93 / 133
遠慮なんかしなくていいんだ
しおりを挟む
再会後のリモート報告会
風歌『英士さんが『想いの丈を沢山話しなね』って励ましてくれたから伝えたい事。聞きたかった事。話す事が出来ました』
夏輝「良かった」
心紀「英ちゃんは何て?」
風歌『いえ、まだです』
心紀「へ?」
(俺の方に先連絡して来たら俺が睨まれるじゃん)
トゥルルル
心紀「うげ、英ちゃんからだ」
夏輝「(心配した山乃くんが電話してきたのかしらね)どうして? 早く連絡した方が安心するんじゃないかしら?」
風歌『そうでしょうか? 余り何でもかんでも話したり連絡をしつこくしたら、迷惑になったりしませんか?』
──
英士『風歌ちゃんがオイラより先に、冴多ちゃんに話すとか……どういう事だろうね?』
心紀「英ちゃん、俺に嫉妬しなくても心配ないって」
──
風歌『そうでしょうか? 余り何でもかんでも話したり連絡をしつこくしたら、迷惑になったりしませんか?』
風歌『夏輝先生は、優しくて。勝手にお姉さんみたいって思っているから話を聞いて貰いたくなっちゃうんです……あの勝手にお姉さんとか。すみません』
夏輝「ふうちゃん……嬉しいわ。私もふうちゃんと、るなちゃんが妹みたいに可愛いって思っているから。謝らないで……私達3姉妹だね!」
風歌『夏輝先生……嬉しい! るなちゃんが喜びます!』
──
心紀「って事だから……それより何で、ふうちゃんが俺達に先に連絡して来たって分かった?」
英士『それは……』
──
涼也『るなちゃん? 連絡くれるかな? って待ってたんだけど……何かあった?』
るな『リョウくん。心配掛けてゴメンね。余り何でもかんでも話したり連絡をしつこくしたら、迷惑になったりしないかな? って思って……』
英士『という遠慮の固まりな事を言われた。と連絡が来た訳です』
心紀「ふうちゃんと全く同じセリフだね……」
英士『御厨くんがるなちゃんに』
涼也『ふうちゃんは山乃さんに連絡したかな?』
るな『『先に冴多先生と、夏輝先生に報告するね』って』
英士『……聞いたらそう話したって』
心紀「でしょうね。ふうちゃんが先に俺の方に連絡して来たんだからさ、睨まれる筋合い無いからね」
英士『だね……*人付き合いで大切な事は『尊敬』と『尊重』と『遠慮』ってアイドルさんが言ってたんだけど……風歌ちゃんとるなちゃんは遠慮し過ぎだよね……』
英士side
今までキミは
人にこれを言ったら悲しむんじゃないか ?
これを言ったら傷付けてしまう……
だから心にしまって置こう……
そうやって自分の想いや感情を抑えて来たんだよね
もう
そんな風に思わなくていいんだ
自分の
『想いの丈を沢山話しな』
って言ったじゃん
沢山、沢山聞くよ?
だから遠慮なんかしなくていいんだ
*国民的アイドルの赤色王子様の名言を使わせて頂きました
風歌『英士さんが『想いの丈を沢山話しなね』って励ましてくれたから伝えたい事。聞きたかった事。話す事が出来ました』
夏輝「良かった」
心紀「英ちゃんは何て?」
風歌『いえ、まだです』
心紀「へ?」
(俺の方に先連絡して来たら俺が睨まれるじゃん)
トゥルルル
心紀「うげ、英ちゃんからだ」
夏輝「(心配した山乃くんが電話してきたのかしらね)どうして? 早く連絡した方が安心するんじゃないかしら?」
風歌『そうでしょうか? 余り何でもかんでも話したり連絡をしつこくしたら、迷惑になったりしませんか?』
──
英士『風歌ちゃんがオイラより先に、冴多ちゃんに話すとか……どういう事だろうね?』
心紀「英ちゃん、俺に嫉妬しなくても心配ないって」
──
風歌『そうでしょうか? 余り何でもかんでも話したり連絡をしつこくしたら、迷惑になったりしませんか?』
風歌『夏輝先生は、優しくて。勝手にお姉さんみたいって思っているから話を聞いて貰いたくなっちゃうんです……あの勝手にお姉さんとか。すみません』
夏輝「ふうちゃん……嬉しいわ。私もふうちゃんと、るなちゃんが妹みたいに可愛いって思っているから。謝らないで……私達3姉妹だね!」
風歌『夏輝先生……嬉しい! るなちゃんが喜びます!』
──
心紀「って事だから……それより何で、ふうちゃんが俺達に先に連絡して来たって分かった?」
英士『それは……』
──
涼也『るなちゃん? 連絡くれるかな? って待ってたんだけど……何かあった?』
るな『リョウくん。心配掛けてゴメンね。余り何でもかんでも話したり連絡をしつこくしたら、迷惑になったりしないかな? って思って……』
英士『という遠慮の固まりな事を言われた。と連絡が来た訳です』
心紀「ふうちゃんと全く同じセリフだね……」
英士『御厨くんがるなちゃんに』
涼也『ふうちゃんは山乃さんに連絡したかな?』
るな『『先に冴多先生と、夏輝先生に報告するね』って』
英士『……聞いたらそう話したって』
心紀「でしょうね。ふうちゃんが先に俺の方に連絡して来たんだからさ、睨まれる筋合い無いからね」
英士『だね……*人付き合いで大切な事は『尊敬』と『尊重』と『遠慮』ってアイドルさんが言ってたんだけど……風歌ちゃんとるなちゃんは遠慮し過ぎだよね……』
英士side
今までキミは
人にこれを言ったら悲しむんじゃないか ?
これを言ったら傷付けてしまう……
だから心にしまって置こう……
そうやって自分の想いや感情を抑えて来たんだよね
もう
そんな風に思わなくていいんだ
自分の
『想いの丈を沢山話しな』
って言ったじゃん
沢山、沢山聞くよ?
だから遠慮なんかしなくていいんだ
*国民的アイドルの赤色王子様の名言を使わせて頂きました
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる