現世で死んだ俺は新たな世界へと生まれ変わる途中で邪神に拐われました。ありがとう! 感謝します邪神様っ!

夜夢

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新章3 時の監獄編

22 乗っ取り成功

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 王都に着いたジェイドは真っ直ぐ城に向かった。そしてとりあえず姫を抱きながら女王の話を聞く。

「ジェイド、私達……これから夫婦になるのよね?」
「まぁそうだな。第一夫人が女王で、第二夫人が姫さんな?」
「し、仕方ないけどっ! 第一夫人の座はお母様に譲りますっ!」
「ふふっ、ありがとう。ではジェイド、来週までに準備を整えます。来週、私達の結婚を民に知らせ、ジェイドの国とこの国が一つになると伝えましょう」
「来週か。ま、色々と準備があるようだし、それで構わんよ」
「はいっ。では後は私が進めておきますね」
「ああ」

 それから一週間、ジェイドは城内で時間を潰した。時折エルフの町に行き楽しんでいるのは内緒だ。それ以外にも城を訪れた貴族令嬢、メイド、女騎士、文官らと楽しんでいたのも内緒だ。そして、その内何人かはジェイドによりしっかりと孕んでいた。

「ジェイドォォォォ……! 手当たり次第手を出すのは止めてもらえない!?」

 しっかり女王にバレた。

「悪い悪い。でも仕方がないんだ」
「……何か理由が?」
「ああ。この城にいる女が可愛すぎて勃起が治まらんのだ!」

 女王はガクッと肩を落とした。

「そんな理由が通りますかっ! ジェイドは王になるのよっ!? これじゃ後継者問題が──」
「後継者だ? それについては心配する必要はない」 
「え?」
「この国は民主制にするからな」
「民主制??」
「そうだ。国の頭は民に決めさせる。王になりたい者が立候補し、民による投票で次の王を決めるんだ。そしたら立候補する奴も非道な真似はできないだろ?」
「な、なるほど……。世襲では愚かな王になるかもしれませんが、それなら民に支持されなければ王になれない。さすがジェイドね!」
「だろ? だから俺は好き勝手女を抱き孕ませる! その中から俺を超える器の持ち主が生まれるかもしれないからな!」
「そ、そこまで考えて──!」

 いるわけがない。そもそもこんな不自由な世界でジェイドを超える者など生まれるはずもない。ジェイドはこの世界では異端なのである。一人強大な力を有し、いくつもの世界での知識も有している。それに勝る者など生まれるはずはないのである。

 つまり、ジェイドはただ女とやりたいだけ。理由はこれに尽きる。

「あっあっあっ! 女王様っ、旦那様をお止め下さいませぇぇぇぇぇっ!」
「なりません。この国の未来のため、全ての女にジェイドの子を孕んでもらうわ。一週間後、全ての民にこの法を伝えます。ジェイドの意思は国の意思。逆らえば国家反逆罪よ」
「そ、そんなっ! 私には彼がぁぁぁぁぁぁっ! な、膣内に熱い塊がぁぁぁぁ……っ!」
「彼? その彼はジェイドよりあなたを満足させてくれるのかしら?」
「そ、それは……」

 騎士団長の女は膣内射精されても内にあるまだ硬いモノに膣壁を絡める。

「か、彼より良いですぅぅっ、こんなタフなおちんぽは他にありません……っ」
「でしょう? 王は優秀でなければならない。一代なんてすぐに終わるわ。もっと先を見なければね?」
「は、はい……っ」
「ならジェイドにお願いしなさい」
「っ! ジェイド……様っ。私にジェイド様の子を授けて下さい……ませっ」

 ジェイドは騎士団長を激しく突き上げ胸を鷲掴みにした。

「いつ孕ませるかは俺が決める。お前らは請われたら股を開き子宮で種を受け取れ。それ以上は望まん」
「は、はい……っ!」

 そして一週間後、女王とジェイドの結婚が全ての国民に伝えられ、同時にこの新たなジェイド法の施行も伝えられた。

 当然反発もあり、怒り狂った男が徒党を組み城に抗議にきたが、深夜、ジェイドの手により始末された。ジェイドの興味は男に何一つない。

 加えて抗議に来た女は全員捕縛され、城の地下牢でジェイドに抱かれた後、気に入られなかった女は騎士達に与えられた。

「気に入られなかったら騎士に輪姦されるっ……! ならジェイド様の方が……!」

 これで女は大人しくなり股を開くようになった。そしてこれにより騎士達の士気も高まった。

「いやぁぁぁぁっ! もう膣内に射精さないでぇぇぇぇっ!」
「へっへっへ……、騎士になって良かったぜ。待ってりゃ女が降ってくるんだからなぁぁぁっ」
「それな。ジェイド様には感謝しかねぇぜ!」
「いやぁぁぁぁぁっ! 誰のかわからない赤ちゃんできちゃうぅぅぅぅぅぅぅっ!」

 だが、これを良しとしない派閥もあった。

 ある日、地下牢で女を抱いていると見知らぬ女がジェイドが中にいるにも関わらず外から鍵をかけた。

「そこまでだ! この好色男めっ!」
「はぁ? うっくぅっ!」
「はぁぁぁぁぁんっ! いきなり射精しちゃだめですぅぅぅぅぅぅっ!」

 いきなり叫ばれたジェイドはつい浅い場所で射精してしまった。

「なんだお前は」
「私は公爵家長女【コーネリア】よ! それ以上の狼藉は見逃せませんっ!」
「狼藉だぁ? おいおい、何勘違いしてやがる」
「え?」
「あんっ」

 ジェイドはコーネリアに見えるように女を抱えて上下に揺らした。

「見な。これが嫌がっているように見えるのか?」
「や、やめろっ! 変なモノを見せるなっ!」
「変なモノ? どこの何が変なんだ? 大方した事もねぇんだろ? こいつの様をよ~く見てみな」
「くっ」

 ジェイドはさらに見せつけるように女を抱く。

「あぁぁぁぁぁぁぁっ! こんなおっきいので奥まで突き上げられたらすぐ逝っちゃうぅぅぅぅぅっ! もっとしたいのに身体がもたないのぉぉぉぉぉぉっ!」
「見たか? どうみても嫌がっちゃいねぇよなぁ? マン汁垂れ流して喜んでんじゃねぇか」
「く、くぅぅぅぅっ!」
「テメェの物差しで語るんじゃねぇよ。お嬢ちゃん」
「なっ!? あ、あなたの方が子供じゃないのっ! とにかくっ! 私はあなたが王とは認めないわっ! しばらくそこで頭を冷やす事ねっ!」

 そう言い、コーネリアは牢から離れた。ジェイドは女に注ぎながら嗤った。

「王である俺を牢屋にぶちこむか。許せんな」
「はぁ……あっ……。お腹に溜まるぅ~……」
「お仕置きだな。泣くまで犯してやるぜ。くくくくっ!」

 大図書館行きなどすっぽり頭から抜け落ち、ジェイドは子作りに精を出すのだった。
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