40 / 50
エスト公国にて
38
しおりを挟む
「無理!流石の俺でも、それは無理!」
「何の為の性職者なんですか……」
あれから、ルイにセシルちゃんとディルクをどうにかくっつける事か出来ないかと相談してみれば、上記のような答えが返ってきた。
「いや、俺の職種関係ないよね?確かに、俺の職域は婚姻に関連する事もやってるけれどさ。それとこれとは別だよ。だいたい、あの2人が両片想いなのは今に始まった事じゃないし。昔からあぁなんだよ。一応、俺だって、2人をくっつけようと、何度けしかけたことがあるけど、見事ぜーんぶ、失敗したし」
「あーーー」
話を聞いてなんとなくだが、想像がつく。ルイが、セシルちゃんを口説いて、それを軽くあしらうセシルちゃん。そして、そんな2人をヤキモキしながら、ただただ見ているだけのディルク。
彼らと会って間もないと言うのに、なぜかそんな光景が簡単に思い浮かぶよ。
「……でも、いきなりなんで?2人をくっつけようと思ったの?ルーナちゃん」
「え?」
不思議そうに聞いてくるルイに悪気はないのだろうか、それはなんとも困る質問だ。
何故かと聞かれたら答えは、私の生存確率を高める為だ!の一択だけど、ぶっちゃけそれは通じない。言ったら絶対病院を紹介されるよ。しかも精神科。
「いや、だってさ。確かルーナちゃんって、あんまり好きじゃないよね。そう言うこと」
「はい?」
そう言うことってどう言うことだよ
「いや、なんて言うのか、男女が付き合ったりするのが好きじゃないのかなって……ほら、前にいちゃつく男女がムカつくとか言ってたよね?」
……言ってたか?そんな事。いや、言ってたかもしれない。確かにムカつくし、いちゃつく男女は。っけ、滅びろよとは思うし
「それに、ルーナちゃん自身そう言ったことに興味がなさそうと言うか…なんと言うか。この俺がいつも口説いてるのに、一向に落ちないし」
「それはルイ殿の事が好きじゃないだけ……」
あと、そのイケメンのみが許される発言をサラッとできるのが憎い。滅びればいいのに。
「…相変わらず、さらっと酷い」
「あー、でも、まぁ、どちらと言うと確かに、嫌いというか、興味がないですが。」
「そして、無視する。俺、つらたんだよ?………あ、いや、ごめん、そんな目で見ないで」
おっと、うっかりルイを冷めた目でしてしまったようだ。いけない、いけない。
「と、話が逸れたけど。それで?理由はなんなの?2人をくっつけようとした、理由。」
「あー、それは」
なんで、そんなに気になるんだと一瞬思ったが、この人はこう言う人だった。まぁ、無難な事を答えておくか。
「……旅を通じて、セシルちゃんの事の良いところをたくさん知って、彼女の事が好きになったからですかね。」
「はっ!まさか、ルーナちゃん。そっちのけが!だから、俺が口説いても」
「……違いますよ。馬鹿なことを言わないでください。……まぁ、兎に角、そのセシルちゃん見たいな良い子には幸せになって欲しいなぁと思って……だから、好きな人と結ばれれば良いのになぁ、せめてこの旅の間だけでも……と思っただけです。」
まぁ、うん、変な話ではないよな。それに多少は本心も入ってるし……
「ふーん。確かに俺たちが好きな相手と結ばれるのって難しいからね。」
平民同士ならいざ知らず、貴族というものが、恋愛結婚をするのは難しいと聞く。現に、ゲーム本編クリア後の話を描いたファンディスクでは、その事を大いに取り上げていたキャラもいた。
そんな経験したこともなければ、今後する事もない私にとっては、全くよくわからない世界だが……2人が見事結婚する!と言う話がトントン拍子に進むのは難しいのだろ。いや、是が非でもさせるけどさ。私の将来のために
「ふーん、仲間もいだね。…………あ!ねぇ、じゃあ俺は?俺に対してはどんなこと思ってる?」
「え、ルイ殿ですか?ルイ殿は、まぁ、作りすぎた恋人や現地妻に刺されないようにして下さい。」
「……俺の好感度の低さが異常」
いや、妥当だと思いますよ。
ふと、気がつけば、夜も更け、ふわぁとあくびが出始める。腕の中のポチが吐息を立て、すっか
り夢の中だし、私もそろそろ寝ようかな。と思い席を立とうとしたその時だった。
「あぁ、そうだ。思い出した。」
何かを思い出したルイがにこりと、笑いながら私の目の前に立ちはだかった。
「……なんですか?」
「なんですか、じゃないよ。この前約束したよね?」
そう言って、ルイがポンポンっと私の右肩を叩いて、あっ!と思い出す。
1つ目の宝玉を見つけた後に、三馬鹿にかけられた呪い。肩から広がりつつある死の印。そのことを、他のメンバーに秘密にしておく代わりに、定期的にルイにどのくらい印が広がっているかを教えなくてはいけないのだった。
あれから、特に何もなかったから、忘れてた。
「ルーナちゃんが何も言いださないから、俺、すっかり忘れてたよ。」
……そのまま忘れてれば、よかったのに。忘れろ!!
