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あの日、レオン様が私に差し伸べてくれた手は、まるで乾いた大地に降る恵みの雨のようだった。私はその温もりに包まれて、初めて安らぎを感じることができた。それからというもの、私たちは毎日のように会うようになった。
「今日も、来てくださったんですね」
「もちろん。君に会えるのが、僕の楽しみだから」
庭園のベンチで、レオン様は優しく微笑む。私は、彼のまっすぐな眼差しに少し照れながら、うつむいてしまった。
「レオン様は、本当に変わった方ですね」
「そうかな?」
「はい。だって、ギルベルト様との婚約が破棄されて、みんな私を哀れんでいるのに。レオン様だけは、いつも通りに接してくださるから」
「そんなことを言うな。君は哀れな存在なんかじゃない。それに、僕は……君といるのが、とても楽しいんだ」
彼の言葉は、私の心を温かく満たしていく。
社交界では、未だにギルベルト様との婚約破棄の話題で持ちきりだった。みんな、私を憐れみ、ギルベルト様とリリアーナ様の新しい関係を面白がっているようだった。
「ねぇ、聞いた?あの陰気なティアナ様、とうとうギルベルト様に捨てられたんですって」
「そりゃそうでしょう。リリアーナ様と比べたら、月とスッポンだもの」
そんな噂話が耳に入るたびに、私は心が締め付けられるようだった。でも、今はもう一人じゃない。レオン様が、私のそばにいてくれる。
「ティアナ。君は、このままではいけないと思う」
ある日、レオン様が真剣な顔で言った。
「え……?」
「君は、とても優しい。でも、その優しさが、誰かに利用されてしまうことがある。だから、自分自身を守る力を身につけるべきだ」
「私に、そんなこと……できるでしょうか」
私は弱々しく答える。剣術なんて、華奢な私には縁のない話だと思っていた。
「もちろんできるさ。僕が、君に教えよう」
レオン様の目は、真剣そのものだった。その言葉に、私は胸が熱くなった。
「私、変わりたいです。もう、誰かに見下されたり、傷つけられたりするのは嫌です」
「うん。それでこそ君だよ」
レオン様はそう言って、私に微笑んだ。
それから、私の生活は一変した。
毎朝、レオン様が私を迎えに来てくれ、屋敷の裏庭で護身術や簡単な剣術を教えてもらうことになった。
最初は、木剣を持つことすらおぼつかなかった。少し動くだけで息が切れ、体が悲鳴を上げる。
「もう……無理です……」
私は地面に座り込み、息を弾ませた。
「諦めるのはまだ早い。さあ、もう一度だ」
レオン様は厳しくも優しい声で私を励ましてくれた。
「君は、できる。僕が保証する」
その言葉に、私はもう一度立ち上がる。
レオン様は、私が少しでもできたことがあると、心から喜んでくれた。
「すごい!今の動き、完璧だ!」
「本当に……?」
「ああ。君は、驚くほど飲み込みが早い。僕の目に狂いはなかったな」
褒められるのが、こんなにも嬉しいことだなんて知らなかった。
訓練は辛かったけれど、レオン様と過ごす時間は、私の心をどんどん満たしていった。
剣の持ち方、足の運び方、相手の動きを読む方法……。レオン様は、一つひとつ丁寧に教えてくれた。その手つきは、まるで壊れ物を扱うように優しくて、私は彼の大きな手に包まれるたびに、胸が高鳴った。
「レオン様は、どうしてそんなに優しいんですか?」
訓練の休憩中、私は思わず尋ねた。
「さあ、どうしてだろうね。ただ、誰かが傷ついているのを見るのが、嫌なんだ」
彼はそう言って、少し遠い目をした。その横顔は、とても悲しそうで、私は何も言えなかった。
訓練は、私の体だけでなく、心も変えていった。
以前の私は、いつも下を向いて歩いていた。誰かに見られているような気がして、怖かったから。
でも今は、違う。
背筋を伸ばし、顔を上げて歩くことができるようになった。
「ティアナ様、最近、なんだか雰囲気が変わりましたね」
メイドのクリスが驚いたように言う。
「そうかしら?」
「はい!前よりも、ずっと自信に満ち溢れているように見えます!」
その言葉に、私は少しだけ嬉しくなった。
自信がついてくると、不思議と周りの世界が違って見え始めた。
