あ、私が悪役令嬢(？)だったんですか？

学園生活♯4

私はの学園生活は、快適そのものでした。
何より、勉強が楽しくて！！
そして、図書館の本が魅力的過ぎて！！

勿論、王城にも図書室はありますが、まだ婚約者(仮)なので、頻繁に行けないのです…。
しかし！
学園の図書館は、授業以外は、20時まででしたら居座る事ができます。
しかし、20時と言えばもう外は暗くなっております。
なので、私は、暗くなる前、日が沈むの前には寮に帰るようにしております。
貸出もできるので、読んでた本は勿論そのままお借りしております。

ただ、奇妙な行動を、トール様も、アレク様も、ルース様も取られることがあるのが少し気になります。

いつもは学食で食べおり、学食の前まできたのにも関わらず、

「今日は、学園の外で食べてみようか？」

と、何故か学園の外に連れ出されたり、

「この道は、今日は通れないよ？」

と他の方々は、通られてる道を、その日は絶対に通らせてくださらなかったり…。

不思議でマリーに相談してみましたが、

「多分、何か危険な事をあの3人が察知してるんだわ…言うことを聞いておきましょう！」

となんだか無理矢理、納得させられてしまいました。

まぁ、私の事を幼い頃から色々と支えて守ってくださった方々です。
言うことを聞いておいた方がいいに決まってます。
マリーも、なんだか気合い入ってますし？

なので、私は知らなかったのです。

学食で、ハニー・ユーズド男爵令嬢が大きな叫び声を上げながら、学食を持ったまま転んでいたのも…。

道の途中にある噴水に、何故か入っておられたのも…。

そして、その後必ず、
学食では、頭からソースを垂らしたまま

噴水では濡れたまま

「トール様は！？いつ来るのよ！！！！」

と叫んでいただなんて…。