「と言うわけで、見せて」
「え、ここで?」
あれだぞ?今ここにみんな居ないと言えども、ここはいつ誰が来てもおかしくない談話室。誰か来たら困るじゃないか
「パッと見せれば問題ないよ。はい、見せて」
さぁ、と催促するルイ。確かにこのまま渋って居ても、良いことはないか。いつ誰が来るかわからないのなら、さっさと見せてしまったほうがいい。とりあえず、恥だなんだは捨てるとしよう。
右肩だけを出し、包帯を取れば呪いの印が見えて来る。
「前よりも、ちょっと印が大きくなってるね。」
「そうですか?」
あんまり、見たくないため無視していた為、把握していなかった。確かに見てみれば、印が身体を覆う範囲が広がっている。これが、全身に広がれば、死ぬのか……もう、生きるのあきらめた方がいいのかな。…いやいや、そんな悲観的になるな!私!!きっと希望はまだあるはず、多分、きっと
「…痛くは無い?」
そう言って、そっと肩に触れるルイ。
なんとなくだが、その、距離が近くないだろうか。ふと横を見れば、目の鼻の先にある綺麗な顔。あー、なんかドキドキする。いや、ルイ殿って所がマイナスポイントなんだけど、それでも、こう綺麗な顔があると、やっぱりなんか、ドキドキするんだよ!!
「あれ?どうしたの?ルーナちゃん、顔が赤いよ」
「い、いや、別に。気のせいですよ」
プイッと顔をそらして見たが、よくよく考えれば逆効果
「何?もしかして、ドキドキしてるの?嬉しいなぁ。可愛い」
何故か更に顔を近づけくるルイ。ええーい、やめろ!近づくな。だいたい、こんな姿誰かに見られたら誤解どころではないから!とりあえず、やばいから!お願いなので、誰も来ない……で
「……2人とも何してるんだい?」
あれか? 願ったのがやばかったのか、フラグを踏んでしまったのか、これは、最悪の展開だ。誰かに見られた。
ぞっと寒気がして、声のする方へ振り返ればそこに居たのは、殿下。冷ややかに笑うその表情は、魔王そのもの。
「で、でんか……」
「あれ?アーサー?どうしたの?何か用?」
なんで、ルイはそんなにあっけらかんとしてるんだ!やばいだろ、この状況は!!
「どうしたの?じゃないだろ?ルイ。何をしてるんだと俺が聞いているんだよ。」
「何って見ての通りだよ」
見ての通りだよ。じゃないよ!!だらだらと流れる冷や汗。もしかして私は今日死ぬのかもしれない。
「何の為の性職者なんですか……」
あれから、ルイにセシルちゃんとディルクをどうにかくっつける事か出来ないかと相談してみれば、上記のような答えが返ってきた。
「いや、俺の職種関係ないよね?確かに、俺の職域は婚姻に関連する事もやってるけれどさ。それとこれとは別だよ。だいたい、あの2人が両片想いなのは今に始まった事じゃないし。昔からあぁなんだよ。一応、俺だって、2人をくっつけようと、何度けしかけたことがあるけど、見事ぜーんぶ、失敗したし」
「あーーー」
話を聞いてなんとなくだが、想像がつく。ルイが、セシルちゃんを口説いて、それを軽くあしらうセシルちゃん。そして、そんな2人をヤキモキしながら、ただただ見ているだけのディルク。
彼らと会って間もないと言うのに、なぜかそんな光景が簡単に思い浮かぶよ。
「……でも、いきなりなんで?2人をくっつけようと思ったの?ルーナちゃん」
「え?」
不思議そうに聞いてくるルイに悪気はないのだろうか、それはなんとも困る質問だ。
何故かと聞かれたら答えは、私の生存確率を高める為だ!の一択だけど、ぶっちゃけそれは通じない。言ったら絶対病院を紹介されるよ。しかも精神科。
「いや、だってさ。確かルーナちゃんって、あんまり好きじゃないよね。そう言うこと」
「はい?」
そう言うことってどう言うことだよ
「いや、なんて言うのか、男女が付き合ったりするのが好きじゃないのかなって……ほら、前にいちゃつく男女がムカつくとか言ってたよね?」
……言ってたか?そんな事。いや、言ってたかもしれない。確かにムカつくし、いちゃつく男女は。っけ、滅びろよとは思うし
「それに、ルーナちゃん自身そう言ったことに興味がなさそうと言うか…なんと言うか。この俺がいつも口説いてるのに、一向に落ちないし」
「それはルイ殿の事が好きじゃないだけ……」
