2 / 48
初めての討伐
しおりを挟む
「スノーベアーが出た!街に下りる前に仕留めるぞ!A班は打ち漏らした時の予備で銃を持って持ち場に待機、B班は町へ流れることのないよう罠を張って、行動を誘導。C班は念のための住民の避難と、救護役を務めろ。ステンシルとウルフは私に続け!」
もこもこしたコートを着込んでいるから、もこもこした小さくてかわいいものが、一所懸命に前を歩いている。
うーん。
この人本当に強いのかねぇ。
………タイガー隊長は本当に強かった。
うなりをあげるスノーベアーの群れを、ひょいひょいと身軽な動きでいなしながら、剣で急所を斬り裂いていく。
怒りに隊長に狙いを定めた群れは、隊長に引き寄せられ、左手に出した短刀を投げて、それを倒していく様は鮮やかで。
ああ。確かにこの人は、俺があこがれた人だった。
「駆除は終わったようだ。撤収!」
フフンと得意気に澄ました顔。
ムカつくなあ。もう。
「ウルフ、初めてにしては上出来だ。」
なんだよ。
不意打ちに、笑顔なんて。
この人から目が離せなくなる。
もこもこしたコートを着込んでいるから、もこもこした小さくてかわいいものが、一所懸命に前を歩いている。
うーん。
この人本当に強いのかねぇ。
………タイガー隊長は本当に強かった。
うなりをあげるスノーベアーの群れを、ひょいひょいと身軽な動きでいなしながら、剣で急所を斬り裂いていく。
怒りに隊長に狙いを定めた群れは、隊長に引き寄せられ、左手に出した短刀を投げて、それを倒していく様は鮮やかで。
ああ。確かにこの人は、俺があこがれた人だった。
「駆除は終わったようだ。撤収!」
フフンと得意気に澄ました顔。
ムカつくなあ。もう。
「ウルフ、初めてにしては上出来だ。」
なんだよ。
不意打ちに、笑顔なんて。
この人から目が離せなくなる。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
302
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる