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覚えがないとは言えない
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(解ってはいたが……まさに美技、だな)
一瞬にして自身に迫りくる攻撃魔法やしなる木の鞭、鋭い枝が切り裂かれ……本丸への道が切り開いた。
「ぬぅうううんんんッ!!!!!!!」
烈破一閃。
牙竜に火を、竜気を纏い……腕力と切れ味の強化を最大限にまで引き上げた。
そして……牙竜に宿る技、スラッシュバスターを発動。
確実に討伐する為には近づいて直接ぶった斬るのが一番ではあるが、闇魔法を使える珍しいエルダートレントは再生力も並ではない。
まだ攻撃魔法を発動する魔力も十分持っているため、無理に近づけばせっかくのチャンスが無駄になる。
だからこそ、次の攻撃が届く前に今放てる超高火力の技をぶっ放し……エルダートレントの体の一部をぶっ飛ばした。
(好機!!!!!!!)
ラストが放った強化増し増しのスラッシュバスターのお陰で、更に道が切り開けた。
ラストのサポートを行ったアキラの体勢は既に整っており、冷静にスラッシュバスターの威力範囲を見切り……前進。
「ッッッッッッッッッ!!!!!!」
だが、やはりBランクモンスター。
大ダメージを食らったからといって勝利を諦めることはなく、即座に周囲の木々から生命力を吸い取って再生、加えて闇魔法で牽制と迎撃を行うが……先程までと比べて、明らかに発射された攻撃魔法の数が少なかった。
威力、速度も落ちているため、わざわざ走行中に抜刀して切り裂く必要はなく、アキラは全てを躱しながら一気に接近。
「ッ!!!!!!!!」
ここにきて本当にヤバいと、このままでは本当に死んでしまうと、危機を感じ取ったエルダートレントは残っている再生しなければならない部分は放置し、闇を纏った枝でアキラを集中攻撃。
「させるわけないだろ」
それをティールが見逃すわけがなく、疾風瞬閃から大きめの斬撃刃を放ち、まとめで伐採。
闇を纏った枝は標的に届く前に地に落ち……旋風を纏った斬撃によって体を三つに切断。
「シッ!!!!!」
そして間髪入れず、視界に映った魔石に向かって腕を伸ばし、エルダートレントが無理矢理再生する前に動きを封じた。
「ふぅ~~~、上手く取れて良かった」
刀を納刀し、アキラは良い笑顔を浮かべながら、討伐した証明の魔石を二人に見せた。
(うっ……や、やっぱり今回はエルダートレントからじゃなくて、アキラからダメージを受けたか)
敵対したモンスターではなく、仲間からダメージを与えられる……裏切り?
勿論そんなことはない。
ただ単純に、ティールがまだアキラに惚れているから、勝手にダメージを受けているだけである。
「ッ!!!???」
「マスターッ!!!!!!」
「ティール!!!!!!」
目的は達成した。
後はエルダートレントの死体を回収して帰るだけ……そう思っていた瞬間、ティールに刺突と双斬刃が放たれた。
「大丈夫だ。ちゃんと攻撃は躱した……ただ、なんなんだ、お前ら?」
味方の笑顔に見惚れて勝手にダメージを負っていたとはいえ、急に突き刺さった殺気に反応出来ない程、気は緩んでいない。
(黒い外套に深いフード……見覚えがゼロ、ではないな)
基本的に誰かに喧嘩を売りながら旅をして来たわけではない。
ただ、冒険開始時からそれなりに高い戦闘力を有していたため、面倒な絡み方をしてくる相手……ストレートに喧嘩を売ってきた相手に対しては、それなりに物理的な力で対応してきた。
故に……奇襲を仕掛けられ、殺される様な恨みに関して、全く覚えがないとは言えない。
「お前がかすめ取った物を奪いに来た」
「俺の質問の答えになってないんだけど………………あぁ~~、そういう事ね。なんとなく解ったわ」
正確な正体などは知らない。
しかし、自身が何かを他人からかすめ取った……という言い方に対しては苦言を呈したいところだが、それだけで襲撃者が自分の過去で……どの件に関わっているかを把握した。
一瞬にして自身に迫りくる攻撃魔法やしなる木の鞭、鋭い枝が切り裂かれ……本丸への道が切り開いた。
「ぬぅうううんんんッ!!!!!!!」
烈破一閃。
牙竜に火を、竜気を纏い……腕力と切れ味の強化を最大限にまで引き上げた。
そして……牙竜に宿る技、スラッシュバスターを発動。
確実に討伐する為には近づいて直接ぶった斬るのが一番ではあるが、闇魔法を使える珍しいエルダートレントは再生力も並ではない。
まだ攻撃魔法を発動する魔力も十分持っているため、無理に近づけばせっかくのチャンスが無駄になる。
だからこそ、次の攻撃が届く前に今放てる超高火力の技をぶっ放し……エルダートレントの体の一部をぶっ飛ばした。
(好機!!!!!!!)
ラストが放った強化増し増しのスラッシュバスターのお陰で、更に道が切り開けた。
ラストのサポートを行ったアキラの体勢は既に整っており、冷静にスラッシュバスターの威力範囲を見切り……前進。
「ッッッッッッッッッ!!!!!!」
だが、やはりBランクモンスター。
大ダメージを食らったからといって勝利を諦めることはなく、即座に周囲の木々から生命力を吸い取って再生、加えて闇魔法で牽制と迎撃を行うが……先程までと比べて、明らかに発射された攻撃魔法の数が少なかった。
威力、速度も落ちているため、わざわざ走行中に抜刀して切り裂く必要はなく、アキラは全てを躱しながら一気に接近。
「ッ!!!!!!!!」
ここにきて本当にヤバいと、このままでは本当に死んでしまうと、危機を感じ取ったエルダートレントは残っている再生しなければならない部分は放置し、闇を纏った枝でアキラを集中攻撃。
「させるわけないだろ」
それをティールが見逃すわけがなく、疾風瞬閃から大きめの斬撃刃を放ち、まとめで伐採。
闇を纏った枝は標的に届く前に地に落ち……旋風を纏った斬撃によって体を三つに切断。
「シッ!!!!!」
そして間髪入れず、視界に映った魔石に向かって腕を伸ばし、エルダートレントが無理矢理再生する前に動きを封じた。
「ふぅ~~~、上手く取れて良かった」
刀を納刀し、アキラは良い笑顔を浮かべながら、討伐した証明の魔石を二人に見せた。
(うっ……や、やっぱり今回はエルダートレントからじゃなくて、アキラからダメージを受けたか)
敵対したモンスターではなく、仲間からダメージを与えられる……裏切り?
勿論そんなことはない。
ただ単純に、ティールがまだアキラに惚れているから、勝手にダメージを受けているだけである。
「ッ!!!???」
「マスターッ!!!!!!」
「ティール!!!!!!」
目的は達成した。
後はエルダートレントの死体を回収して帰るだけ……そう思っていた瞬間、ティールに刺突と双斬刃が放たれた。
「大丈夫だ。ちゃんと攻撃は躱した……ただ、なんなんだ、お前ら?」
味方の笑顔に見惚れて勝手にダメージを負っていたとはいえ、急に突き刺さった殺気に反応出来ない程、気は緩んでいない。
(黒い外套に深いフード……見覚えがゼロ、ではないな)
基本的に誰かに喧嘩を売りながら旅をして来たわけではない。
ただ、冒険開始時からそれなりに高い戦闘力を有していたため、面倒な絡み方をしてくる相手……ストレートに喧嘩を売ってきた相手に対しては、それなりに物理的な力で対応してきた。
故に……奇襲を仕掛けられ、殺される様な恨みに関して、全く覚えがないとは言えない。
「お前がかすめ取った物を奪いに来た」
「俺の質問の答えになってないんだけど………………あぁ~~、そういう事ね。なんとなく解ったわ」
正確な正体などは知らない。
しかし、自身が何かを他人からかすめ取った……という言い方に対しては苦言を呈したいところだが、それだけで襲撃者が自分の過去で……どの件に関わっているかを把握した。
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