飼い主が殺し屋だったオレ(猫)の話
気づいたら子猫になっていたオレ。
寒い路地裏で震えていたところを拾ってくれたのは、
デカくて黒ずくめで、やたら顔のいい男だった。
寡黙で不器用だけど優しくて、撫でるのがうまくて、膝が広い。
最高の飼い主、見つけました。
――ただし問題がひとつ。
うちの飼い主、どうやら裏社会最強の殺し屋らしい。
夜中に血まみれで帰ってくるし、銃あるし、電話はだいたい物騒だし。
でもオレには甘い。びっくりするほど甘い。
敵対組織?
弱点になる?
知らない知らない。
だってオレは猫だから。
世界一危険な男の膝の上で、ごろごろしながら生きていきます。
これは、
殺し屋に拾われた黒猫(元一般人)が、
無自覚に最強の男を飼い慣らしていく話。
寒い路地裏で震えていたところを拾ってくれたのは、
デカくて黒ずくめで、やたら顔のいい男だった。
寡黙で不器用だけど優しくて、撫でるのがうまくて、膝が広い。
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――ただし問題がひとつ。
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夜中に血まみれで帰ってくるし、銃あるし、電話はだいたい物騒だし。
でもオレには甘い。びっくりするほど甘い。
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弱点になる?
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だってオレは猫だから。
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