色とりどりの花が、こんなにも美しかったなんて、今まで気づかなかった。鳥のさえずりが、こんなにも心地よかったなんて、知らなかった。
そして、私の内面の変化は、外見にも表れ始めた。
いつも地味な色のドレスを選んでいた私が、明るいパステルカラーに挑戦してみた。髪を少し華やかに結い、小さなリボンを飾ってみた。
鏡に映った自分を見て、私は驚いた。
そこにいたのは、以前の私とはまるで違う、自信に満ちた女性だった。
「本当に、レオン様のおかげだわ」
私は心の中で、レオン様に感謝した。彼が、私に新しい世界を見せてくれたのだ。
ある日のこと、レオン様は、私に一本の木剣をくれた。
「これは、君の努力の証だ」
「レオン様……」
「いつか、本物の剣を持てるように。いや、本物の剣が似合う女性になるように、これからも頑張ってほしい」
私は胸がいっぱいで、何も言えなかった。ただ、その木剣を、宝物のように大事に抱きしめた。
ギルベルト様との婚約破棄から、もう数ヶ月が経った。
私はもう、彼のことを思い出すたびに心が痛むことはなかった。むしろ、あの出来事が、私を新しい自分に変えてくれたのだと、感謝すらしていた。
レオン様との関係は、ゆっくりと、でも確実に深まっていった。
訓練の後は、他愛のない話で盛り上がったり、二人で美味しいお菓子を食べに行ったりした。
「ティアナ、僕は……」
レオン様が、少し照れたように口を開く。
「はい?」
「僕は、君を愛している」
彼の言葉に、私は心臓が止まるかと思った。
「レオン様……」
「君といると、心が温かくなるんだ。君の笑顔を見るたびに、僕も幸せな気持ちになれる。だから、どうか……僕のそばにいてくれないか」
レオン様は、そう言って、私の手を握りしめた。
彼の真剣な眼差しに、私は迷うことなく頷いた。
「はい!私も、レオン様を愛しています!」
私の声は、震えていたけれど、その言葉は、私の心の底からの叫びだった。
私の人生は、あの日の婚約破棄で終わったと思っていた。
でも、そうじゃなかった。
あれは、私の人生の新しい始まりだったのだ。
レオン様と私は、そっと唇を重ねた。
とても甘くて、温かくて、優しいキス。
この温かさを、私は一生、忘れないだろう。
「今日も、来てくださったんですね」
「もちろん。君に会えるのが、僕の楽しみだから」
庭園のベンチで、レオン様は優しく微笑む。私は、彼のまっすぐな眼差しに少し照れながら、うつむいてしまった。
「レオン様は、本当に変わった方ですね」
「そうかな?」
「はい。だって、ギルベルト様との婚約が破棄されて、みんな私を哀れんでいるのに。レオン様だけは、いつも通りに接してくださるから」
「そんなことを言うな。君は哀れな存在なんかじゃない。それに、僕は……君といるのが、とても楽しいんだ」
彼の言葉は、私の心を温かく満たしていく。
社交界では、未だにギルベルト様との婚約破棄の話題で持ちきりだった。みんな、私を憐れみ、ギルベルト様とリリアーナ様の新しい関係を面白がっているようだった。
「ねぇ、聞いた?あの陰気なティアナ様、とうとうギルベルト様に捨てられたんですって」
「そりゃそうでしょう。リリアーナ様と比べたら、月とスッポンだもの」
そんな噂話が耳に入るたびに、私は心が締め付けられるようだった。でも、今はもう一人じゃない。レオン様が、私のそばにいてくれる。
「ティアナ。君は、このままではいけないと思う」
ある日、レオン様が真剣な顔で言った。
「え……?」
「君は、とても優しい。でも、その優しさが、誰かに利用されてしまうことがある。だから、自分自身を守る力を身につけるべきだ」
「私に、そんなこと……できるでしょうか」
私は弱々しく答える。剣術なんて、華奢な私には縁のない話だと思っていた。
「もちろんできるさ。僕が、君に教えよう」
レオン様の目は、真剣そのものだった。その言葉に、私は胸が熱くなった。
「私、変わりたいです。もう、誰かに見下されたり、傷つけられたりするのは嫌です」
「うん。それでこそ君だよ」
レオン様はそう言って、私に微笑んだ。
それから、私の生活は一変した。
毎朝、レオン様が私を迎えに来てくれ、屋敷の裏庭で護身術や簡単な剣術を教えてもらうことになった。
