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七章 帰参
三.五徳姫
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一五六七年(永禄十年)、五月。
ついに五徳姫が岡崎城へ発った。
護衛は森可成(四十五歳)と、池田恒興(三十二歳)である。
五百の兵の中に、五徳姫を乗せた輿と侍女達が居る。
順調に進んでいたが、一行が熱田神社を過ぎた辺りで事件が起こる。
いきなり五徳姫が輿から飛び出して、駆け出してしまったのだ!
「お姫さま!」
「森さま! 姫が…」
侍女達が騒いで、恒興がすぐに気付いて馬を降りて走って追い掛けた。
「五徳さま!!」
「いやじゃ! 父上さまの所へ帰りたい!」
姫は泣きながら走っていく。
「なりませぬ!」
森の中を兵士達と共に追い掛けている内に、姫が斜面で足を滑らせて崖下に落ちてしまったのである!
「五徳さま!!」
すぐさま恒興が駆け寄って崖の下を見ると、そこには五徳姫を抱いた男が立っていた。
男は軽く崖を飛びながら登ってきて、恒興の横に立つ。
「元気そうだな、恒興」
「とっ、翔隆!! どうしてここへ…」
翔隆はそれに微笑で応えて歩き出す。
「とび…」
よく遊んで貰っていた五徳姫は、嬉しそうに笑ってぎゅっと翔隆にしがみついた。
翔隆はそのまま可成の下へ行く。可成は驚いて翔隆を見た。
「お主…」
「お久しゅう、可成殿」
「久しいが…いや、そうではなく…」
「五徳様の護衛に参りました。ご同行させて頂けないでしょうか?」
「………」
可成は黙り込んで考える。
いかに目を掛けて可愛がっている家臣の一人とはいえ、この儀ばかりは受け兼ねた。
「しかしな、翔隆…」
「家康様ならば、この事は知っておられます。どうか内密で入れては貰えませぬか? お願い致します!」
翔隆は五徳姫を抱えたまま、深々と頭を下げる。しかし、可成は首を横に振る。
「ならん。これは、戦ではない…済まぬが」
「…分かりました」
翔隆は落ち込んで俯いた。
「さあ、五徳さま。輿へお戻り下さい」
可成が手を差し伸べて言うと、五徳姫は翔隆の首に手を回してしがみついた。
「嫌じゃ!」
「五徳さま!」
「とびがおらねば嫌じゃ!」
「―――…」
ここで無理矢理に輿に乗せて、岡崎に着いてまた泣きじゃくられたら困る。
可成は深く溜め息を吐いて、翔隆を見る。
「…わしから、お願いする。五徳さまを頼む」
「―――はい!」
そこから翔隆はずっと五徳姫を抱いて歩いた。
五徳姫が離してくれなかったのだ。
岡崎に着くまで、嫁いでからどうすればいいのかを説明していた。
そして岡崎城に着くと、翔隆は五徳姫を降ろす。
「さあ、姫。ここからは、きちんとご自身の足で歩いて下され」
「とびは? 共に参るのであろう?」
「私は使者ではありませんので…」
言い掛けると、五徳姫の瞳が潤む。
今にも泣き出しそうな五徳姫を見て、翔隆は困惑して可成を見る。
可成は苦笑して頷く。
「家康公も承知しておられるのならば、共に入っていいぞ」
「…かたじけない」
翔隆は頭を下げて、五徳姫の前にしゃがむ。
「…私の言った事、お分かり頂けましたか?」
「…ん……」
「では、参りましょう」
にっこり微笑んで言うと、五徳姫は寂しげに頷いた。
出迎えた本多重次(三十九歳)と共に来た広間には、家康(二十八歳)と竹千代(九歳)、宿老の酒井忠次(三十六歳)、鳥居元忠(三十歳)、傅役(もりやく)の平岩親吉(二十六歳)などが居た。
