日ノ本の歴史 始まりの話

Ittoh

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古代から中世へ

古代から中世へ 末子相続から、No2相続へ

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  資産を継承するというのは、なかなかに難しいモノである。
  古代、日本の継承権は、末子相続という体制があった。これは、血族の長が生きている間に資産を拡大する頃、子供の兄弟も独自に資産を拡大していく。結果として、血族の長が死ぬ時に、資産を持たない末子に資産を継承する形である。縄文一万年は、一家一門個々の人々にとっては、紆余曲折があったとしても、全体としては成長していくだけの時代であった。数十人の一家一門が、「定住生活」を改善していく事で、数千に拡大していく過程が、縄文一万年の歴史であり、非常に長期間に渡って続いた高度成長期ということになる。

  縄文一万年の安穏とした高度成長が、大規模土木工事が開始される、弥生から古墳期には、大規模土木工事に伴う権益の拡大と、戦争、抗争、裏切り、内紛、暗殺、闇討ち、といった黒歴史の始まりとなる。

  一例として、末子相続を基本とした場合、末子を人質として、資産の継承を要求し、「国譲り」を強要することが可能となる。こういった行為を実行した結果、権益の継承は、末子相続から生前贈与による相続という形態をとることとなる。これは、大規模土木工事による、権益の拡大があまりにも大きくなることから、権益が当主に集中していった結果でもある。縄文期から弥生初期のように、全員で墾田を開発するのではなく、当主の指示によって、万単位の人員を動員して、大規模土木工事を遂行しつつ抗争を実行して、結果として墾田の開発と抗争の歴史が刻まれる。一家一門は、傘下として加担することで、権益の獲得を当主に要求すること。当主からの配分に不服となれば、内部抗争に繋がり、暗殺や闇討ちが頻発することになる。

  継承順位は、末子からNo2継承へ移行する。この移行は、No2の能力に依存することとなる。No2を巡る争いや、外部勢力を引き込んでの継承争いが頻発し、倭国大乱という「仁義なき戦い」の時代を迎えてしまう。
  弥生期から古墳期にかけて、倭国大乱は、一度ではなく、幾度かの戦乱や裏切り、暗殺、闇討ちなどを経て、畿内ヤマトに統一される。

  畿内ヤマトに統一された後は、内部抗争が幾度か発生し、外征の失敗と壬申の乱を経て、聖武天皇陛下の御代に、日ノ本統一が完成する。

  畿内ヤマトによる、全国制覇達成である。

  畿内ヤマトによる統一後は、内部抗争や権力闘争が始まることとなる。

  No2継承は、ヤクザ映画によく出てくる、組長、若頭という体制のことです。
  実力があって、内部統制のできる人材が、頭として君臨する。組織に異変がおきても、即応が可能な体制であり、体裁等から表立って動けないトップのために、行動するための存在が、No2となります。初期畿内ヤマト政権では、血族と外戚の権力闘争が頻発していました。血族同士、外戚同士も互いに争っていることもあって、政権内部の確執と抗争は、様々な神話伝承となっています。
  主上がいて、皇后がいる。主上がいて、皇子がいる。主上がいて、上皇がいる。主上がいて、摂政や関白がいる。主上がいて将軍がいる。陛下がいて、総理がいる。トップとNo2の関係は、さまざまな形があります。しかしながら、どの関係であっても、実務を遂行するのはNo2が主となる。
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