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18.胸のホールを埋めてください
402.勘違い重ねて勘違い (side会長)
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アキラ君は肩の力が抜けて少し血色の戻った顔で、安心したような笑みを漏らす。
「…よかった、僕が僕を許せないところだった。
ジョン君と過ごしていた部屋をね、いろいろ見てたんだよ
まったく一人で暮らしていたときと違って、新鮮でね…なんだか嬉しくて…
ここで君と過ごしていたんだなって思いながら…
そしたらベッドサイドに見慣れない、青色の箱があって…その中が…
その…血の跡ついた手枷とか、あんまりよくわからないけどたぶん…アダルトな…いろいろな道具が…」
「………あっ!」
ジョン君が素っ頓狂な声を出して明後日をむき出した。
…………ジョン君!自分の大人のおもちゃ箱を片付け忘れたんか!?
膝の力が抜ける、これはあれだ完全にジョン君が悪い…
「その禍々しい道具とかで、ジョン君にひどいことしてるんじゃないかと…
よかった違ったんだね
えっと…じゃああれは?ジョン君の趣味?
その…僕うまく使える自信ないけど…
使えてたのかな?」
ここにきて、ずっとあったアキラ君に対する違和感の正体がわかった。
いかん!アキラ君、おまえさん根本的な勘違いをしておる
「えっと…僕…記憶ないし…経験もその…でもなるべく頑張るから……」
ほっとしたように優しくすべてを包み込むような、正に理想の彼ピッピ笑顔をジョン君に向けだしたアキラ君の腕をガシリっと掴む。
?マークのでているアキラ君を構わず引きずる勢いで廊下まで連れて行く。
「えっ?何?会長なんですか?」
「いいから来なさい!おまえさんどデカい勘違いをしとる…」
廊下に出てると扉をとりあえず勢いのまま閉めて、アキラ君に向かい合う。
いつものアキラ君を見ていて、慣れすぎていて、忘れとった…
そうじゃった…この子も男の子じゃったんじゃ…
「…よかった、僕が僕を許せないところだった。
ジョン君と過ごしていた部屋をね、いろいろ見てたんだよ
まったく一人で暮らしていたときと違って、新鮮でね…なんだか嬉しくて…
ここで君と過ごしていたんだなって思いながら…
そしたらベッドサイドに見慣れない、青色の箱があって…その中が…
その…血の跡ついた手枷とか、あんまりよくわからないけどたぶん…アダルトな…いろいろな道具が…」
「………あっ!」
ジョン君が素っ頓狂な声を出して明後日をむき出した。
…………ジョン君!自分の大人のおもちゃ箱を片付け忘れたんか!?
膝の力が抜ける、これはあれだ完全にジョン君が悪い…
「その禍々しい道具とかで、ジョン君にひどいことしてるんじゃないかと…
よかった違ったんだね
えっと…じゃああれは?ジョン君の趣味?
その…僕うまく使える自信ないけど…
使えてたのかな?」
ここにきて、ずっとあったアキラ君に対する違和感の正体がわかった。
いかん!アキラ君、おまえさん根本的な勘違いをしておる
「えっと…僕…記憶ないし…経験もその…でもなるべく頑張るから……」
ほっとしたように優しくすべてを包み込むような、正に理想の彼ピッピ笑顔をジョン君に向けだしたアキラ君の腕をガシリっと掴む。
?マークのでているアキラ君を構わず引きずる勢いで廊下まで連れて行く。
「えっ?何?会長なんですか?」
「いいから来なさい!おまえさんどデカい勘違いをしとる…」
廊下に出てると扉をとりあえず勢いのまま閉めて、アキラ君に向かい合う。
いつものアキラ君を見ていて、慣れすぎていて、忘れとった…
そうじゃった…この子も男の子じゃったんじゃ…
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