「遠路よう参られた」
「はっ。徳川さまにはよしなにとの仰せ。このめでたい婚儀に顔を出せずに申し訳ない、と」
森可成が言うと、家康が首を横に振って言う。
「いやいや、迎えに行かぬこちらが悪い。信長どのは悪くはない」
可成はただ、頷くように頭を下げた。
「ほら竹千代、あの可愛らしい姫が、そなたの嫁じゃ」
言われて竹千代は、吊り上がった目でじっと五徳姫を見る。
すると五徳姫も、動じずに竹千代を見つめ返した。
「そちが五徳か」
「あい」
「…参れ、城を案内する」
そう言い竹千代は立ち上がり、少し頬を赤らめて手を差し出した。
それに対して五徳姫は戸惑いながら、ちらりと翔隆を見る。
翔隆は頷いて、五徳姫の背を軽く叩いた。
五徳姫は顔を赤くして立ち上がり、竹千代の手を取る。
竹千代は五徳姫を連れてそのまま歩いていった。
それを傅役の平岩がついて行く。
姫が居なくなっては、翔隆が居る意味が無くなる。
翔隆は一礼して立ち上がった。
それを家康が呼び止めた。
「翔隆」
「はい?」
「平八らが会いたがっておった。顔を出してやれ」
「はっ。失礼致します」
翔隆は一礼して立ち去る……と、すぐに話し声が聞こえてくる。
「翔隆ではないか! いつここへ…」
「…姫の護衛に当たらせて貰ったんだ」
「そうか。平八も喜ぶぞ。あちらで話でもしよう」
そう言って榊原小平太康政(二十歳)は、翔隆を連れて行く。
その会話を聞いた可成が、眉を顰めて家康を見る。
「もしや、あ奴を…?」
「ああ…。信長公に言うでないぞ? わしとあ奴は、十五年来の友じゃ。故に、友として昨年ここへ置いた」
「左様で…」
可成は内心、動揺していた。
こんな事が信長に知れたらどうなるか…。
そう思ったのだ。
それは、恒興も同じであった。
可成達は、接待を受けてから退出した。
邸を出る途中、奥の部屋から楽しげな笑い声が聞こえてきた。
ふと立ち止まって見ると、翔隆が小平太康政と平八郎忠勝(二十歳)、大久保七郎右衛門忠世(二十一歳)と共にはしゃいでいるのが見えた。
「あはは! 平八など、この間厠に行った時、寝惚けて池に落ちて…」
「七郎! それを言わずとも…っ」
「いいではないか」
すると康政も話す。
「そう言う七郎こそ、昨日馬から落ちて…」
「言うな!」
大久保忠世はそう言って康政の口を押さえる。
そんな光景を見て、恒興は眉を顰めて歯噛みした。
…本来ならば、それは利家や成政などであったものだ。
織田家以外であってはならない…。
すると、可成が苦笑して恒興の肩をポンと叩く。
「あ奴は、友になら誰にでもああやって明るく接するのだ。嫉妬するな」
「妬いてなどおりませぬ! さあ参りましょう!」
そう言って恒興は、苛立った様子で歩いていった。
〈…大殿のお気持ち、分かる気がする〉
可成も、嫉妬を含んだ目を向けてから、歩いた。
ついに五徳姫が岡崎城へ発った。
護衛は森可成(四十五歳)と、池田恒興(三十二歳)である。
五百の兵の中に、五徳姫を乗せた輿と侍女達が居る。
順調に進んでいたが、一行が熱田神社を過ぎた辺りで事件が起こる。
いきなり五徳姫が輿から飛び出して、駆け出してしまったのだ!
「お姫さま!」
「森さま! 姫が…」
侍女達が騒いで、恒興がすぐに気付いて馬を降りて走って追い掛けた。
「五徳さま!!」
「いやじゃ! 父上さまの所へ帰りたい!」
姫は泣きながら走っていく。
「なりませぬ!」
森の中を兵士達と共に追い掛けている内に、姫が斜面で足を滑らせて崖下に落ちてしまったのである!
