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第11章 熟す
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僕はただ、麻美ちゃんの気持ちを、知りたかっただけなんだ。それを訊くために、今日、会いに来た。その答えがどうであろうと、受け入れるつもりでいたし、それで吹っ切れるはずだった。
なのに……訊けなくなった。訊くのが、怖くなった。彼女がバスの中で、改めて“恋愛”を否定したから。彼女にとって、恋愛は『性の欲』そのもの。そこに大小はあっても、『好意』は存在しない。そして、それは“みんなそうだ”と思ってる。僕が今「好きだ」って言ったとしても、彼女には、その好意は届かない。僕の気持ちは、性欲に塗り替えられてしまう。だからこそ、彼女は僕に、こんな提案をしているんだ。
でも……僕は、今それを肯定したくない——。
「麻美ちゃんは、どう思ってるの……?」
「……どう?」
「麻美ちゃん、前に訊いたよね?『付き合えないけどエッチできるなら、するのか』って。今、分かったよ」
「……教えて?」
「……すると思う。する、けど——」
僕は、握った彼女の右手を自分の胸に、もう片方の手を、彼女の胸に当てた。
「その前に訊きたい。その人が、僕のことをどう思ってるのか。ただ、したいだけなのか……そうじゃないのか。僕が本気で、その人を好きなら——」
相手の答え次第で「じゃあやらない」と言えるほど、僕はまともな人間じゃない。栞ちゃんという彼女がいるのに、僕は麻美ちゃんとしたいと思ってる。正真正銘の、クソ人間だ。でも……情けなくも、これが本心なんだ。ただ一つ、今は彼女の気持ちを知りたい。賭けに負けたっていう理由の、もっと内側の——彼女の気持ちを。
ドクドク——。
二つの激しい鼓動が、彼女の手を介して伝わってくる。
息が、震えそうになる。いまさら、そんなところで恥ずかしがっても、仕方ないのに。
「……まったく、明希君さあ」
溜め息混じりに、彼女はつぶやいた。けれど、天井に向かったその声は、そのまま落ちてこなかった。
代わりに降ってきたのは、しばしの沈黙。
僕には、分かった。彼女は、明らかに困っていた。本能で動くことを期待していた彼女にとって、真剣な好意ほど迷惑なものは——おそらく、ない。
「……私の話聞いてた?聞いてないでしょ?キミはいっっつも、人の話、聞いてないんだから」
ようやく降りてきたその声は……
いつかの昼休み、僕の頭上から聞こえてきた、あの時と同じ口調だった。
「……ごめ——」
僕は反射的に、謝ろうとした。恥ずかしさと、申し訳なさみたいなものが込み上げてきて、今の発言をなかったことにしようとした。それなのに——彼女は、言葉を遮った。
「これ以上、私を困らせないでよ……」
その二言目は、僕が今まで聞いたことのない、悲痛な想いをはらんだ声だった。
僕の右手に、何かが落ちてきた。手の甲を這うように、流れていく。ぽたっ、と落ちては、また流れていく。
——これは、涙……?
「いまさら言われても、困るの。もう、戻れないんだよ……昔みたいには」
「……えっ、それは——」
「私ら四人の関係を、いまさら変えることはできないから。明希君は、しーちゃんと付き合えばいい。でも、今日だけは……」
彼女の手が、僕の手から離れた。
そのまま、僕のズボンの腰口をそっと掴む。
「これ以上、何も訊かないで……黙って、受け入れて」
……これほど悲しい誘い文句を、誰が予想できただろうか。
僕はもう、彼女の言う通りにするしかなくなった。喉元まで出かけた言葉を、黙って飲み込んだ。そんなことないって、言いたかったのに……言えなかった。
彼女にされるがまま、ズボンは膝まで下された。地肌にひやりとした空気が触れ……すぐに、その上からスカートが優しく覆いかぶさった。
それから、ゆっくりと。今度は、太ももと太ももが、密着した。彼女の体温が、太ももから、脚全体へと広がっていく——。
「ごめんね明希君。ほんとはちゃんとしたかったけど……時間がないから」
彼女は膝立ちになって、僕に体を預けてくる。
敏感になった先端が、生々しい何かを撫でた——。
「ちょっと、麻美ちゃん……?」
「なに?」
「い、入れるの?ゴムは……?」
「大丈夫。しなくていいの、分かってるでしょ?」
「いやッ、でもさすがに——」
僕の静止に構わず、彼女はそのままゆっくりと、腰を下ろした。
途端に全身へと、痺れるようなよくわからない感覚が走った。生温かい、初めての感覚。初めて知る、快楽。
快楽の中に混じる、緊張と高揚……
それ以上に重くのしかかる、罪悪感と背徳感——。
もう、わけがわからない。いろんな感覚が全身を駆け回り、思考が、麻痺していく。意識が——本当に、飛んでしまいそうになる。
「……君、明希君!」
彼女の掠れるような声に、ハッと我に返った。
「どうしたの?」
「……お願い……抱きしめて」
そこでようやく異変に気づいた。彼女の体が、わずかに震えていた。腕も、肩も、脚も……。それに、呼吸も乱れて、肩で息をしている。
僕は、すぐに彼女を抱きしめた。強く。二つの重心を重ねるように。
「大丈夫?痛い……?」
こんなに弱々しい彼女は、あの……お化け屋敷のとき以来だ。なぜ今、恐怖を感じているのかはわからない。
もしかして、これが初めてだから……?
