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【オーロラside】部屋に戻ったら
しおりを挟む食器をメイドに預け、部屋に戻ったオーロラ。
ベッドに横になり、おもむろに枕をつかむと顔を埋めて小さくうずくまった。
(何、何あれ!?可愛いすぎるでしょう!?あの泣き顔、母性本能くすぐられまくりよ!
瞳も真っ赤でルビーみたいで綺麗だったわ。その瞳が潤んだ時にはもう!きらめきが凄かったわ!
あの瞳から落ちる涙はもう・・・奇跡よ!あの涙が宝石になるんじゃないかと思ったわよ!
あれは芸術だわ!じーっとしっかり見て目に焼き付けてやったわよ。
そして、あの黒髪もイイ!眠ってる間に撫でたけど・・・サラサラでたまらなかったわ。あれは毎日でもやりたいわね。
それにあの鍛えられた体!寝ぼけてだとはいえ、抱きしめられてその気にならないわけないじゃない!
そこら辺の王子や令息なんて目じゃないわ!
あの腕での腕枕・・・あの腕でもう一度抱きしめられたいわ!!
あのしっかりとした腕で、お姫様抱っこなんてされたら死ねるわ!もう天国まっしぐらよ!!
ああ、全部脱ぐと凄そうよね・・・いけない、想像しただけで鼻血が出そうだわ・・・
それにあの控えめな性格もいい・・・でも裏側がありそうな気がするわ・・・野獣ならさらに加点するわ!カモンッ!!
おいしいわ、おいしすぎるわ!たまらない!!
私の好みドンピシャじゃないの!何かしら?王子からのプレゼントって事よね?お礼言っとかないとね!!)
「んんんんんーーー!!!」
枕に顔を埋めて悶えるオーロラだった。
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