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3章爆売れ
35話 バンヨウ教官
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どうもテミルです、僕はバンヨウたちとPTを組むことになって今はダンジョンにいます。
ガラングランのアリトさんが試験の内容を伝えてくれました、内容は20階のボスを倒すという物です。
「あの人たちおかしかったです、ねぇバンヨウ姉っはぁ!」
「ふふそうね、はっ!・・・奇襲にしてももっと方法があるでしょうにね、まさか正面から来るなんてね、やぁっ!」
「でも歯ごたえが無くてつまらなかったワン、ガウッ!」
今話しているのはもちろんあの人たちのことです、あの5人組の男たちが無謀にも正面から襲ってきました。
まあバンヨウたちは幼く見えるのでそれほど強くないと思ったのでしょうけどね。
とんでもないですからね、この3人。
「でもテミルもなかなか強くなったわねったぁ!」
「そ、そうかな、まあいつもバンヨウにしごかれてるからねっだぁ!」
「ドンマイですテミル、っとりぁー!」
僕もあの男たちと戦いました、ここに来る前の僕だったらやられていたねあれは、それほどにバンヨウの訓練と言いますか、指導はきついんです。
今も話していますけど、モンスターとずっと戦っているんですよ。
「そろそろ次のステップに行きましょうかテミル」
モンスターがいなくなるとバンヨウが言ってきました、今よりもさらに先があるの!?
「えーやだなー、今よりもつらいんでしょ」
「もちろんです、そうでなくては訓練にならないでしょ、はい!これを着けてください」
バンヨウが腕輪をくれました、今僕は違う腕輪をしています、効果内容は体重二倍です。
「ち、ちなみにどれくらい?」
「ふふ、初めは2.1倍です、それから慣れてくると4倍にまで上がります、頑張ってくださいね」
すごい可愛い笑顔で言われました。
これがいけないんだ!?この笑顔が見たいから僕は頑張ってしまっています。
いままで着けていた腕輪も1.1倍からでした。
少し重いかなっと感じるくらいで最初は良かったんです、あの可愛い笑顔を見れますしね。
あの時の自分を叩いてやりたいよ!
段々疲れてくると重く感じてくるんだよこの腕輪の効果。
そしてバンヨウの訓練はまだ先があるんだ!話しながら戦闘したり、ドロップ品を回収しながら戦いなさい、って言ってくるんだよ。
そしてそれを中断すると、その場で腕立てとか体力づくりをさせられる・・・ここダンジョンの中で危険なんだよバンヨウさんって思うよね。
まあおかげでスキルの身体強化・筋力強化・スピードアップ・スタミナアップ、それと並列行動と並列思考、おまけに状態異常耐性を覚えました。
状態異常耐性は何で?っと思ったけどバンヨウが何かしているのかも知れないね。
そして驚くべきはスキルのレベルなんだ、全てレベル3以上だよ!
普通は覚えるのも大変でそれを2に上げるのは本当に大変なんですよ!それなのにすでに3以上だよ。
そしてもっと驚く事があります、それは称号ですよ!?
重力負荷に耐えし者
(急激な重力負荷を耐えた者)
この称号は知る人ぞ知るもので、勇者のPTの騎士が会得していたすごい物なんだ。
これがあるとATK・DEF・AGIが2倍に上がります。
スキルも色々覚え、さらにこんな称号が開眼するなんて、ほんとバンヨウってすごいんだね・・・訓練はあれだけどさ。
「ラビー来ましたよ」
「はいですバンヨウ姉、武技『連脚』」
「良いですよ、とどめですテミル」
「任せて!はぁー武技『剛剣』」
しばらく進んで、今僕たちは18階にいます、レベルも25になり武技もかなり覚えました。
今までの5か月が何だったのかと思うほどだね。
「ではそろそろ戻りましょうか」
「賛成です」
「ワン」
「え!先に行かないの?」
今日で7日目で試験の期限は2週間です、まだ余裕があるとは言え、そろそろボスまで行くと思ってたけど。
「いえいえ、テミルがもう少しレベルが上がってからにしようかと思っただけですよ」
「そうですテミル、その腕輪を付けたばかりです、危険は出来ないのです」
確かにいつもより重く感じてるけど、それほど違いがあるようには感じていないよ?ボスだってきっと倒せると思う。
「テミル、油断は禁物ですよ、慎重に行きましょう」
「う、はい」
僕の考えを読まれたのかな、バンヨウが言ってきました、でもみんなとならきっと倒せるさ。
「早くご飯が食べたいワン」
「私もです、今日は何を食べましょうかバンヨウ姉」
「そうねー何にしようかしらね」
コルル村に着いてみんなが話し込んでいます、この村はダンジョンが出現してからかなり栄えているんだ、料理は美味しいし商売をしている人がかなりいて、もう街と言ってもいいくらいです。
そして僕は今、地面に仰向けの状態で息を切らしています。
「はぁっはぁっはぁっき、きつかったぁ~」
「テミル、はやく行きますよ」
「やっぱり腕輪が効いてるですね」
僕たちは移動石と言う物を使って、行きはすぐにダンジョンの10階に行けます、でも帰りは歩きなんです、それもバンヨウが訓練って言って走って帰ってくるんだ。
「60分で36キロはきつかったワン?」
「普通の人では来れませんが、テミルなら出来ます、ねえテミル」
「み、みんなだって出来てるんだ、僕だってできるさ」
起き上がりながらなんとか返事を返しました、みんなは何故か息一つ乱れていないんだ、それが悔しいったらないよ、いつか追い越してみせるからな!