初めての時は、そういう感情を抱く女子が多いと、聞いたことがある。そうであれば、男の僕にはわからない。今、僕にできるのは、ただ抱きしめることだけ——。
彼女は黙ったまま、でも僕の背に回った腕は、より一層、僕を強く引き寄せた。一分くらい、それが続いた。次第に力みはとれて、耳元で感じる呼吸も、最初こそ震えていたけれど、徐々に落ち着きを取り戻していった。
「……ありがと。もう、大丈夫」
「本当に?無理してない?」
「大丈夫。それより……明希君は、動かないでね。私が動くから」
穏やかな声に安堵したのも束の間、彼女が腰を前後に動かし始めて、途端に先ほどの感覚が蘇ってきた。
身体のたった一部なのに、そこから、全身へ流れていく快感。熱がこもる、血が巡る、胸の奥が満たされる——。
「麻美ちゃん、待って……」
無防備な繋がりが、次第に危機感を募らせる。なのに、頭はぼんやりと重くなって、思考が少しずつ遠のいていく。
——まずい、このままじゃ……。
「あさみちゃん——」
「……なに?」
「このままじゃ、あの……」
「いいよ」
「……え?」
「いいよ……明希君なら」
湿度を帯びたその声が、鼓膜を揺らすたび、何か大切なものが、静かに崩れていく音がした。
本当は、ここで止めるべきだった。さすがに、止められるはずだった。けれど、どこかに生まれていた甘えが、僕の手から理性を奪い取った。
性の欲の、一番越えてはいけない境界。その場所に、僕は踏み込んだ。
ドクッ、ドクッ——
それは心臓の鼓動じゃない。腹の奥深くで鳴る、まったく別の鼓動だった。
これまでに感じたことのない、全身を突き抜ける快楽。それと、ほぼ同時に僕を飲み込んだ、圧倒的な罪の意識——。
その鼓動は、これまでのどんな感覚とも比べものにならない。
それは、罰の前触れのような……暗い動脈の音だった。
なのに……訊けなくなった。訊くのが、怖くなった。彼女がバスの中で、改めて“恋愛”を否定したから。彼女にとって、恋愛は『性の欲』そのもの。そこに大小はあっても、『好意』は存在しない。そして、それは“みんなそうだ”と思ってる。僕が今「好きだ」って言ったとしても、彼女には、その好意は届かない。僕の気持ちは、性欲に塗り替えられてしまう。だからこそ、彼女は僕に、こんな提案をしているんだ。
でも……僕は、今それを肯定したくない——。
「麻美ちゃんは、どう思ってるの……?」
「……どう?」
「麻美ちゃん、前に訊いたよね?『付き合えないけどエッチできるなら、するのか』って。今、分かったよ」
「……教えて?」
「……すると思う。する、けど——」
僕は、握った彼女の右手を自分の胸に、もう片方の手を、彼女の胸に当てた。
「その前に訊きたい。その人が、僕のことをどう思ってるのか。ただ、したいだけなのか……そうじゃないのか。僕が本気で、その人を好きなら——」
相手の答え次第で「じゃあやらない」と言えるほど、僕はまともな人間じゃない。栞ちゃんという彼女がいるのに、僕は麻美ちゃんとしたいと思ってる。正真正銘の、クソ人間だ。でも……情けなくも、これが本心なんだ。ただ一つ、今は彼女の気持ちを知りたい。賭けに負けたっていう理由の、もっと内側の——彼女の気持ちを。
ドクドク——。
二つの激しい鼓動が、彼女の手を介して伝わってくる。
息が、震えそうになる。いまさら、そんなところで恥ずかしがっても、仕方ないのに。
「……まったく、明希君さあ」
溜め息混じりに、彼女はつぶやいた。けれど、天井に向かったその声は、そのまま落ちてこなかった。
代わりに降ってきたのは、しばしの沈黙。
僕には、分かった。彼女は、明らかに困っていた。本能で動くことを期待していた彼女にとって、真剣な好意ほど迷惑なものは——おそらく、ない。
「……私の話聞いてた?聞いてないでしょ?キミはいっっつも、人の話、聞いてないんだから」
ようやく降りてきたその声は……
いつかの昼休み、僕の頭上から聞こえてきた、あの時と同じ口調だった。
「……ごめ——」
僕は反射的に、謝ろうとした。恥ずかしさと、申し訳なさみたいなものが込み上げてきて、今の発言をなかったことにしようとした。それなのに——彼女は、言葉を遮った。
「これ以上、私を困らせないでよ……」
その二言目は、僕が今まで聞いたことのない、悲痛な想いをはらんだ声だった。
僕の右手に、何かが落ちてきた。手の甲を這うように、流れていく。ぽたっ、と落ちては、また流れていく。
——これは、涙……?
