてハッと気が付いた。
私は食べている途中でずいぶんと長く考え込んでいたみたいだ。
今のグループで悩んでいると言いそうになって私はやめた。
愚痴ばかりの話はしんどくなる。私はこの前古屋さんに思いっきりそういう一面を見せたばかりだし。
「古屋さんは春休み旅行とかする?」
私はあえて楽しい話へと変えた。
古屋さんと話すとなんか悩みが少し解決するみたいな、なんていうか友達になってこれからも会ってくれるかはわからないけれど。
会うと毎回愚痴とは思われたくなかった。
「今のところ2回は行くの決定かな。もう一つくらいは行きたかったんだけど。バイトもやめちゃったからちょっときびしいかなって。私定期的にライブで県外遠征するから、その費用が半分旅行みたいなもので結構かかっちゃうんだよね。石井さんは?」
「私は……今のところ予定なしデス」
「あっ、友達と旅行は気を使って楽しめないタイプとか?」
「私が今いるグループの子バイト忙しくて。もう3月のシフトは出ているだろうし。今更ってなるときびしいかなって」
「とりあえず声をかけるだけかけてみたら? いつもの子たちは無理でも他の子は捕まるかもよ」
「確かに……」
そうかいつメンじゃなくてもいいのかと思いながらその日は古屋さんと解散した。
古屋さんと解散して、私は考えていた。
これからの自分の身の振り方を。
麗奈、白雪ちゃん、朋ちゃんみたく、ごく自然に今のグループから離れて、楽しそうな子とまたつるむべきか。
今のグループでこのまま耐えるはもう考えられない。
だからといって、希と裕美は悪い子ではないし。
希も裕美もバイトのせいでかなり学業に影響がでているし、このまま見て見ぬふりをしてとなるといろいろ考えこむ。
そして私が考え出した結論は。
とりあえず希と裕美にバイトをやめたことを報告して、古屋さんと話して分かった学業に影響がでたら本末転倒な話とか。
バイトはやめても履歴書に書かなくていいとか話して、二人もブラックバイトをやめれば、春の頃のように愚痴が減った会話ができるのではないかということだった。
二人から助けてほしいとか言われたわけではない。
おせっかいかもしれないけれど、このままだとなんだか後悔しそうで私は22時過ぎならバイト終わっているかもしれないしと二人にSNSで連絡をしてみることにした。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました
由香
恋愛
没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。
ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。
遠い存在になったはずの彼。
けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。
冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。