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#04「信頼」
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- 2日後 -
ザァァ...(雨
ピピピピピ
カチッ
???「...悪い朝だねー」
ピピピピピ...
千歳「...朝か」
ピンポーン
千歳「はいー」
ポチッ
千景「あのここ霧島って人います??」
千歳「はい、千歳ですけど」
千景「あー!!eCHO作れよ!!」
千歳「機械類は疎いんです」
千景「はぁ...まいいや、処理官の報告、しに来た」
千歳「あ、それですか」
千景「それしかないけどね。で...とりあえず、1か月の研修やってみなだって」
千歳「本当ですか?」
千景「本当だけど、守れるの?自分のこと」
千歳「幾つだと思ってるんですか」
千景「16歳?」
千歳「...そうです」
千景「とりあえずやってみな。処理官になったら死ぬも生きるも自由だよ。」
千景「正式に決まったんだし、本部行かないと」
- 本部にて -
ガラーッ
最高監「...ん、霧島か」
千歳「この度はありがとうございます。精進します」
最高監「研修処理官になる上で1つ、やっておかなければいけないことがある」
千歳「なんですか、それ」
最高監「所持影因体の決定だ」
千歳「しょじ...えいいん...たい...???」
千景「急にバカっぽいな」
澪「私が説明します。千歳くん、影因体っていうのは「生物型」と「物体型」があるわ。処理官は護身用、処理用として影因体を1人1つ以上持っておく必要がある。」
千景「千歳くんに自分の影因体見せたことあったっけ?」
千歳「ないですけど...」
千景「ほらこれ」
ジャキッ
千歳「リボルバー...」
千景「リコイルって言って、撃った影の人物の深部にある記憶、原因みたいなものを使って強制的に脳内の「反動」を起こす」
千歳「あのときの頭の中の感覚はそれだったのか...」
澪「私も持ってるわよ、影因体」
カチッ
千景「え、その時計影因体だったんすか!?!?」
澪「あなた影象機関何年目よ」
千景「え、1,2...10年目だ、今年で」
澪「キャリア的にはあなたが上なのよ?」
千景「じゃあ敬語じゃなくてもいいですか?」
澪「それは嫌だな」
千歳「月森さん、その時計ってどういう...」
澪「この時計、赤色の線が1本文字盤に彫ってあるのと、1つだけボタンがあるでしょ。この赤い線を適用する影因体に向けてボタンを押すと、「ストレスの元凶」となる時間に戻るの。そこで選択をやり直させることで影因体を消すのよ」
千歳「どれも、よくできてますね」
澪「ストレスを死ぬまで溜め続けた者が愛用した物が物体型影因体になることが多いのよ」
千歳「へぇ...あ、すいません」
千景「?」
千歳「これって「生物型」の影因体だったりします?」
ズッ...
最高監「!?!?!?」
千景「千歳...くん...影が..浮いて...!!」
ジャキッカチャッ
千景「千歳!!!離れろ!!!!!」
千歳「ちょ、ちょっと待ってください!!!」
澪「あなたもしかして...自分の「影」、操作できるようになったの...?」
千歳「...はい」
千歳影「...ここどこだ」
千歳「今喋らないでもらっていい?」
千歳影「...ああ...」
最高監「こりゃあ...驚いたよ...」
澪「こ、これだったら所持影因体はいらないわね」
最高監「そ、そうだな。では、タッグを組む処理官を決定するぞ」
千歳「タッグ?」
千景「人のストレスの具現化と向き合うって、いつ死ぬか分かんない仕事だから、背中を預ける相手を作るんだよ」
最高監「というわけで、七瀬。入れ」
バァンッ
七瀬?「どうもー!!!真白でーっす!!!」
千歳「は?」
続
ザァァ...(雨
ピピピピピ
カチッ
???「...悪い朝だねー」
ピピピピピ...
千歳「...朝か」
ピンポーン
千歳「はいー」
ポチッ
千景「あのここ霧島って人います??」
千歳「はい、千歳ですけど」
千景「あー!!eCHO作れよ!!」
千歳「機械類は疎いんです」
千景「はぁ...まいいや、処理官の報告、しに来た」
千歳「あ、それですか」
千景「それしかないけどね。で...とりあえず、1か月の研修やってみなだって」
千歳「本当ですか?」
千景「本当だけど、守れるの?自分のこと」
千歳「幾つだと思ってるんですか」
千景「16歳?」
千歳「...そうです」
千景「とりあえずやってみな。処理官になったら死ぬも生きるも自由だよ。」
千景「正式に決まったんだし、本部行かないと」
- 本部にて -
ガラーッ
最高監「...ん、霧島か」
千歳「この度はありがとうございます。精進します」
最高監「研修処理官になる上で1つ、やっておかなければいけないことがある」
千歳「なんですか、それ」
最高監「所持影因体の決定だ」
千歳「しょじ...えいいん...たい...???」
千景「急にバカっぽいな」
澪「私が説明します。千歳くん、影因体っていうのは「生物型」と「物体型」があるわ。処理官は護身用、処理用として影因体を1人1つ以上持っておく必要がある。」
千景「千歳くんに自分の影因体見せたことあったっけ?」
千歳「ないですけど...」
千景「ほらこれ」
ジャキッ
千歳「リボルバー...」
千景「リコイルって言って、撃った影の人物の深部にある記憶、原因みたいなものを使って強制的に脳内の「反動」を起こす」
千歳「あのときの頭の中の感覚はそれだったのか...」
澪「私も持ってるわよ、影因体」
カチッ
千景「え、その時計影因体だったんすか!?!?」
澪「あなた影象機関何年目よ」
千景「え、1,2...10年目だ、今年で」
澪「キャリア的にはあなたが上なのよ?」
千景「じゃあ敬語じゃなくてもいいですか?」
澪「それは嫌だな」
千歳「月森さん、その時計ってどういう...」
澪「この時計、赤色の線が1本文字盤に彫ってあるのと、1つだけボタンがあるでしょ。この赤い線を適用する影因体に向けてボタンを押すと、「ストレスの元凶」となる時間に戻るの。そこで選択をやり直させることで影因体を消すのよ」
千歳「どれも、よくできてますね」
澪「ストレスを死ぬまで溜め続けた者が愛用した物が物体型影因体になることが多いのよ」
千歳「へぇ...あ、すいません」
千景「?」
千歳「これって「生物型」の影因体だったりします?」
ズッ...
最高監「!?!?!?」
千景「千歳...くん...影が..浮いて...!!」
ジャキッカチャッ
千景「千歳!!!離れろ!!!!!」
千歳「ちょ、ちょっと待ってください!!!」
澪「あなたもしかして...自分の「影」、操作できるようになったの...?」
千歳「...はい」
千歳影「...ここどこだ」
千歳「今喋らないでもらっていい?」
千歳影「...ああ...」
最高監「こりゃあ...驚いたよ...」
澪「こ、これだったら所持影因体はいらないわね」
最高監「そ、そうだな。では、タッグを組む処理官を決定するぞ」
千歳「タッグ?」
千景「人のストレスの具現化と向き合うって、いつ死ぬか分かんない仕事だから、背中を預ける相手を作るんだよ」
最高監「というわけで、七瀬。入れ」
バァンッ
七瀬?「どうもー!!!真白でーっす!!!」
千歳「は?」
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