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<6・奮闘>
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危ないのは分かっていた。それこそ、あのサトヤとかいう奴の言葉が本当だったとしたら、自分は事故で死ぬところだったのを辛くも救われたということになる。命を粗末にするべきじゃない、なんて今更言われるまでもなくわかっていることだ。実際死にたいと思ったことなどない。というか、死んだらいろんな人に迷惑をかけるし悲しませるので、簡単に死んでやるわけにもいかないと思っているのが優理である。
それでも、あの少年を見捨てる選択はないのだ。
それは、優理が優理であることを捨てるも同然なのだから。
「ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
雄叫びを上げながらイノシシっぽいモンスターがこちらに突っ込んでくる。けして体力がある方ではないし、腕力もないが、脚力と瞬発力にはそこそこ自信があるのだ。とっさに身を転がして避けると同時に、さっきまで優理がいた位置にイノシシがもろに突っ込んでいた。あのオレンジの花が咲いている場所に突撃した上、巨木に激突して凄まじい音を立てる。木がみしみしと揺れた。あれは結構痛そう、とちょっとだけ同情してしまう。
――あれが現代日本のイノシシと同じ特徴を持ってるなら、急な方向転換は苦手だよな、多分……!
今のうちだ。イノシシが木の下から離れると同時に地面に降りてきた子供の手を引いて、優理は走り出した。
「今のうちだ、走れ!あいつが振り向くまでが勝負だから!」
「は、はい……!?」
長い髪のその子は、とても綺麗な顔をしていた。腰までありそうな長い銀髪に、海を連想させるような青い目。ゆったりとしたローブのせいで体格もわかりづらく、外見だけで性別を判断できそうにはなかった。まあ、深く観察する余裕がなかったというのもあるのだが。ふわり、と彼?から少し苺のような甘い匂いがする。もしやこれが原因か?と合点が行った。
彼、もしくは彼女の手を引いて少しばかり離れると、適当な木陰に逃げ込む。道路を走って逃げる、という選択はなかった。さすがにイノシシの視界から完全に外れるまで、相手が振り向かずにいてくれる保証はなかったからである。
「あっ」
どうにか脳震盪から復帰したらしきイノシシは、オレンジの花塗れになった体を震わせてこちらを振り返った。が、今度は優理と子供に突っ込んでくる気配はない。木陰で息を殺しているだけなので、人間ならちょっとよく探せば見つかりそうな距離である。しかも、さっきまではあれほど執拗にこの子を追いかけまわしていたにも拘らず。
思った通りだ、と優理は息を吐いた。動物図鑑の内容を覚えておいて良かった、とも。勉強はそんなに得意な方ではないが、妙な雑学を調べるのは好きな質である。人間、人生で何が役に立つかわからないものである。
やがてイノシシもどきは諦めたのか、ぶふ!と鼻を鳴らすとこちらに尻を向け、森の奥へと歩き去ってしまった。ああ良かった、と安堵に肩を撫で下ろす。その姿が完全に見えなくなったところで、子供に声をかけた。
「君、大丈夫?怪我ない?」
「あ……は、はい。ありがとうございます。ぼ、僕は大丈夫です」
僕、ということは男の子だろうか。とりあえずそう判断しておこう、と決める優理である。
「正直、薬草を取りに来たらクノイノシシに遭遇しちゃって。直線で逃げるのが無理なのは知ってたから木の上に避難したんだけど、まさかあんなにしつこく追い回されるなんて。……何で諦めたんでしょう?」
