夢から覚めるなら殺して〜虐待を受けてきた白狼、天才科学者はなんとか助け出すが、歪んだ性知識と無知な性知識、いつになったら幸せになれるの？

14.二人の未来を紡ぐ

253.嵐の前のトイレブレイク

「いらっしゃいませ、どうぞ入ってください。

うちのできたお嫁さんがピカピカにしてくれた我が家へようこそ！」

笑いながらいうと

「おうすまんのう遅くなって、おじゃまさせてもらうぞい。」

初老３人はげんなりとした顔で入ってきた。


会長とシノダ教授は明らかに顔色が青白い、たぶん吐きまくるタイプの二日酔いだな

田中さんは無表情だが焦点が怪しい、たぶん頭痛がひどいタイプだな

と勝手に見た目で診断していく。


ソファに座ってもらうとスポーツドリンクとポーションを３人に出す。


「はい、このポーション飲んでスポーツドリンクをガバ飲みしてください。

田中さんだけこっちのポーションも追加で飲んでくださいね？
頭痛用です。そっちの二日酔い用にも入っていますが、より特化したものです。

二日酔いは基本は水分と排出ですからね！
ポーションはそれを助けるだけですからね！」


３人はノロノロと言われれ通りにポーションを飲み、スポーツドリンクを飲んでいく。


「はぁ～飲みやすいポーションじゃな？
少しすっとする気がするわい」


「よかった吐き気止めが入ってるんですよ

利尿作用もあるからガンガンとスポーツドリンク飲んでトイレ行ってくださいね！

アルコール分を流しちゃえば治りますからね！」


シノダ教授と田中も大人しくスポーツドリンクを飲んでいる。
二人とも恐ろしいくらい無口でちょっと怖い…


「あぁ気にしないでくれジーザスは口を開くと逆流しそうで、田中は声をだすと頭が割れそうらしい

困ったもんじゃ！」

アキラはいやあなたも大概な顔色してますよ！っとツッコミたくなる。

「さてと、いろいろ話したいことがあるんじゃが……
その前にトイレ借りていいかね？」