【リクエスト作品】邪神のしもべ  異世界での守護神に邪神を選びました…だって俺には凄く気高く綺麗に見えたから!

石のやっさん

文字の大きさ
32 / 54

第32話 【閑話】邪神と言う名の人外

しおりを挟む
「瞳様、ご自身のステータスを見られた方が良いですわ」

「瞳、凄い事になっている…」

「目を合わせた瞬間から解るよ…もうあたいが何人居ても敵わないな」

「…」

どうも、まだマリンが輪に入っていない気がする。

まぁ離れていかないから、仲間だとは思っている…よな。

「解った、それじゃ見てみるよ『鑑定』」

黒木 瞳
LV 1(神レベル)
HP 4億3千
MP 6億4千
ジョブ:下級邪神(亜種)※亜種の為1部、聖光属性の力を使える。
スキル:全知全能 下(魔法、奇跡を含み、殆どの事は出来るが下級の為、神の中では劣る) 邪神眼(下級神の為神には通じない)
世界(小:下級とはいえ神の為、自分だけの世界を持つアイテム収納も統合された)偽りの不老不死(害されなければ死なない)
眷属:黒薔薇 黒牡丹 霧崎京子と名乗る化け物
従属する神:邪神エグゾーダス  邪神コーネリア
※2柱の神から見て従属神扱い。
神器: 
真魔聖剣サングラン:不破 太古の邪神サングラスが宿っている為、人間世界において斬れない物は無い。 ミスリルやオリハルコンでもバターの様に斬れる。 所持者のレベル次第で破壊力を増し、極めれば星ですら破壊可能。

ウリュアの鎧:不破 邪神ウリュアが宿っている為人間界において破壊できる物は存在しない。その加護で敵対心を持って近づけば、一瞬にして絶命する。所持者のレベル次第で神の攻撃にも耐えられ極めれば太陽に放り込まれても無傷が保証される。

※邪神とはいえ神なので『人間の鑑定、および、攻撃、魔法』は一切通じない。

レベルが上がって無いのにこれだ…これは黒薔薇達が渡すから、大量の人石を食べ続けたからかも知れない。

こんな存在居ても良いのか?

良くは解らないが…最早、魔王や勇者がどうにか出来る相手じゃない気がする。

「どうでしたか? かなり凄い事に…」

「見てみるか?」

見た瞬間に四人の顔色が変わった。

「「「「…」」」」

「どうかした?」

「どうかしたのじゃありませんわ…レベルが1なのに下級邪神…本来は『神』は人間に関わらないはずなのですわ…最早この世界で怖い存在などありませんわ…魔王でも城ごと瞬殺出来ますわね」

「最早…負ける姿は想像できない」

「すごいなぁ~神様かぁ…瞳様ってあたいも呼ぶべきか?」

「ああっ、神様なら…神様なら…このマリンの姿を元に元に戻して下さい…」

今の姿を捨てるなら…意味が無い。

「マリン、自由に選んで良いぞ? 俺はお前の今の姿を気にいっている。人を殺す姿も邪神の仲間なら当たり前の姿だ…だが元の姿になるという事は『人間』になる事だ。 お前のやった事は『人間』なら死罪だろう? 元の姿に戻りたいなら…戻してやるが、その場合は…殺す…元の姿に戻した瞬間に殺す…自由に選べ」

「私は…」

「どちらでも好きな方を選んで良いんだぞ? だが、これが最後のチャンスだ…元の姿に戻って死ぬか、そのままの姿で一生俺に仕えるか選んで良いぞ」

此処で死を選ぶなら、このまま死なせてやれば良い。

だが、全ての恨みを人間に向けさせたのだから…果たしてそれを選ぶかな…

「私は人間が憎い…私の仲間を殺した人間が…死んで恨みが晴らせない位なら…このままの姿で殺し続けます」

「そうか…なら二度と容姿については言うなよ」

どうやら憎しみの洗脳も上手くいったようだ。


しおりを挟む
感想 20

あなたにおすすめの小説

異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~

夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。 しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。 とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。 エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。 スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。 *小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み

学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します

名無し
ファンタジー
 毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。

私が美女??美醜逆転世界に転移した私

恋愛
私の名前は如月美夕。 27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。 私は都内で独り暮らし。 風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。 転移した世界は美醜逆転?? こんな地味な丸顔が絶世の美女。 私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。 このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。 ※ゆるゆるな設定です ※ご都合主義 ※感想欄はほとんど公開してます。

美醜逆転世界の学園に戻ったおっさんは気付かない

仙道
ファンタジー
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。 トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界。 しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。 先輩、同級生、後輩でハーレムを作ってしまう。

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

社畜おっさんは巻き込まれて異世界!? とにかく生きねばなりません!

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はユアサ マモル 14連勤を終えて家に帰ろうと思ったら少女とぶつかってしまった とても人柄のいい奥さんに謝っていると一瞬で周りの景色が変わり 奥さんも少女もいなくなっていた 若者の間で、はやっている話を聞いていた私はすぐに気持ちを切り替えて生きていくことにしました いや~自炊をしていてよかったです

アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~

うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」  これしかないと思った!   自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。  奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。  得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。  直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。  このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。  そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。  アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。  助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

処理中です...