「んー、これは推測でしかないんだけど」
ぴ、とちょっとカッコつけて指を立てる優理。
「その薬草の匂いだよね?さっきから苺っぽい甘い匂いさせてるの。人間の鼻で感じ取れるくらいだから、動物の鼻には相当なものだと思うんだ。それが滅茶苦茶イノシシが好きなものだから、おびき寄せちゃったんじゃないかなって俺は予想してる」
イノシシは雑食だが、雑食の中でも食性はかなり草食に偏っていたはずである。勿論この異世界のクノイノシシとやらが自分の知っているイノシシと同じとは限らないが、見た目もだいぶ近かったし大きく食性が異なるということもないのだろう。
何が言いたいかといえば。肉食動物でもないのに、本来執拗に人間を追いかける理由はないのである。テリトリーに侵入されて怒っただけなら、相手の姿を見失ったところで追うのをやめるはずだし、自分に危険を及ぼす様子がなければ深追いする意味もなくなるはずである。
それでも見失うことなく木の根元に突進して振り落とそうとしていたのは、やはり匂いくらいしか原因が思いつかない。このいかにも真面目そうな少年が、無闇にあんな動物に悪戯をするようにも見えないから尚更だ。
「動物は、匂いに敏感だし。なら、嗅覚を攪乱させてやれば逃げられるかなって。丁度近くに匂いの強い花が咲いてた場所があったから、そこに誘導して突っ込ませてみたんだ。あの匂いに頭から突撃しちゃったら、暫く嗅覚がマヒしそうだなと思って。その隙に隠れるのがベストかなあと」
「逃げる、ではなく隠れるを選んだのは?」
「直線距離で、人間がイノシシの足から逃げられるわけないでしょ?なら多少離れたところまで逃げて隠れて、いなくなってくれるのを待った方がいい。幸い、俺が知ってるイノシシと同じなら、イノシシって視力そのものは低いはずなんだよな。人間でいうところの0.1くらい?ただ動体視力は悪くないから、動くものには反応する。少し離れたところに隠れてじっとしてれば認識できない可能性が高いってわけだ。嗅覚がマヒしてる状態なら、またその薬草の匂いに釣られてこっちに走ってくる可能性も低そうだし」
「な、なるほど……」
「ってまあ、勘だらけの作戦だけど、うまくいって良かった良かった!」
殆ど雑学とカンに任せた作戦だったので、うまくいく保証はどこにもなかったわけだが。それでも無事、少年を殆ど無傷で救出できたのである。ひとまずめでたしめでたし、だ。
「……てか、何で君は一人で薬草取りに行ったのさ。見たところ小学生くらい……俺より二つとか三つとかくらい年下じゃない?」
優理が尋ねると、少年は露骨に顔を曇らせる。これは、明らかに訳ありの様子だ。
「イノシシ系の動物って、基本は昼行性だけど、人間を避けたい場合は夜行性に切り替えることもある動物なんだよな。昼間に普通に動き回ってたってことは、この森って一部の登山道以外あんまり人が入ってこないってことじゃないかなって。そんなところに、君みたいな子供が一人で来るのは危ないよ。ていうか、その薬草を取りに行くと動物が寄ってくるかもしれないって誰かに教わらなかったの?」
「……反対されましたよ、みんなに。でも、行かないといけなかったんです」
彼は沈んだ顔で続けた。
「うちの町、今すごく困ってて。医薬品の類はまとめて、一番近い町から買ってたんですけど、それが突然全面ストップしちゃって。このままだと、町のお医者さんも薬が足らなくなってしまうと聞いて、せめて薬草だけでもと思って」
「……いい子だなあ、君」
