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王太子アルフレッドの新たな婚約者
★☆不貞を犯す王太子
しおりを挟むアルフレッド・レクノール。この国の唯一の王子で王太子。彼には10歳の時に、茶会で見初めた公爵令嬢のナディアという婚約者がいた。彼女の優しさに惹かれて婚約を打診した。ナディアに王太子妃教育が始まり、毎日王宮で会えることは嬉しかった。学園に入る頃には、恋というよりも、家族愛のような絆さえあったと思う。
幼いころから王太子教育を受けていたアルフレッドは、全ての過程を終了し、教育を進めているナディアとは時間がとれなくなっていく。学園内でも一緒にいる姿は見られなくなっていった。
最終学年に上がる頃。アルフレッドは一人の令嬢との仲が深まっていた。男爵令嬢のソフィア・カプリ。ナディアとは違う砕けた態度、か弱く頼ってくる姿は庇護欲をそそられた。次第に距離が近くなり、身体に触れることも増えた。婚約者がいる身として自重しているはずだった。校舎の裏庭で・・・とうとうキスをしてしまった。
それからはタガがはずれてしまい、もう後戻りできなかった。人のいない場所を見つけてはソフィアに触れた。彼女を抱きしめ、キスをし身体に触れる。空き教室に引き込めば、服をはだけさせ胸の膨らみに欲情した。触れるたびに彼女があげる声に喜びを感じる。下着の中に手を滑り込ませると、そこは愛液で濡れていて、簡単にアルフレッドの指を受け入れる。
「アルフレッド様、私、おかしいのでしょうか・・・こんなに濡れてしまって・・・」
「ソフィア、何もおかしくなんかない。私は嬉しいよ・・・ソフィア、可愛い」
「ア、アルフレッド様、そんなにっ、あっ、だめっ、ですっ・・・あっ、んっ」
「ここがいいのか?もっとしてあげよう」
「あっ、ひぅ、んっ・・・あるふれっどさまぁ・・・手・・・きもちっ、いいっ」
「そうか、そうか・・・ソフィアは可愛いな。もっと感じてくれ、可愛いソフィアをもっと見せてくれ」
「はぁっ、んんっ、あぅ、いぁ、あんっ、イ、イっちゃいますぅっ!!」
「あぁ、いいぞ?イクところ見せてくれ」
「はぁっ、あっ、んんっ、んっ、んんん、あぁぁぁぁぁ!!!」
「・・・イったな・・・ソフィア・・・好きだ」
「あるふれどさまぁ・・・はぁ、はぁ・・・」
アルフレッドはそれ以上は求めることはなかった。さすがにナディアという婚約者がいるままで、他の令嬢と体の関係を持つことはできなかった。子ができてしまえばと思うところ、まだ、王太子としての矜持はあったかもしれない。卒業するまでこの関係が続いたが、学園を出れば関係も終わらせるつもりでいた。
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次回
そうなのか・・・そんなものなのか?
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