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第1章
第8話『アルバム-後編-』
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「ここからは小学生の写真ですね。愛実ちゃんと一緒に写っている写真もありますね」
幼稚園の頃の思い出を語り合った後、あおいはアルバムのページをめくった。そのページには、小学校の入学式の写真やランドセルを背負った写真、愛実と一緒に写っている写真などが貼られている。
「このページ以降は愛実と一緒に写っている写真が多いよ」
「そうですか。確か、愛実ちゃんは私が福岡へ引っ越した2ヶ月後に、調津に引っ越してきたんですよね」
「うん、そうだよ。お父さんの転勤で5月の終わり頃に兵庫から。入学してから2ヶ月近く経って、友達が何人もできたから……東京に引っ越すことが決まったときは凄くショックだったな。たくさん泣いたのを覚えてる」
子供にとって、引っ越しはとても大きな出来事だからな。小学校で友達ができて、さあこれからだって時期での引っ越しだと、ショックを受けて大泣きしてしまうのも仕方ない。
「愛実ちゃんの気持ち……分かります。私も涼我君や幼稚園のお友達と一緒に小学校に通えると思っていたら、春休み中に福岡へ引っ越すことが決まりましたから。とてもショックでした」
「それを知ったとき……俺もショックだったな」
家族全員で家に来て、春休み中に福岡へ引っ越すと教えてもらったときのことはよく覚えている。あのとき、あおいは大粒の涙をポロポロとこぼしていたっけ。
引っ越しって、引っ越す人達にとってはもちろんだけど、その場所に住み続ける人達にとっても大きな出来事だと思う。
「ただ、調津に引っ越してきて、隣に住むリョウ君と出会って。リョウ君が明るく優しく接してくれて。一緒に遊んでくれて。学校ではリョウ君と同じクラスになれたから、すぐに友達ができて、クラスに溶け込むことができたの。引っ越し先がここで本当に良かったって思ったよ」
そう話すと、愛実は俺に向けてニッコリと笑いかけてくれる。
出会った頃の愛実は寂しそうで、元気がない様子だった。その姿が引っ越していくときのあおいに重なって。愛実に元気になってほしくて、積極的に話しかけたり、お互いの家で遊んだりした。今のような可愛い笑顔を初めて見られたときは凄く嬉しかったことを覚えている。
「その話を聞くと、私も嬉しい気持ちになってきます。涼我君は優しいですね」
「愛実に元気になってほしかったからな。それに、同い年の女の子が隣に引っ越してきたのが嬉しかったんだ。一緒のクラスになれたことも」
「リョウ君……」
「素敵なエピソードですね。……それにしても、愛実ちゃんは小さい頃から本当に可愛いですね! こんなに可愛い女の子はなかなかいませんよ!」
あおいはちょっと興奮した様子で、愛実と俺のツーショット写真を見ている。
「あおいの言う通りだな。愛実は小さい頃から本当に可愛い」
「リョ、リョウ君まで。何だか照れちゃうな……」
愛実はそう言うと、頬を赤くして言葉通りの照れくさそうな笑顔を見せる。口元がちょっと緩んでいるのもあってかなり可愛らしい。
「ただ、愛実と同じくらいに可愛いと思ったのはあおいくらいかも」
「……そ、そうですか。愛実ちゃんと同じくらい可愛いですか……」
あおいは頬をほんのりと赤くしてはにかむ。ぺしぺしと俺の右腕を叩いてきて。それはクリスを観ているときのボディータッチよりも強かった。
2人ともはにかんでいるけど、やっぱり同じくらいに可愛いと思う。この2人より可愛いと思える人はそうそう現れないだろう。
あおいはアルバムのページをめくる。
小学校時代の写真になったのもあり、このページには愛実や当時の友人と一緒に写っている写真が多い。学校の遠足や運動会、プライベートではプールや家族旅行のときなどの写真が貼られている。
「色々なイベントの写真が貼ってありますね!」
「あおいちゃんみたいに、リョウ君とは互いの家で遊んだり、お泊まりしたりして。夏休みには家族旅行に行ったよ。あと、小1からずっと同じクラスだから、学校行事の写真も一緒に写ることが多かったの」
「そうなんですね! 涼我君と一緒に学校生活を送ってきた愛実ちゃんが羨ましいです」
あおいのその言葉に、愛実は「えへへっ」と可愛らしく笑う。
小学校のときの思い出を語りながらアルバムを見ていく。6年分なので、貼られている写真も結構多いなぁ。写真を見ていると、愛実との思い出が蘇ってくる。愛実と「こんなことあったね」と言い合い、あおいからの質問に2人で答えるのが楽しい。