「その意気ですよテミル、さあ今日はここにしましょう」
僕たちは一軒の食事屋に入って食事を取り、宿屋に休みました。
ガラングランのアリトさんが試験の内容を伝えてくれました、内容は20階のボスを倒すという物です。
「あの人たちおかしかったです、ねぇバンヨウ姉っはぁ!」
「ふふそうね、はっ!・・・奇襲にしてももっと方法があるでしょうにね、まさか正面から来るなんてね、やぁっ!」
「でも歯ごたえが無くてつまらなかったワン、ガウッ!」
今話しているのはもちろんあの人たちのことです、あの5人組の男たちが無謀にも正面から襲ってきました。
まあバンヨウたちは幼く見えるのでそれほど強くないと思ったのでしょうけどね。
とんでもないですからね、この3人。
「でもテミルもなかなか強くなったわねったぁ!」
「そ、そうかな、まあいつもバンヨウにしごかれてるからねっだぁ!」
「ドンマイですテミル、っとりぁー!」
僕もあの男たちと戦いました、ここに来る前の僕だったらやられていたねあれは、それほどにバンヨウの訓練と言いますか、指導はきついんです。
今も話していますけど、モンスターとずっと戦っているんですよ。
「そろそろ次のステップに行きましょうかテミル」
モンスターがいなくなるとバンヨウが言ってきました、今よりもさらに先があるの!?
「えーやだなー、今よりもつらいんでしょ」
「もちろんです、そうでなくては訓練にならないでしょ、はい!これを着けてください」
バンヨウが腕輪をくれました、今僕は違う腕輪をしています、効果内容は体重二倍です。
「ち、ちなみにどれくらい?」
「ふふ、初めは2.1倍です、それから慣れてくると4倍にまで上がります、頑張ってくださいね」
すごい可愛い笑顔で言われました。
これがいけないんだ!?この笑顔が見たいから僕は頑張ってしまっています。
いままで着けていた腕輪も1.1倍からでした。
少し重いかなっと感じるくらいで最初は良かったんです、あの可愛い笑顔を見れますしね。
あの時の自分を叩いてやりたいよ!
段々疲れてくると重く感じてくるんだよこの腕輪の効果。
そしてバンヨウの訓練はまだ先があるんだ!話しながら戦闘したり、ドロップ品を回収しながら戦いなさい、って言ってくるんだよ。
そしてそれを中断すると、その場で腕立てとか体力づくりをさせられる・・・ここダンジョンの中で危険なんだよバンヨウさんって思うよね。
まあおかげでスキルの身体強化・筋力強化・スピードアップ・スタミナアップ、それと並列行動と並列思考、おまけに状態異常耐性を覚えました。
状態異常耐性は何で?っと思ったけどバンヨウが何かしているのかも知れないね。
そして驚くべきはスキルのレベルなんだ、全てレベル3以上だよ!
普通は覚えるのも大変でそれを2に上げるのは本当に大変なんですよ!それなのにすでに3以上だよ。
そしてもっと驚く事があります、それは称号ですよ!?
重力負荷に耐えし者
(急激な重力負荷を耐えた者)
この称号は知る人ぞ知るもので、勇者のPTの騎士が会得していたすごい物なんだ。
これがあるとATK・DEF・AGIが2倍に上がります。
スキルも色々覚え、さらにこんな称号が開眼するなんて、ほんとバンヨウってすごいんだね・・・訓練はあれだけどさ。
「ラビー来ましたよ」
「はいですバンヨウ姉、武技『連脚』」
「良いですよ、とどめですテミル」
「任せて!はぁー武技『剛剣』」
しばらく進んで、今僕たちは18階にいます、レベルも25になり武技もかなり覚えました。
今までの5か月が何だったのかと思うほどだね。
「ではそろそろ戻りましょうか」
「賛成です」
「ワン」
「え!先に行かないの?」
今日で7日目で試験の期限は2週間です、まだ余裕があるとは言え、そろそろボスまで行くと思ってたけど。
「いえいえ、テミルがもう少しレベルが上がってからにしようかと思っただけですよ」
「そうですテミル、その腕輪を付けたばかりです、危険は出来ないのです」
確かにいつもより重く感じてるけど、それほど違いがあるようには感じていないよ?ボスだってきっと倒せると思う。
「テミル、油断は禁物ですよ、慎重に行きましょう」
「う、はい」
僕の考えを読まれたのかな、バンヨウが言ってきました、でもみんなとならきっと倒せるさ。
「早くご飯が食べたいワン」
「私もです、今日は何を食べましょうかバンヨウ姉」
「そうねー何にしようかしらね」
コルル村に着いてみんなが話し込んでいます、この村はダンジョンが出現してからかなり栄えているんだ、料理は美味しいし商売をしている人がかなりいて、もう街と言ってもいいくらいです。
そして僕は今、地面に仰向けの状態で息を切らしています。
「はぁっはぁっはぁっき、きつかったぁ~」
「テミル、はやく行きますよ」
「やっぱり腕輪が効いてるですね」
僕たちは移動石と言う物を使って、行きはすぐにダンジョンの10階に行けます、でも帰りは歩きなんです、それもバンヨウが訓練って言って走って帰ってくるんだ。
「60分で36キロはきつかったワン?」
「普通の人では来れませんが、テミルなら出来ます、ねえテミル」
「み、みんなだって出来てるんだ、僕だってできるさ」
起き上がりながらなんとか返事を返しました、みんなは何故か息一つ乱れていないんだ、それが悔しいったらないよ、いつか追い越してみせるからな!
「その意気ですよテミル、さあ今日はここにしましょう」
僕たちは一軒の食事屋に入って食事を取り、宿屋に休みました。
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