「五徳さま!!」
すぐさま恒興が駆け寄って崖の下を見ると、そこには五徳姫を抱いた男が立っていた。
男は軽く崖を飛びながら登ってきて、恒興の横に立つ。
「元気そうだな、恒興」
「とっ、翔隆!! どうしてここへ…」
翔隆はそれに微笑で応えて歩き出す。
「とび…」
よく遊んで貰っていた五徳姫は、嬉しそうに笑ってぎゅっと翔隆にしがみついた。
翔隆はそのまま可成の下へ行く。可成は驚いて翔隆を見た。
「お主…」
「お久しゅう、可成殿」
「久しいが…いや、そうではなく…」
「五徳様の護衛に参りました。ご同行させて頂けないでしょうか?」
「………」
可成は黙り込んで考える。
いかに目を掛けて可愛がっている家臣の一人とはいえ、この儀ばかりは受け兼ねた。
「しかしな、翔隆…」
「家康様ならば、この事は知っておられます。どうか内密で入れては貰えませぬか? お願い致します!」
翔隆は五徳姫を抱えたまま、深々と頭を下げる。しかし、可成は首を横に振る。
「ならん。これは、戦ではない…済まぬが」
「…分かりました」
翔隆は落ち込んで俯いた。
「さあ、五徳さま。輿へお戻り下さい」
可成が手を差し伸べて言うと、五徳姫は翔隆の首に手を回してしがみついた。
「嫌じゃ!」
「五徳さま!」
「とびがおらねば嫌じゃ!」
「―――…」
ここで無理矢理に輿に乗せて、岡崎に着いてまた泣きじゃくられたら困る。
可成は深く溜め息を吐いて、翔隆を見る。
「…わしから、お願いする。五徳さまを頼む」
「―――はい!」
そこから翔隆はずっと五徳姫を抱いて歩いた。
五徳姫が離してくれなかったのだ。
岡崎に着くまで、嫁いでからどうすればいいのかを説明していた。
そして岡崎城に着くと、翔隆は五徳姫を降ろす。
「さあ、姫。ここからは、きちんとご自身の足で歩いて下され」
「とびは? 共に参るのであろう?」
「私は使者ではありませんので…」
言い掛けると、五徳姫の瞳が潤む。
今にも泣き出しそうな五徳姫を見て、翔隆は困惑して可成を見る。
可成は苦笑して頷く。
「家康公も承知しておられるのならば、共に入っていいぞ」
「…かたじけない」
翔隆は頭を下げて、五徳姫の前にしゃがむ。
「…私の言った事、お分かり頂けましたか?」
「…ん……」
「では、参りましょう」
にっこり微笑んで言うと、五徳姫は寂しげに頷いた。
出迎えた本多重次(三十九歳)と共に来た広間には、家康(二十八歳)と竹千代(九歳)、宿老の酒井忠次(三十六歳)、鳥居元忠(三十歳)、傅役(もりやく)の平岩親吉(二十六歳)などが居た。
「遠路よう参られた」
「はっ。徳川さまにはよしなにとの仰せ。このめでたい婚儀に顔を出せずに申し訳ない、と」
森可成が言うと、家康が首を横に振って言う。
「いやいや、迎えに行かぬこちらが悪い。信長どのは悪くはない」
可成はただ、頷くように頭を下げた。
「ほら竹千代、あの可愛らしい姫が、そなたの嫁じゃ」
言われて竹千代は、吊り上がった目でじっと五徳姫を見る。
すると五徳姫も、動じずに竹千代を見つめ返した。
「そちが五徳か」
「あい」
「…参れ、城を案内する」
そう言い竹千代は立ち上がり、少し頬を赤らめて手を差し出した。
それに対して五徳姫は戸惑いながら、ちらりと翔隆を見る。
翔隆は頷いて、五徳姫の背を軽く叩いた。
五徳姫は顔を赤くして立ち上がり、竹千代の手を取る。
竹千代は五徳姫を連れてそのまま歩いていった。
それを傅役の平岩がついて行く。
姫が居なくなっては、翔隆が居る意味が無くなる。
翔隆は一礼して立ち上がった。
それを家康が呼び止めた。
「翔隆」
「はい?」
「平八らが会いたがっておった。顔を出してやれ」
「はっ。失礼致します」
翔隆は一礼して立ち去る……と、すぐに話し声が聞こえてくる。
「翔隆ではないか! いつここへ…」
「…姫の護衛に当たらせて貰ったんだ」
「そうか。平八も喜ぶぞ。あちらで話でもしよう」
そう言って榊原小平太康政(二十歳)は、翔隆を連れて行く。
その会話を聞いた可成が、眉を顰めて家康を見る。
「もしや、あ奴を…?」
「ああ…。信長公に言うでないぞ? わしとあ奴は、十五年来の友じゃ。故に、友として昨年ここへ置いた」
「左様で…」
可成は内心、動揺していた。
こんな事が信長に知れたらどうなるか…。
そう思ったのだ。
それは、恒興も同じであった。
可成達は、接待を受けてから退出した。
邸を出る途中、奥の部屋から楽しげな笑い声が聞こえてきた。
ふと立ち止まって見ると、翔隆が小平太康政と平八郎忠勝(二十歳)、大久保七郎右衛門忠世(二十一歳)と共にはしゃいでいるのが見えた。
「あはは! 平八など、この間厠に行った時、寝惚けて池に落ちて…」
「七郎! それを言わずとも…っ」
「いいではないか」
すると康政も話す。
「そう言う七郎こそ、昨日馬から落ちて…」
「言うな!」
大久保忠世はそう言って康政の口を押さえる。
そんな光景を見て、恒興は眉を顰めて歯噛みした。
…本来ならば、それは利家や成政などであったものだ。
織田家以外であってはならない…。
すると、可成が苦笑して恒興の肩をポンと叩く。
「あ奴は、友になら誰にでもああやって明るく接するのだ。嫉妬するな」
「妬いてなどおりませぬ! さあ参りましょう!」
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