あと、写真に写っている友人達の中には、小学校や中学校の卒業以来会っていない友人もいる。だから、懐かしい気持ちになって。彼らは今、元気に過ごしているだろうか。あおいのように、久しぶりに会ってみたくなった。
「ここからが中学時代の写真なんですね」
気付けば、中学の制服姿の俺と愛実が写る写真がたくさん貼られたページまで進んでいた。中学を卒業してから1年経ったから、中学の黒いブレザーの制服にも懐かしさを感じるように。
「中学生になると、涼我君も愛実ちゃんも今と近い雰囲気になりますね」
「小学校の高学年頃から急に背が高くなったからなぁ」
「私もリョウ君と同じくらいの頃に成長期に入ったからね」
「そうなんですね。そういえば、中学からは部活がありますが、お二人はどこか部活に入っていましたか? 私は中学の頃は女子テニス部に入っていました。高校からはバイトができるので、部活には入らずにファミレスで接客のバイトをしていました。趣味とか自由に使えるお金を稼ぎたくて」
「おぉ、そうなのか」
あおいの本棚にもたくさん本があったし、同人誌も結構あったからな。きっと、あの中にはバイトで稼いだお金で買ったものもいっぱいあるのだろう。
「私は中学のときは家庭科部に入ってた。料理やスイーツ作りが好きだから、高校ではキッチン部に入ってるよ。バイトは夏休みとか長期休暇のときに単発や短期のバイトを何度か。遊んだり、好きなものを買ったりするお金を稼ぎたくて。数日前にも単発のバイトをしたの」
「そうなんですね! 涼我君はどうですか?」
「中学のときは……陸上部に入ってた」
「陸上ですか。陸上には色々な種目がありますけど、何が専門ですか?」
「短距離走を主にやっていたよ」
「そうなんですね。公園で一緒に走っていましたから、涼我君らしいなって思います。中学のときはってことは、私のように高校進学のタイミングで陸上を辞めたのですか?」
あおいのその問いかけに、一瞬、息が詰まった。
あのときのことを思い出すと、胸が少し苦しくなる。
ただ、訊いてきたのは幼馴染のあおいだ。愛実のいる場だけど……ざっくりと話しておくか。ブラックコーヒーを一口飲み、長めに息を吐いた。
「……いいや、違うよ。辞めたのは中学2年の5月だ。実は俺……交通事故に遭ってさ。そのときに両脚を怪我して。そのことで陸上を続けられなくなって、部活を辞めたんだ」
今でも、事故に遭ったときのことをはっきり覚えている。特に両脚中心に襲った激しい痛みと、俺のすぐ近くで涙を流しながら俺の名前を呼び続ける愛実のことを。
事故の怪我で陸上を辞めたことを話したからか、あおいは複雑な表情に。愛実も無表情で俯いている。
「そう……だったんですね。もしかして、昨日……お手伝いしてもらっている途中に涼我君が尻餅をついたとき、愛実ちゃんが脚も心配した理由は……事故で脚を怪我していたからですか?」
あおいは優しい声で愛実にそう問いかける。
愛実はあおいの方をチラッと見ると、首を小さく縦に小さく振った。
「……そうだよ。結構な音がしたし、服に足を滑らせたって言っていたから」
「そうだったんですね。……怪我で部活を続けられなくなることってありますよね。練習中のことですが、怪我をして部活を辞めた中学の友人がいましたし」
「そうなんだ。……愛実や友達がお見舞いに来てくれて。愛実が歩行のリハビリに協力してくれたから、医者の予想よりもかなり早い時期に日常生活を送れるようになったんだよ。今では体育の授業とか、体育祭に何度か走る程度なら問題ないって医者から言われてる」
「そうだったんですね。そこまで回復して良かったです」
現在の俺の脚の状態が分かったからだろうか。あおいは胸を撫で下ろし、安堵の笑みを浮かべる。
「それに、陸上を辞めてから、それまで以上にアニメとか漫画とかラノベにハマってさ。愛実ともアニメを一緒に観たり、本の感想を語り合ったりして。それが凄く楽しいんだ。高校生になってからはあおいと同じで、自由に使えるお金を稼ぐために喫茶店でバイトしてる」
「そうなんですね。よりハマれるものがあって、愛実ちゃんと一緒に楽しめているのは素敵ですね。今の話を聞いて、愛実ちゃんのことがより羨ましくなりました」
ニッコリと笑ってそう言うあおい。
あおいの優しい言葉や笑顔もあってか、愛実は俺達に向かって微笑みかけてくれる。そんな愛実を見て俺はほっとした。
事故があったので、松葉杖をついた状態で写っている写真も何枚か貼られている。退院した後、学校では愛実中心に友達が俺のことを色々とサポートしてくれたな。3年経った今でも、これらの写真を見ると感謝の気持ちが湧いてくる。