出逢ったばかりで何だが、ものすごく好感を覚えてしまう。この様子だと、身近な人が今すぐ危険な状態にあるというわけではないようだ。それでも、町の人が困るからと、一人で危ない山の中に足を踏み入れたのである。なんて勇気があるんだろう、と少しばかり感動してしまった。
「よし!」
とりあえずの目的が決まった。恐らく、この少年がいる町というのが、自分がとりあえず行ってみようと決めていた場所だろう。そんなつもりではなかったが、彼と一緒に行けば情報収集もしやすそうである。
というか、急に近隣の町からの医薬品の供給がストップした、というのが引っかかる。自分が追いかけている転生の魔女・ジェシカと何か関係があるかもしれない。一石二鳥どころか、一石三鳥の予感がプンプンだ。
「良ければ、その町に案内してくれないかな?俺、山の中で迷子になっちゃって困ってたんだよね!」
「も、勿論いいですよ!助けてくれたお礼もしたいですし。えっと、名前は……」
「俺は園部優理。えっと、ユーリでいいよ!」
こういう時、横文字圏の人間にも発音しやすそうな名前で良かったと思う。女の子みたいな名前だとからかわれることもあるが、優理が自分の名前を気に入っている理由の一つがそこであったりする。
「ユーリさん、ですね。僕はサミュエル……サミュエル・ヘイズです」
「サミュエルか。愛称だとサミュになるのかな?あ、あと……その名前からしてやっぱ男の子?」
「……それ、よく聞かれるんですよね。僕そんなに女の子に見えます?」
「それだけイケメンってことだよー」
軽口を叩きつつ立ち上がり、再びさっき行こうとしていた登山道のところまで出た。薬草はどうやらローブの懐に大量に突っ込んでいたらしい。バラバラと落下しかけたところを拾って、一緒に持って行ってあげることにした。
「次からは籠を持ってくるようにします。滅茶苦茶持ちにくいし、手も上げづらいし」
「そうだねえ」
真面目そうなのに、妙なところで抜けているらしい。なんだか可愛いと思ってしまう。見た目は違うが――なんとなく、空一に雰囲気が似ているような気がする。妙に親近感を覚えるのは、そのせいだろうか。
「改めて。……助けてくれて、本当にありがとうございます」
彼は少し頬を染めながら、ぺこりと頭を下げてきた。
「それで、その。僕に何かできそうなことがあったら言ってください。迷子って言ってたし、困ってるんですよね?さっきも言いましたけど、お礼がしたいので」
「そう?じゃあ甘えさせてもらおうかな」
なんとも都合の良すぎる展開な気がしないでもないが、まあこれくらいは要求してもいいだろう。優理は切り出すことにする。
「俺、この世界のこと全然知らないんだ。だから、いろいろ教えて欲しいんだよね。君達の町のことも、この世界を悩ませてるっていう魔女のことも」
それでも、あの少年を見捨てる選択はないのだ。
それは、優理が優理であることを捨てるも同然なのだから。
「ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
雄叫びを上げながらイノシシっぽいモンスターがこちらに突っ込んでくる。けして体力がある方ではないし、腕力もないが、脚力と瞬発力にはそこそこ自信があるのだ。とっさに身を転がして避けると同時に、さっきまで優理がいた位置にイノシシがもろに突っ込んでいた。あのオレンジの花が咲いている場所に突撃した上、巨木に激突して凄まじい音を立てる。木がみしみしと揺れた。あれは結構痛そう、とちょっとだけ同情してしまう。
――あれが現代日本のイノシシと同じ特徴を持ってるなら、急な方向転換は苦手だよな、多分……!
