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31.番う軌跡
909.散々な週末 (sideシバ)
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「ははっ…シバ?これはどういうことなのかな?説明してくれるかな?
なんでお前はそんなところで可愛らしい女性と何をしているのかな?」
バスターさん、違うんです!俺は本当に…
バスターさんが口元が笑ってるけどめちゃくちゃ目が笑っていない!めちゃ怒ってる目だぁ!
≈≈≈≈≈≈≈≈
待ちに待った金曜日、今日帰ればバスターさんとお仕置きができるっとウキウキ気分を胸に隠して、しっかりと指導に性を出していたのに…
なんで貴方がまた来るのかな?
「あの、これよかったら食べてください!
シバさんにお弁当作ってきたんです。私って家庭的ですごくいいお嫁さんになると思うんですよぅ!」
「困ります。言いましたよね?俺には決まった番がいますから、貴方には興味がありませんから…って、それは俺の弁当でしょ?何を勝手に!」
「えぇ~、シバさんのお弁当いつも美味しそうだなって思ってたんですよ~
交換しましょう♡それじゃあ、お弁当食べてくださいね!」
俺の弁当を盗られた!もうすごい勢いで俺の弁当箱を奪って走っていってしまった。俺の机にはピンクの大変に可愛らしい弁当箱が…えぇ、コレを食べるしかないの?
周りのを見渡せば、あらあらって顔で見てくる女性陣とニヤニヤと笑う男性陣で…
これは食べないと非難されるよなぁ
仕方なくピンクの弁当を開けば、可愛らしい♡が桜でんぶでご飯にデカデカとかいてあって、花型の卵焼きに、あとは…これって冷食だよね?俺も偶にお世話になってるけど、他の料理は全部冷食で…
でも俺にはその冷食がめちゃくちゃありがたい!甘いんだよ、桜でんぶのご飯も…俺は辛党で甘いの苦手で…
でも残すのは食材に申し訳ないから無理に飲み込んで、卵焼きも甘すぎて変な味だけど…これはムリィ!!!
「ヴェェ…、もう本当に何が入ってたのあの弁当…気持ち悪い…ヴヴヴェェ!」
吐いた!飲み込んで、すぐに気持ち悪くてトイレに駆け込んだ、もうひとしきり吐きまくってもクラクラするくらい気持ちが悪くて…
もう目眩でグラグラと目が回りそうだけど、今日は週末だからアキラさんのところにダーク様への報告書を取りに行って、その後は午後からは会長の訓練を見学が入ってて、あとカズマさんとダーク様のところに…
業務が立て込んでる日で
こんな体調不良で休んでられなくて…もうフラフラするけど、とりあえず仕事しなきゃってアキラさんの研究室に向かえば…
「ちょっと、シバさん!何で状態異常を起こしてるんの!毒と混乱状態になってますよ、ほら毒消しと混乱の薬を飲んでください!えぇ…とりあえず、コレを飲んで薬がしっかりと効くまで医務室で休みましょうね!」
「えっ?なんか顔色悪いなって思ったら状態異常ですか!どこでそんなのかけられたんですか?うわっ、ちょっと大丈夫ですか?フラフラしてますよ?無理しちゃ駄目ですよ!
あとのリカバリーはしときますから、休んでくださいね?」
絶対にあの弁当だ!何がいい嫁なんだよ…
何なの?怖い…振られた腹いせに毒を盛られたってこと?女性は本当に強かすぎて怖い!
シノダ教授が俺の顔を見るなり鑑定で状態異常はすぐにわかったみたいで、バタバタと二本のポーションを出してくれる。
アキラさんが仕事の引き継ぎをしてくれて、カズマさんが抱えるように医務室に連れて行ってくれた。ありがたくて、泣けてきそうになる…
もうその日の業務は全てできなくて…あぁ…情けない
なのになんで貴方はここにいるの?
だいたい貴方が俺にあんな変な弁当を寄越すから!
「あぁ~ん、キティたら失敗しちゃった!
惚れ薬ってお薬を手に入れたから、ほんのちょっと卵焼きの隠し味に使ったんです!