最初は、木剣を持つことすらおぼつかなかった。少し動くだけで息が切れ、体が悲鳴を上げる。
「もう……無理です……」
私は地面に座り込み、息を弾ませた。
「諦めるのはまだ早い。さあ、もう一度だ」
レオン様は厳しくも優しい声で私を励ましてくれた。
「君は、できる。僕が保証する」
その言葉に、私はもう一度立ち上がる。
レオン様は、私が少しでもできたことがあると、心から喜んでくれた。
「すごい!今の動き、完璧だ!」
「本当に……?」
「ああ。君は、驚くほど飲み込みが早い。僕の目に狂いはなかったな」
褒められるのが、こんなにも嬉しいことだなんて知らなかった。
訓練は辛かったけれど、レオン様と過ごす時間は、私の心をどんどん満たしていった。
剣の持ち方、足の運び方、相手の動きを読む方法……。レオン様は、一つひとつ丁寧に教えてくれた。その手つきは、まるで壊れ物を扱うように優しくて、私は彼の大きな手に包まれるたびに、胸が高鳴った。
「レオン様は、どうしてそんなに優しいんですか?」
訓練の休憩中、私は思わず尋ねた。
「さあ、どうしてだろうね。ただ、誰かが傷ついているのを見るのが、嫌なんだ」
彼はそう言って、少し遠い目をした。その横顔は、とても悲しそうで、私は何も言えなかった。
訓練は、私の体だけでなく、心も変えていった。
以前の私は、いつも下を向いて歩いていた。誰かに見られているような気がして、怖かったから。
でも今は、違う。
背筋を伸ばし、顔を上げて歩くことができるようになった。
「ティアナ様、最近、なんだか雰囲気が変わりましたね」
メイドのクリスが驚いたように言う。
「そうかしら?」
「はい!前よりも、ずっと自信に満ち溢れているように見えます!」
その言葉に、私は少しだけ嬉しくなった。
自信がついてくると、不思議と周りの世界が違って見え始めた。
色とりどりの花が、こんなにも美しかったなんて、今まで気づかなかった。鳥のさえずりが、こんなにも心地よかったなんて、知らなかった。
そして、私の内面の変化は、外見にも表れ始めた。
いつも地味な色のドレスを選んでいた私が、明るいパステルカラーに挑戦してみた。髪を少し華やかに結い、小さなリボンを飾ってみた。
鏡に映った自分を見て、私は驚いた。
そこにいたのは、以前の私とはまるで違う、自信に満ちた女性だった。
「本当に、レオン様のおかげだわ」
私は心の中で、レオン様に感謝した。彼が、私に新しい世界を見せてくれたのだ。
ある日のこと、レオン様は、私に一本の木剣をくれた。
「これは、君の努力の証だ」
「レオン様……」
「いつか、本物の剣を持てるように。いや、本物の剣が似合う女性になるように、これからも頑張ってほしい」
私は胸がいっぱいで、何も言えなかった。ただ、その木剣を、宝物のように大事に抱きしめた。
ギルベルト様との婚約破棄から、もう数ヶ月が経った。
私はもう、彼のことを思い出すたびに心が痛むことはなかった。むしろ、あの出来事が、私を新しい自分に変えてくれたのだと、感謝すらしていた。
レオン様との関係は、ゆっくりと、でも確実に深まっていった。
訓練の後は、他愛のない話で盛り上がったり、二人で美味しいお菓子を食べに行ったりした。
「ティアナ、僕は……」
レオン様が、少し照れたように口を開く。
「はい?」
「僕は、君を愛している」
彼の言葉に、私は心臓が止まるかと思った。
「レオン様……」
「君といると、心が温かくなるんだ。君の笑顔を見るたびに、僕も幸せな気持ちになれる。だから、どうか……僕のそばにいてくれないか」
レオン様は、そう言って、私の手を握りしめた。
彼の真剣な眼差しに、私は迷うことなく頷いた。
「はい!私も、レオン様を愛しています!」
私の声は、震えていたけれど、その言葉は、私の心の底からの叫びだった。
私の人生は、あの日の婚約破棄で終わったと思っていた。
でも、そうじゃなかった。
あれは、私の人生の新しい始まりだったのだ。
レオン様と私は、そっと唇を重ねた。
とても甘くて、温かくて、優しいキス。
この温かさを、私は一生、忘れないだろう。
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