今のうちだ。イノシシが木の下から離れると同時に地面に降りてきた子供の手を引いて、優理は走り出した。
「今のうちだ、走れ!あいつが振り向くまでが勝負だから!」
「は、はい……!?」
長い髪のその子は、とても綺麗な顔をしていた。腰までありそうな長い銀髪に、海を連想させるような青い目。ゆったりとしたローブのせいで体格もわかりづらく、外見だけで性別を判断できそうにはなかった。まあ、深く観察する余裕がなかったというのもあるのだが。ふわり、と彼?から少し苺のような甘い匂いがする。もしやこれが原因か?と合点が行った。
彼、もしくは彼女の手を引いて少しばかり離れると、適当な木陰に逃げ込む。道路を走って逃げる、という選択はなかった。さすがにイノシシの視界から完全に外れるまで、相手が振り向かずにいてくれる保証はなかったからである。
「あっ」
どうにか脳震盪から復帰したらしきイノシシは、オレンジの花塗れになった体を震わせてこちらを振り返った。が、今度は優理と子供に突っ込んでくる気配はない。木陰で息を殺しているだけなので、人間ならちょっとよく探せば見つかりそうな距離である。しかも、さっきまではあれほど執拗にこの子を追いかけまわしていたにも拘らず。
思った通りだ、と優理は息を吐いた。動物図鑑の内容を覚えておいて良かった、とも。勉強はそんなに得意な方ではないが、妙な雑学を調べるのは好きな質である。人間、人生で何が役に立つかわからないものである。
やがてイノシシもどきは諦めたのか、ぶふ!と鼻を鳴らすとこちらに尻を向け、森の奥へと歩き去ってしまった。ああ良かった、と安堵に肩を撫で下ろす。その姿が完全に見えなくなったところで、子供に声をかけた。
「君、大丈夫?怪我ない?」
「あ……は、はい。ありがとうございます。ぼ、僕は大丈夫です」
僕、ということは男の子だろうか。とりあえずそう判断しておこう、と決める優理である。
「正直、薬草を取りに来たらクノイノシシに遭遇しちゃって。直線で逃げるのが無理なのは知ってたから木の上に避難したんだけど、まさかあんなにしつこく追い回されるなんて。……何で諦めたんでしょう?」
「んー、これは推測でしかないんだけど」
ぴ、とちょっとカッコつけて指を立てる優理。
「その薬草の匂いだよね?さっきから苺っぽい甘い匂いさせてるの。人間の鼻で感じ取れるくらいだから、動物の鼻には相当なものだと思うんだ。それが滅茶苦茶イノシシが好きなものだから、おびき寄せちゃったんじゃないかなって俺は予想してる」
イノシシは雑食だが、雑食の中でも食性はかなり草食に偏っていたはずである。勿論この異世界のクノイノシシとやらが自分の知っているイノシシと同じとは限らないが、見た目もだいぶ近かったし大きく食性が異なるということもないのだろう。
何が言いたいかといえば。肉食動物でもないのに、本来執拗に人間を追いかける理由はないのである。テリトリーに侵入されて怒っただけなら、相手の姿を見失ったところで追うのをやめるはずだし、自分に危険を及ぼす様子がなければ深追いする意味もなくなるはずである。
それでも見失うことなく木の根元に突進して振り落とそうとしていたのは、やはり匂いくらいしか原因が思いつかない。このいかにも真面目そうな少年が、無闇にあんな動物に悪戯をするようにも見えないから尚更だ。
「動物は、匂いに敏感だし。なら、嗅覚を攪乱させてやれば逃げられるかなって。丁度近くに匂いの強い花が咲いてた場所があったから、そこに誘導して突っ込ませてみたんだ。あの匂いに頭から突撃しちゃったら、暫く嗅覚がマヒしそうだなと思って。その隙に隠れるのがベストかなあと」
「逃げる、ではなく隠れるを選んだのは?」
「直線距離で、人間がイノシシの足から逃げられるわけないでしょ?なら多少離れたところまで逃げて隠れて、いなくなってくれるのを待った方がいい。幸い、俺が知ってるイノシシと同じなら、イノシシって視力そのものは低いはずなんだよな。人間でいうところの0.1くらい?ただ動体視力は悪くないから、動くものには反応する。少し離れたところに隠れてじっとしてれば認識できない可能性が高いってわけだ。嗅覚がマヒしてる状態なら、またその薬草の匂いに釣られてこっちに走ってくる可能性も低そうだし」
「な、なるほど……」
