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私と事件
第7話 おかしい
「フェイスだったら友達と2人でくれば一人45分で1万2000円だって」
まだ余韻冷めやらぬ中、古屋さんがご飯を食べるところに移動中にそうつぶやいた。
「1万2000円!?」
私は思わず驚いてそう言ってしまった。
「うん、やっぱり高いよね。でも、このサービス受けちゃうと。自分へのスペシャルご褒美でならって思っている自分がいる。節約しないといけないのに!! 私は恐ろしい物を知ってしまった」
はぁ~すごいの知っちゃったよ。どうしようという古屋さんと違い、私が驚いたのは価格が高いことじゃない。
先日500円で麗奈に紹介してもらって受けたエステ。
確か、通常は1回1万2000円だっていってた。
施術時間がカウンセリングの時間を抜くと、実際に施術を受けていたのは20~30分ほどだったはず。
今回1時間コースだったけれど、カウンセリングとかいろいろいれて、1時間40分くらいかかった。
うち60分はまるまるマッサージしてもらっていた。
もし、今日のホテルで1万2000円で施術をうけるならば、カウンセリングや着替えたりの時間をぬいて、45分まるまるなんじゃないだろうかとか、いろんなことが出てくる。
同じ1万2000円で、全然違うサービスなのではと思う。
部屋にはいったとき、すごい特別感があるとこちらのほうが明らかに思ったのだ。
「スパってやつだと、今日無料になった値段で、さらにホテルでお風呂でまったりすることもできるらしいよ!」
古屋さんは今日のがとてもよかったようで、スマホでいろいろエステを検索しているようなんだけれど。
私の頭の中は、沢山のヤバいんじゃないか? ってことがいっぱいだった。
「古屋さん、500円エステって実はやばいところかも……」
「どういうこと?」
あのねと言いかけて人の目が気になった私は、おごるからってフリータイムでカラオケボックスに飛び込んだ。
「石井さん一体どうしたの?」
手を引かれて突然カラオケに連れ込まれた古屋さんは不思議そうだ。
「あのさ、先日500円でエステ受けたっていったでしょう」
「あっ、言ってたね。あれが500円とかすごすぎるわ」
きっと、古屋さんは今日みたいな体験を私が500円でしたと思っているのだろう。
「あのね。500円エステって古屋さんの友達でも行ったことあるって言ってたよね」
「うん、そうそう」
「すごい、大事件が起こってるかもしれない」
「大事件?」
すごかったよ~カウンセリング受けてと事前に古屋さんに500円エステの話しは自慢していたんだけど。
今日もエステをうけて感じた違和感を話し始めた。
「まず、今日いったところ、すごく豪華で驚いた。受付のカウンターも見るからに高そうでさ。でも500円のお店はそうじゃなかった」
一見するとおしゃれだったけれど、待合室は他の人と鉢合わせが当たり前だったこと。
なんか全体的に今日のエステよりもかなりちゃちかったのに、値段が今日受けたところでフェイシャルをするのと同じくらい普通はかかることを話した。
「ちょっと。まってどういうことなの? お店が違うから印象が違うとかじゃなくて?」
「お店のテーマとかの差では言い切れないほど、しょぼかったの」
「カウンセリングはしたよ。ただお茶なんかでなかったし。それに、施術室も今日のと比べ物にならないよ! 一つの部屋をとりあえず仕切りいれて区切ったみたいな感じの個室で。部屋の暗さとかも選べなかったし……とにかく全部全部全部しょぼかったの」
私はもやもやしていたことを一気に言っていく。
「……マジで?」
古屋さんが思わずつぶやいた言葉に私は何度もうなずいた。
「おかしいよね。なんか変だよね!」
「石井さんが言っていることが全部ホントだとしたら、変だと思う。だって同じお金払ってそれだけ違うんでしょ? 両方をしっていたら、絶対500円エステでは契約しないでしょ」
「私を紹介してくれた子はサークルの人が何人か入っているっていってたし、別の友達のバイト先でも何人かいってた。これどうなっているんだろう」
「どうなっているかわからないけど、かなりの数の子が500円ってことで言ってるんじゃないかな。となるとコースの契約をしている子それなりにいるかも」
二人でどうなってるの、ナニコレ? え? 詐欺? とか?でも施術はしているし。でも施術の内容が他のきちんとしたところに比べてしょぼすぎるって詐欺なの? とかいろいろ言い合う。
「そういえば、私の友達の白雪ちゃんを先に500円エステに誘う予定だったんだけど、コースの契約とかもしているところだから未成年はって言われて、私が急遽行くことになったの」
「20歳になってないから? ってこと」
「わかんない。ただ、カウンセリングの時にも、今日みたいに肌質とかの確認だけじゃなくて生年月日の確認された。あと、施術中いろいろ話を振ってくれたんだけど。友達と同じ学校かとか学年は同じなのとか、もうお酒お店で飲んだ? お酒強かった?とか……」
「生年月日、学年、お酒……石井さんが間違いなく未成年じゃないか確認してたんじゃないの?」
「未成年だとまずいことがあるのかな?」
「未成年 契約で調べてみよう」
そういって、古屋さんは、未成年 契約で検索するとでてきた画面を私にみせた。
まだ余韻冷めやらぬ中、古屋さんがご飯を食べるところに移動中にそうつぶやいた。
「1万2000円!?」
私は思わず驚いてそう言ってしまった。
「うん、やっぱり高いよね。でも、このサービス受けちゃうと。自分へのスペシャルご褒美でならって思っている自分がいる。節約しないといけないのに!! 私は恐ろしい物を知ってしまった」
はぁ~すごいの知っちゃったよ。どうしようという古屋さんと違い、私が驚いたのは価格が高いことじゃない。
先日500円で麗奈に紹介してもらって受けたエステ。
確か、通常は1回1万2000円だっていってた。
施術時間がカウンセリングの時間を抜くと、実際に施術を受けていたのは20~30分ほどだったはず。
今回1時間コースだったけれど、カウンセリングとかいろいろいれて、1時間40分くらいかかった。
うち60分はまるまるマッサージしてもらっていた。
もし、今日のホテルで1万2000円で施術をうけるならば、カウンセリングや着替えたりの時間をぬいて、45分まるまるなんじゃないだろうかとか、いろんなことが出てくる。
同じ1万2000円で、全然違うサービスなのではと思う。
部屋にはいったとき、すごい特別感があるとこちらのほうが明らかに思ったのだ。
「スパってやつだと、今日無料になった値段で、さらにホテルでお風呂でまったりすることもできるらしいよ!」
古屋さんは今日のがとてもよかったようで、スマホでいろいろエステを検索しているようなんだけれど。
私の頭の中は、沢山のヤバいんじゃないか? ってことがいっぱいだった。
「古屋さん、500円エステって実はやばいところかも……」
「どういうこと?」
あのねと言いかけて人の目が気になった私は、おごるからってフリータイムでカラオケボックスに飛び込んだ。
「石井さん一体どうしたの?」
手を引かれて突然カラオケに連れ込まれた古屋さんは不思議そうだ。
「あのさ、先日500円でエステ受けたっていったでしょう」
「あっ、言ってたね。あれが500円とかすごすぎるわ」
きっと、古屋さんは今日みたいな体験を私が500円でしたと思っているのだろう。
「あのね。500円エステって古屋さんの友達でも行ったことあるって言ってたよね」
「うん、そうそう」
「すごい、大事件が起こってるかもしれない」
「大事件?」
すごかったよ~カウンセリング受けてと事前に古屋さんに500円エステの話しは自慢していたんだけど。
今日もエステをうけて感じた違和感を話し始めた。
「まず、今日いったところ、すごく豪華で驚いた。受付のカウンターも見るからに高そうでさ。でも500円のお店はそうじゃなかった」
一見するとおしゃれだったけれど、待合室は他の人と鉢合わせが当たり前だったこと。
なんか全体的に今日のエステよりもかなりちゃちかったのに、値段が今日受けたところでフェイシャルをするのと同じくらい普通はかかることを話した。
「ちょっと。まってどういうことなの? お店が違うから印象が違うとかじゃなくて?」
「お店のテーマとかの差では言い切れないほど、しょぼかったの」
「カウンセリングはしたよ。ただお茶なんかでなかったし。それに、施術室も今日のと比べ物にならないよ! 一つの部屋をとりあえず仕切りいれて区切ったみたいな感じの個室で。部屋の暗さとかも選べなかったし……とにかく全部全部全部しょぼかったの」
私はもやもやしていたことを一気に言っていく。
「……マジで?」
古屋さんが思わずつぶやいた言葉に私は何度もうなずいた。
「おかしいよね。なんか変だよね!」
「石井さんが言っていることが全部ホントだとしたら、変だと思う。だって同じお金払ってそれだけ違うんでしょ? 両方をしっていたら、絶対500円エステでは契約しないでしょ」
「私を紹介してくれた子はサークルの人が何人か入っているっていってたし、別の友達のバイト先でも何人かいってた。これどうなっているんだろう」
「どうなっているかわからないけど、かなりの数の子が500円ってことで言ってるんじゃないかな。となるとコースの契約をしている子それなりにいるかも」
二人でどうなってるの、ナニコレ? え? 詐欺? とか?でも施術はしているし。でも施術の内容が他のきちんとしたところに比べてしょぼすぎるって詐欺なの? とかいろいろ言い合う。
「そういえば、私の友達の白雪ちゃんを先に500円エステに誘う予定だったんだけど、コースの契約とかもしているところだから未成年はって言われて、私が急遽行くことになったの」
「20歳になってないから? ってこと」
「わかんない。ただ、カウンセリングの時にも、今日みたいに肌質とかの確認だけじゃなくて生年月日の確認された。あと、施術中いろいろ話を振ってくれたんだけど。友達と同じ学校かとか学年は同じなのとか、もうお酒お店で飲んだ? お酒強かった?とか……」
「生年月日、学年、お酒……石井さんが間違いなく未成年じゃないか確認してたんじゃないの?」
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「未成年 契約で調べてみよう」
そういって、古屋さんは、未成年 契約で検索するとでてきた画面を私にみせた。
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