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地獄の三叉路
しおりを挟む右に行けば大学で、左に行けば住宅街。
さびれた地域の三叉路だった。
高齢化が進んでいるせいか、度々、亡者に出くわす。
その夜は、右の道で出くわした。
引き返して、左へ向かう。
そちらでも亡者が出た。
仕方なく来た道を戻る。
だが、そちらでも出た。
亡者たちに取り囲まれ、僕は天に向かって絶叫した。
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