「ってまあ、勘だらけの作戦だけど、うまくいって良かった良かった!」
殆ど雑学とカンに任せた作戦だったので、うまくいく保証はどこにもなかったわけだが。それでも無事、少年を殆ど無傷で救出できたのである。ひとまずめでたしめでたし、だ。
「……てか、何で君は一人で薬草取りに行ったのさ。見たところ小学生くらい……俺より二つとか三つとかくらい年下じゃない?」
優理が尋ねると、少年は露骨に顔を曇らせる。これは、明らかに訳ありの様子だ。
「イノシシ系の動物って、基本は昼行性だけど、人間を避けたい場合は夜行性に切り替えることもある動物なんだよな。昼間に普通に動き回ってたってことは、この森って一部の登山道以外あんまり人が入ってこないってことじゃないかなって。そんなところに、君みたいな子供が一人で来るのは危ないよ。ていうか、その薬草を取りに行くと動物が寄ってくるかもしれないって誰かに教わらなかったの?」
「……反対されましたよ、みんなに。でも、行かないといけなかったんです」
彼は沈んだ顔で続けた。
「うちの町、今すごく困ってて。医薬品の類はまとめて、一番近い町から買ってたんですけど、それが突然全面ストップしちゃって。このままだと、町のお医者さんも薬が足らなくなってしまうと聞いて、せめて薬草だけでもと思って」
「……いい子だなあ、君」
出逢ったばかりで何だが、ものすごく好感を覚えてしまう。この様子だと、身近な人が今すぐ危険な状態にあるというわけではないようだ。それでも、町の人が困るからと、一人で危ない山の中に足を踏み入れたのである。なんて勇気があるんだろう、と少しばかり感動してしまった。
「よし!」
とりあえずの目的が決まった。恐らく、この少年がいる町というのが、自分がとりあえず行ってみようと決めていた場所だろう。そんなつもりではなかったが、彼と一緒に行けば情報収集もしやすそうである。
というか、急に近隣の町からの医薬品の供給がストップした、というのが引っかかる。自分が追いかけている転生の魔女・ジェシカと何か関係があるかもしれない。一石二鳥どころか、一石三鳥の予感がプンプンだ。
「良ければ、その町に案内してくれないかな?俺、山の中で迷子になっちゃって困ってたんだよね!」
「も、勿論いいですよ!助けてくれたお礼もしたいですし。えっと、名前は……」
「俺は園部優理。えっと、ユーリでいいよ!」
こういう時、横文字圏の人間にも発音しやすそうな名前で良かったと思う。女の子みたいな名前だとからかわれることもあるが、優理が自分の名前を気に入っている理由の一つがそこであったりする。
「ユーリさん、ですね。僕はサミュエル……サミュエル・ヘイズです」
「サミュエルか。愛称だとサミュになるのかな?あ、あと……その名前からしてやっぱ男の子?」
「……それ、よく聞かれるんですよね。僕そんなに女の子に見えます?」
「それだけイケメンってことだよー」
軽口を叩きつつ立ち上がり、再びさっき行こうとしていた登山道のところまで出た。薬草はどうやらローブの懐に大量に突っ込んでいたらしい。バラバラと落下しかけたところを拾って、一緒に持って行ってあげることにした。
「次からは籠を持ってくるようにします。滅茶苦茶持ちにくいし、手も上げづらいし」
「そうだねえ」
真面目そうなのに、妙なところで抜けているらしい。なんだか可愛いと思ってしまう。見た目は違うが――なんとなく、空一に雰囲気が似ているような気がする。妙に親近感を覚えるのは、そのせいだろうか。
「改めて。……助けてくれて、本当にありがとうございます」
彼は少し頬を染めながら、ぺこりと頭を下げてきた。
「それで、その。僕に何かできそうなことがあったら言ってください。迷子って言ってたし、困ってるんですよね?さっきも言いましたけど、お礼がしたいので」
「そう?じゃあ甘えさせてもらおうかな」
なんとも都合の良すぎる展開な気がしないでもないが、まあこれくらいは要求してもいいだろう。優理は切り出すことにする。
「俺、この世界のこと全然知らないんだ。だから、いろいろ教えて欲しいんだよね。君達の町のことも、この世界を悩ませてるっていう魔女のことも」
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