「いまさら言われても、困るの。もう、戻れないんだよ……昔みたいには」
「……えっ、それは——」
「私ら四人の関係を、いまさら変えることはできないから。明希君は、しーちゃんと付き合えばいい。でも、今日だけは……」
彼女の手が、僕の手から離れた。
そのまま、僕のズボンの腰口をそっと掴む。
「これ以上、何も訊かないで……黙って、受け入れて」
……これほど悲しい誘い文句を、誰が予想できただろうか。
僕はもう、彼女の言う通りにするしかなくなった。喉元まで出かけた言葉を、黙って飲み込んだ。そんなことないって、言いたかったのに……言えなかった。
彼女にされるがまま、ズボンは膝まで下された。地肌にひやりとした空気が触れ……すぐに、その上からスカートが優しく覆いかぶさった。
それから、ゆっくりと。今度は、太ももと太ももが、密着した。彼女の体温が、太ももから、脚全体へと広がっていく——。
「ごめんね明希君。ほんとはちゃんとしたかったけど……時間がないから」
彼女は膝立ちになって、僕に体を預けてくる。
敏感になった先端が、生々しい何かを撫でた——。
「ちょっと、麻美ちゃん……?」
「なに?」
「い、入れるの?ゴムは……?」
「大丈夫。しなくていいの、分かってるでしょ?」
「いやッ、でもさすがに——」
僕の静止に構わず、彼女はそのままゆっくりと、腰を下ろした。
途端に全身へと、痺れるようなよくわからない感覚が走った。生温かい、初めての感覚。初めて知る、快楽。
快楽の中に混じる、緊張と高揚……
それ以上に重くのしかかる、罪悪感と背徳感——。
もう、わけがわからない。いろんな感覚が全身を駆け回り、思考が、麻痺していく。意識が——本当に、飛んでしまいそうになる。
「……君、明希君!」
彼女の掠れるような声に、ハッと我に返った。
「どうしたの?」
「……お願い……抱きしめて」
そこでようやく異変に気づいた。彼女の体が、わずかに震えていた。腕も、肩も、脚も……。それに、呼吸も乱れて、肩で息をしている。
僕は、すぐに彼女を抱きしめた。強く。二つの重心を重ねるように。
「大丈夫?痛い……?」
こんなに弱々しい彼女は、あの……お化け屋敷のとき以来だ。なぜ今、恐怖を感じているのかはわからない。
もしかして、これが初めてだから……?
初めての時は、そういう感情を抱く女子が多いと、聞いたことがある。そうであれば、男の僕にはわからない。今、僕にできるのは、ただ抱きしめることだけ——。
彼女は黙ったまま、でも僕の背に回った腕は、より一層、僕を強く引き寄せた。一分くらい、それが続いた。次第に力みはとれて、耳元で感じる呼吸も、最初こそ震えていたけれど、徐々に落ち着きを取り戻していった。
「……ありがと。もう、大丈夫」
「本当に?無理してない?」
「大丈夫。それより……明希君は、動かないでね。私が動くから」
穏やかな声に安堵したのも束の間、彼女が腰を前後に動かし始めて、途端に先ほどの感覚が蘇ってきた。
身体のたった一部なのに、そこから、全身へ流れていく快感。熱がこもる、血が巡る、胸の奥が満たされる——。
「麻美ちゃん、待って……」
無防備な繋がりが、次第に危機感を募らせる。なのに、頭はぼんやりと重くなって、思考が少しずつ遠のいていく。
——まずい、このままじゃ……。
「あさみちゃん——」
「……なに?」
「このままじゃ、あの……」
「いいよ」
「……え?」
「いいよ……明希君なら」
湿度を帯びたその声が、鼓膜を揺らすたび、何か大切なものが、静かに崩れていく音がした。
本当は、ここで止めるべきだった。さすがに、止められるはずだった。けれど、どこかに生まれていた甘えが、僕の手から理性を奪い取った。
性の欲の、一番越えてはいけない境界。その場所に、僕は踏み込んだ。
ドクッ、ドクッ——
それは心臓の鼓動じゃない。腹の奥深くで鳴る、まったく別の鼓動だった。
これまでに感じたことのない、全身を突き抜ける快楽。それと、ほぼ同時に僕を飲み込んだ、圧倒的な罪の意識——。
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