同じ中学出身の調津高校の友人は何人もいる。4月からあおいとも関わることがあるかもしれない。なので、愛実と一緒にそんな友人について説明しながら、中学時代の写真を見ていくのであった。
幼稚園の頃の思い出を語り合った後、あおいはアルバムのページをめくった。そのページには、小学校の入学式の写真やランドセルを背負った写真、愛実と一緒に写っている写真などが貼られている。
「このページ以降は愛実と一緒に写っている写真が多いよ」
「そうですか。確か、愛実ちゃんは私が福岡へ引っ越した2ヶ月後に、調津に引っ越してきたんですよね」
「うん、そうだよ。お父さんの転勤で5月の終わり頃に兵庫から。入学してから2ヶ月近く経って、友達が何人もできたから……東京に引っ越すことが決まったときは凄くショックだったな。たくさん泣いたのを覚えてる」
子供にとって、引っ越しはとても大きな出来事だからな。小学校で友達ができて、さあこれからだって時期での引っ越しだと、ショックを受けて大泣きしてしまうのも仕方ない。
「愛実ちゃんの気持ち……分かります。私も涼我君や幼稚園のお友達と一緒に小学校に通えると思っていたら、春休み中に福岡へ引っ越すことが決まりましたから。とてもショックでした」
「それを知ったとき……俺もショックだったな」
家族全員で家に来て、春休み中に福岡へ引っ越すと教えてもらったときのことはよく覚えている。あのとき、あおいは大粒の涙をポロポロとこぼしていたっけ。
引っ越しって、引っ越す人達にとってはもちろんだけど、その場所に住み続ける人達にとっても大きな出来事だと思う。
「ただ、調津に引っ越してきて、隣に住むリョウ君と出会って。リョウ君が明るく優しく接してくれて。一緒に遊んでくれて。学校ではリョウ君と同じクラスになれたから、すぐに友達ができて、クラスに溶け込むことができたの。引っ越し先がここで本当に良かったって思ったよ」
そう話すと、愛実は俺に向けてニッコリと笑いかけてくれる。
出会った頃の愛実は寂しそうで、元気がない様子だった。その姿が引っ越していくときのあおいに重なって。愛実に元気になってほしくて、積極的に話しかけたり、お互いの家で遊んだりした。今のような可愛い笑顔を初めて見られたときは凄く嬉しかったことを覚えている。
「その話を聞くと、私も嬉しい気持ちになってきます。涼我君は優しいですね」
「愛実に元気になってほしかったからな。それに、同い年の女の子が隣に引っ越してきたのが嬉しかったんだ。一緒のクラスになれたことも」
「リョウ君……」
「素敵なエピソードですね。……それにしても、愛実ちゃんは小さい頃から本当に可愛いですね! こんなに可愛い女の子はなかなかいませんよ!」
あおいはちょっと興奮した様子で、愛実と俺のツーショット写真を見ている。
「あおいの言う通りだな。愛実は小さい頃から本当に可愛い」
「リョ、リョウ君まで。何だか照れちゃうな……」
愛実はそう言うと、頬を赤くして言葉通りの照れくさそうな笑顔を見せる。口元がちょっと緩んでいるのもあってかなり可愛らしい。
「ただ、愛実と同じくらいに可愛いと思ったのはあおいくらいかも」
「……そ、そうですか。愛実ちゃんと同じくらい可愛いですか……」
あおいは頬をほんのりと赤くしてはにかむ。ぺしぺしと俺の右腕を叩いてきて。それはクリスを観ているときのボディータッチよりも強かった。
2人ともはにかんでいるけど、やっぱり同じくらいに可愛いと思う。この2人より可愛いと思える人はそうそう現れないだろう。
あおいはアルバムのページをめくる。
小学校時代の写真になったのもあり、このページには愛実や当時の友人と一緒に写っている写真が多い。学校の遠足や運動会、プライベートではプールや家族旅行のときなどの写真が貼られている。
「色々なイベントの写真が貼ってありますね!」
「あおいちゃんみたいに、リョウ君とは互いの家で遊んだり、お泊まりしたりして。夏休みには家族旅行に行ったよ。あと、小1からずっと同じクラスだから、学校行事の写真も一緒に写ることが多かったの」
「そうなんですね! 涼我君と一緒に学校生活を送ってきた愛実ちゃんが羨ましいです」
あおいのその言葉に、愛実は「えへへっ」と可愛らしく笑う。
小学校のときの思い出を語りながらアルバムを見ていく。6年分なので、貼られている写真も結構多いなぁ。写真を見ていると、愛実との思い出が蘇ってくる。愛実と「こんなことあったね」と言い合い、あおいからの質問に2人で答えるのが楽しい。
あと、写真に写っている友人達の中には、小学校や中学校の卒業以来会っていない友人もいる。だから、懐かしい気持ちになって。彼らは今、元気に過ごしているだろうか。あおいのように、久しぶりに会ってみたくなった。
「ここからが中学時代の写真なんですね」
気付けば、中学の制服姿の俺と愛実が写る写真がたくさん貼られたページまで進んでいた。中学を卒業してから1年経ったから、中学の黒いブレザーの制服にも懐かしさを感じるように。
「中学生になると、涼我君も愛実ちゃんも今と近い雰囲気になりますね」
「小学校の高学年頃から急に背が高くなったからなぁ」
「私もリョウ君と同じくらいの頃に成長期に入ったからね」
「そうなんですね。そういえば、中学からは部活がありますが、お二人はどこか部活に入っていましたか? 私は中学の頃は女子テニス部に入っていました。高校からはバイトができるので、部活には入らずにファミレスで接客のバイトをしていました。趣味とか自由に使えるお金を稼ぎたくて」
「おぉ、そうなのか」
あおいの本棚にもたくさん本があったし、同人誌も結構あったからな。きっと、あの中にはバイトで稼いだお金で買ったものもいっぱいあるのだろう。
「私は中学のときは家庭科部に入ってた。料理やスイーツ作りが好きだから、高校ではキッチン部に入ってるよ。バイトは夏休みとか長期休暇のときに単発や短期のバイトを何度か。遊んだり、好きなものを買ったりするお金を稼ぎたくて。数日前にも単発のバイトをしたの」
「そうなんですね! 涼我君はどうですか?」
「中学のときは……陸上部に入ってた」
「陸上ですか。陸上には色々な種目がありますけど、何が専門ですか?」
「短距離走を主にやっていたよ」
「そうなんですね。公園で一緒に走っていましたから、涼我君らしいなって思います。中学のときはってことは、私のように高校進学のタイミングで陸上を辞めたのですか?」
あおいのその問いかけに、一瞬、息が詰まった。
あのときのことを思い出すと、胸が少し苦しくなる。
ただ、訊いてきたのは幼馴染のあおいだ。愛実のいる場だけど……ざっくりと話しておくか。ブラックコーヒーを一口飲み、長めに息を吐いた。
「……いいや、違うよ。辞めたのは中学2年の5月だ。実は俺……交通事故に遭ってさ。そのときに両脚を怪我して。そのことで陸上を続けられなくなって、部活を辞めたんだ」
今でも、事故に遭ったときのことをはっきり覚えている。特に両脚中心に襲った激しい痛みと、俺のすぐ近くで涙を流しながら俺の名前を呼び続ける愛実のことを。
事故の怪我で陸上を辞めたことを話したからか、あおいは複雑な表情に。愛実も無表情で俯いている。
「そう……だったんですね。もしかして、昨日……お手伝いしてもらっている途中に涼我君が尻餅をついたとき、愛実ちゃんが脚も心配した理由は……事故で脚を怪我していたからですか?」
あおいは優しい声で愛実にそう問いかける。
愛実はあおいの方をチラッと見ると、首を小さく縦に小さく振った。
「……そうだよ。結構な音がしたし、服に足を滑らせたって言っていたから」
「そうだったんですね。……怪我で部活を続けられなくなることってありますよね。練習中のことですが、怪我をして部活を辞めた中学の友人がいましたし」
「そうなんだ。……愛実や友達がお見舞いに来てくれて。愛実が歩行のリハビリに協力してくれたから、医者の予想よりもかなり早い時期に日常生活を送れるようになったんだよ。今では体育の授業とか、体育祭に何度か走る程度なら問題ないって医者から言われてる」
「そうだったんですね。そこまで回復して良かったです」
現在の俺の脚の状態が分かったからだろうか。あおいは胸を撫で下ろし、安堵の笑みを浮かべる。
「それに、陸上を辞めてから、それまで以上にアニメとか漫画とかラノベにハマってさ。愛実ともアニメを一緒に観たり、本の感想を語り合ったりして。それが凄く楽しいんだ。高校生になってからはあおいと同じで、自由に使えるお金を稼ぐために喫茶店でバイトしてる」
「そうなんですね。よりハマれるものがあって、愛実ちゃんと一緒に楽しめているのは素敵ですね。今の話を聞いて、愛実ちゃんのことがより羨ましくなりました」
ニッコリと笑ってそう言うあおい。
あおいの優しい言葉や笑顔もあってか、愛実は俺達に向かって微笑みかけてくれる。そんな愛実を見て俺はほっとした。
事故があったので、松葉杖をついた状態で写っている写真も何枚か貼られている。退院した後、学校では愛実中心に友達が俺のことを色々とサポートしてくれたな。3年経った今でも、これらの写真を見ると感謝の気持ちが湧いてくる。
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