あと、そのイケメンのみが許される発言をサラッとできるのが憎い。滅びればいいのに。
「…相変わらず、さらっと酷い」
「あー、でも、まぁ、どちらと言うと確かに、嫌いというか、興味がないですが。」
「そして、無視する。俺、つらたんだよ?………あ、いや、ごめん、そんな目で見ないで」
おっと、うっかりルイを冷めた目でしてしまったようだ。いけない、いけない。
「と、話が逸れたけど。それで?理由はなんなの?2人をくっつけようとした、理由。」
「あー、それは」
なんで、そんなに気になるんだと一瞬思ったが、この人はこう言う人だった。まぁ、無難な事を答えておくか。
「……旅を通じて、セシルちゃんの事の良いところをたくさん知って、彼女の事が好きになったからですかね。」
「はっ!まさか、ルーナちゃん。そっちのけが!だから、俺が口説いても」
「……違いますよ。馬鹿なことを言わないでください。……まぁ、兎に角、そのセシルちゃん見たいな良い子には幸せになって欲しいなぁと思って……だから、好きな人と結ばれれば良いのになぁ、せめてこの旅の間だけでも……と思っただけです。」
まぁ、うん、変な話ではないよな。それに多少は本心も入ってるし……
「ふーん。確かに俺たちが好きな相手と結ばれるのって難しいからね。」
平民同士ならいざ知らず、貴族というものが、恋愛結婚をするのは難しいと聞く。現に、ゲーム本編クリア後の話を描いたファンディスクでは、その事を大いに取り上げていたキャラもいた。
そんな経験したこともなければ、今後する事もない私にとっては、全くよくわからない世界だが……2人が見事結婚する!と言う話がトントン拍子に進むのは難しいのだろ。いや、是が非でもさせるけどさ。私の将来のために
「ふーん、仲間もいだね。…………あ!ねぇ、じゃあ俺は?俺に対してはどんなこと思ってる?」
「え、ルイ殿ですか?ルイ殿は、まぁ、作りすぎた恋人や現地妻に刺されないようにして下さい。」
「……俺の好感度の低さが異常」
いや、妥当だと思いますよ。
ふと、気がつけば、夜も更け、ふわぁとあくびが出始める。腕の中のポチが吐息を立て、すっか
り夢の中だし、私もそろそろ寝ようかな。と思い席を立とうとしたその時だった。
「あぁ、そうだ。思い出した。」
何かを思い出したルイがにこりと、笑いながら私の目の前に立ちはだかった。
「……なんですか?」
「なんですか、じゃないよ。この前約束したよね?」
そう言って、ルイがポンポンっと私の右肩を叩いて、あっ!と思い出す。
1つ目の宝玉を見つけた後に、三馬鹿にかけられた呪い。肩から広がりつつある死の印。そのことを、他のメンバーに秘密にしておく代わりに、定期的にルイにどのくらい印が広がっているかを教えなくてはいけないのだった。
あれから、特に何もなかったから、忘れてた。
「ルーナちゃんが何も言いださないから、俺、すっかり忘れてたよ。」
……そのまま忘れてれば、よかったのに。忘れろ!!
「と言うわけで、見せて」
「え、ここで?」
あれだぞ?今ここにみんな居ないと言えども、ここはいつ誰が来てもおかしくない談話室。誰か来たら困るじゃないか
「パッと見せれば問題ないよ。はい、見せて」
さぁ、と催促するルイ。確かにこのまま渋って居ても、良いことはないか。いつ誰が来るかわからないのなら、さっさと見せてしまったほうがいい。とりあえず、恥だなんだは捨てるとしよう。
右肩だけを出し、包帯を取れば呪いの印が見えて来る。
「前よりも、ちょっと印が大きくなってるね。」
「そうですか?」
あんまり、見たくないため無視していた為、把握していなかった。確かに見てみれば、印が身体を覆う範囲が広がっている。これが、全身に広がれば、死ぬのか……もう、生きるのあきらめた方がいいのかな。…いやいや、そんな悲観的になるな!私!!きっと希望はまだあるはず、多分、きっと
「…痛くは無い?」
そう言って、そっと肩に触れるルイ。
なんとなくだが、その、距離が近くないだろうか。ふと横を見れば、目の鼻の先にある綺麗な顔。あー、なんかドキドキする。いや、ルイ殿って所がマイナスポイントなんだけど、それでも、こう綺麗な顔があると、やっぱりなんか、ドキドキするんだよ!!
