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思い出の在り処
しおりを挟む昔の人間は物を捨てられない。
周囲が捨てようとしても、思い出があるからと言い張って一切認めないのだ。
あげくの果てがゴミ屋敷である。
思い出とは、物に宿るのだろうか。
俺は胸の奥にあると思う。
心臓の裏にある思い出はなくならない。
そんなに物に執着するなら、思い出ごと心臓を抜き取ってやるか。
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