ごめんなさい…わざとじゃないのぅ!」
なんでお前はそんなところで可愛らしい女性と何をしているのかな?」
バスターさん、違うんです!俺は本当に…
バスターさんが口元が笑ってるけどめちゃくちゃ目が笑っていない!めちゃ怒ってる目だぁ!
≈≈≈≈≈≈≈≈
待ちに待った金曜日、今日帰ればバスターさんとお仕置きができるっとウキウキ気分を胸に隠して、しっかりと指導に性を出していたのに…
なんで貴方がまた来るのかな?
「あの、これよかったら食べてください!
シバさんにお弁当作ってきたんです。私って家庭的ですごくいいお嫁さんになると思うんですよぅ!」
「困ります。言いましたよね?俺には決まった番がいますから、貴方には興味がありませんから…って、それは俺の弁当でしょ?何を勝手に!」
「えぇ~、シバさんのお弁当いつも美味しそうだなって思ってたんですよ~
交換しましょう♡それじゃあ、お弁当食べてくださいね!」
俺の弁当を盗られた!もうすごい勢いで俺の弁当箱を奪って走っていってしまった。俺の机にはピンクの大変に可愛らしい弁当箱が…えぇ、コレを食べるしかないの?
周りのを見渡せば、あらあらって顔で見てくる女性陣とニヤニヤと笑う男性陣で…
これは食べないと非難されるよなぁ
仕方なくピンクの弁当を開けば、可愛らしい♡が桜でんぶでご飯にデカデカとかいてあって、花型の卵焼きに、あとは…これって冷食だよね?俺も偶にお世話になってるけど、他の料理は全部冷食で…
でも俺にはその冷食がめちゃくちゃありがたい!甘いんだよ、桜でんぶのご飯も…俺は辛党で甘いの苦手で…
でも残すのは食材に申し訳ないから無理に飲み込んで、卵焼きも甘すぎて変な味だけど…これはムリィ!!!
「ヴェェ…、もう本当に何が入ってたのあの弁当…気持ち悪い…ヴヴヴェェ!」
吐いた!飲み込んで、すぐに気持ち悪くてトイレに駆け込んだ、もうひとしきり吐きまくってもクラクラするくらい気持ちが悪くて…
もう目眩でグラグラと目が回りそうだけど、今日は週末だからアキラさんのところにダーク様への報告書を取りに行って、その後は午後からは会長の訓練を見学が入ってて、あとカズマさんとダーク様のところに…
業務が立て込んでる日で
こんな体調不良で休んでられなくて…もうフラフラするけど、とりあえず仕事しなきゃってアキラさんの研究室に向かえば…
「ちょっと、シバさん!何で状態異常を起こしてるんの!毒と混乱状態になってますよ、ほら毒消しと混乱の薬を飲んでください!えぇ…とりあえず、コレを飲んで薬がしっかりと効くまで医務室で休みましょうね!」
「えっ?なんか顔色悪いなって思ったら状態異常ですか!どこでそんなのかけられたんですか?うわっ、ちょっと大丈夫ですか?フラフラしてますよ?無理しちゃ駄目ですよ!
あとのリカバリーはしときますから、休んでくださいね?」
絶対にあの弁当だ!何がいい嫁なんだよ…
何なの?怖い…振られた腹いせに毒を盛られたってこと?女性は本当に強かすぎて怖い!
シノダ教授が俺の顔を見るなり鑑定で状態異常はすぐにわかったみたいで、バタバタと二本のポーションを出してくれる。
アキラさんが仕事の引き継ぎをしてくれて、カズマさんが抱えるように医務室に連れて行ってくれた。ありがたくて、泣けてきそうになる…
もうその日の業務は全てできなくて…あぁ…情けない
なのになんで貴方はここにいるの?
だいたい貴方が俺にあんな変な弁当を寄越すから!
「あぁ~ん、キティたら失敗しちゃった!
惚れ薬ってお薬を手に入れたから、ほんのちょっと卵焼きの隠し味に使ったんです!
ごめんなさい…わざとじゃないのぅ!」
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