「あれ?どうしたの?ルーナちゃん、顔が赤いよ」
「い、いや、別に。気のせいですよ」
プイッと顔をそらして見たが、よくよく考えれば逆効果
「何?もしかして、ドキドキしてるの?嬉しいなぁ。可愛い」
何故か更に顔を近づけくるルイ。ええーい、やめろ!近づくな。だいたい、こんな姿誰かに見られたら誤解どころではないから!とりあえず、やばいから!お願いなので、誰も来ない……で
「……2人とも何してるんだい?」
あれか? 願ったのがやばかったのか、フラグを踏んでしまったのか、これは、最悪の展開だ。誰かに見られた。
ぞっと寒気がして、声のする方へ振り返ればそこに居たのは、殿下。冷ややかに笑うその表情は、魔王そのもの。
「で、でんか……」
「あれ?アーサー?どうしたの?何か用?」
なんで、ルイはそんなにあっけらかんとしてるんだ!やばいだろ、この状況は!!
「どうしたの?じゃないだろ?ルイ。何をしてるんだと俺が聞いているんだよ。」
「何って見ての通りだよ」
見ての通りだよ。じゃないよ!!だらだらと流れる冷や汗。もしかして私は今日死ぬのかもしれない。
0
あなたにおすすめの小説
妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?
木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。
彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。
公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。
しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。
だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。
二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。
彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。
※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。
冤罪から逃れるために全てを捨てた。
四折 柊
恋愛
王太子の婚約者だったオリビアは冤罪をかけられ捕縛されそうになり全てを捨てて家族と逃げた。そして以前留学していた国の恩師を頼り、新しい名前と身分を手に入れ幸せに過ごす。1年が過ぎ今が幸せだからこそ思い出してしまう。捨ててきた国や自分を陥れた人達が今どうしているのかを。(視点が何度も変わります)
今日も学園食堂はゴタゴタしてますが、こっそり観賞しようとして本日も萎えてます。
柚ノ木 碧/柚木 彗
恋愛
駄目だこれ。
詰んでる。
そう悟った主人公10歳。
主人公は悟った。実家では無駄な事はしない。搾取父親の元を三男の兄と共に逃れて王都へ行き、乙女ゲームの舞台の学園の厨房に就職!これで予てより念願の世界をこっそりモブ以下らしく観賞しちゃえ!と思って居たのだけど…
何だか知ってる乙女ゲームの内容とは微妙に違う様で。あれ?何だか萎えるんだけど…
なろうにも掲載しております。
【完結】お花畑ヒロインの義母でした〜連座はご勘弁!可愛い息子を連れて逃亡します〜+おまけSS
himahima
恋愛
夫が少女を連れ帰ってきた日、ここは前世で読んだweb小説の世界で、私はざまぁされるお花畑ヒロインの義母に転生したと気付く。
えっ?!遅くない!!せめてくそ旦那と結婚する10年前に思い出したかった…。
ざまぁされて取り潰される男爵家の泥舟に一緒に乗る気はありませんわ!
アルファポリス恋愛ランキング入りしました!
読んでくれた皆様ありがとうございます。
*他サイトでも公開中
なろう日間総合ランキング2位に入りました!
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
どうして私が我慢しなきゃいけないの?!~悪役令嬢のとりまきの母でした~
涼暮 月
恋愛
目を覚ますと別人になっていたわたし。なんだか冴えない異国の女の子ね。あれ、これってもしかして異世界転生?と思ったら、乙女ゲームの悪役令嬢のとりまきのうちの一人の母…かもしれないです。とりあえず婚約者が最悪なので、婚約回避のために頑張ります!
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
シナリオ通り追放されて早死にしましたが幸せでした
黒姫
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢に転生しました。神様によると、婚約者の王太子に断罪されて極北の修道院に幽閉され、30歳を前にして死んでしまう設定は変えられないそうです。さて、それでも幸せになるにはどうしたら良いでしょうか?(2/16 完結。カテゴリーを恋愛に変更しました。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる