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ウインター王国
僕は愛されて幸せになりました
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「ルカ様、馬車の支度ができました。」
「ありがとう。ヤード。」
父親のレナード陛下にそっくりで将来を期待されているルカ王子は、王太子になることが決まっている。
「オディールを迎えに寄るから、馬車を回してくれる?」
「お兄さまっ。早く行かないかな。」
物陰から眺める、母親似のサンドルは、ヤードがお気に入り。
「サンドル。お兄さまに行ってらっしゃいしよう。今日から学園に行くんだよ?サンドルは再来年かなあ。婚約者を迎えに行くとは感心感心。」
「アレックスお母様!」
サンドルが振り返ると、アレックスの周りには3人の妹たちがくっついている。
この国の王太子妃になって、生前退位で王妃になって。
駆け抜けている間に僕とレナードは2男3女の5人の親になった。
公務は忙しかったけど、メリーやリリーもこの国の騎士と結婚してずっと傍にいてくれたし、両親たちがいてくれたから助かった。
「お母様、サンドルお兄さまはヤードが好きなのよ。」
そっかあ。
今ではヤードは何でもできるスーパー執事。
かっこいいもんね~。
たぶんアルファな気がするし、サンドルはオメガだ。
「せいりゃくけっこんが必要なら私がいくから、お兄さまはヤードと結婚させてあげて。」
ヤードの気持ちは?
「んもう!僕がヤードを好きなのはまだ秘密にして!」
ふふ。
レナードの提案した地下熱発電や温泉による床暖房はうまくいって、業務の透明化や棚卸しもできた。
緊急事態時の対応はバッチリ!
オディールのお母様…………スワン王子は今では各地の病院を指揮して後進育成や技術指導に力を入れている。
リーフ王子は寒さに強い稲を作った。
国は発展、みんなニコニコ。
こんな幸せな事があるだろうか。
「アレックス。みんな。お茶にしよう。」
「うん。」
忙しいのに一緒に休憩してくれる優しいレナード。
「あ~、またいちゃいちゃ!」
「ちゅーしてる!」
いつまでも僕は愛され続ける。
本編完結
---------
サンドルの番外編続く。
「ありがとう。ヤード。」
父親のレナード陛下にそっくりで将来を期待されているルカ王子は、王太子になることが決まっている。
「オディールを迎えに寄るから、馬車を回してくれる?」
「お兄さまっ。早く行かないかな。」
物陰から眺める、母親似のサンドルは、ヤードがお気に入り。
「サンドル。お兄さまに行ってらっしゃいしよう。今日から学園に行くんだよ?サンドルは再来年かなあ。婚約者を迎えに行くとは感心感心。」
「アレックスお母様!」
サンドルが振り返ると、アレックスの周りには3人の妹たちがくっついている。
この国の王太子妃になって、生前退位で王妃になって。
駆け抜けている間に僕とレナードは2男3女の5人の親になった。
公務は忙しかったけど、メリーやリリーもこの国の騎士と結婚してずっと傍にいてくれたし、両親たちがいてくれたから助かった。
「お母様、サンドルお兄さまはヤードが好きなのよ。」
そっかあ。
今ではヤードは何でもできるスーパー執事。
かっこいいもんね~。
たぶんアルファな気がするし、サンドルはオメガだ。
「せいりゃくけっこんが必要なら私がいくから、お兄さまはヤードと結婚させてあげて。」
ヤードの気持ちは?
「んもう!僕がヤードを好きなのはまだ秘密にして!」
ふふ。
レナードの提案した地下熱発電や温泉による床暖房はうまくいって、業務の透明化や棚卸しもできた。
緊急事態時の対応はバッチリ!
オディールのお母様…………スワン王子は今では各地の病院を指揮して後進育成や技術指導に力を入れている。
リーフ王子は寒さに強い稲を作った。
国は発展、みんなニコニコ。
こんな幸せな事があるだろうか。
「アレックス。みんな。お茶にしよう。」
「うん。」
忙しいのに一緒に休憩してくれる優しいレナード。
「あ~、またいちゃいちゃ!」
「ちゅーしてる!」
いつまでも僕は愛され続ける。
本編完結
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サンドルの番外編続く。
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