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デートの前の約束
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予期せぬお泊まりから、私とヴィン様の甘い雰囲気は更に濃くなった
それでもひと月で2回しか会えず、城の中庭でのお茶もほどほどに2人で庭園に向かったのだった
何度か訪れている蔦で視線を遮られている四阿でヴィンの膝の上で横抱きにし、上半身をぴったりとくっつけクスクス笑い合いながらキスをする時間がぐっと増えた
本当はアンナを横抱きで膝の上に乗せてお茶をしたいと低い声で耳元に囁かれるとどうしようもなくあの晩を思い出してゾクゾクとしてしまう
人目のないとことはいえ、外で、城の中庭なのであの晩のように濃厚な時間を持つことが難しい
でも以前よりもヴィン様の膝の上に横抱き乗る事も抵抗なくなったし、私の首筋や鎖骨に舌を這う事も多くなり、私もお返しにヴィン様の太くて日焼けした首筋にキスをしたり軽く舐めてみたりした
ヴィン様に触られるともっともっとと貪欲になってしまって切なくなってしまう
「…アンナ、愛してる」
キスの合間にヴィン様の甘い告白も増えて、胸がドキドキして苦しい
「…んっ…はぁ…ヴィン様…今度の…お休み…の日に憩いの丘に….出かけ…ませんか?」
舌を絡めたキスからチュッチュッと軽く触れるキスの合間にヴィン様にお願いをした
ヴィン様はもちろんという代わりに軽く触れるだけのキスを一度落とし、横抱きだったアンナをスカートの裾を上げ自分の太ももの上に座り向き合うように抱き直した
アンナは慣れた手つきでヴィンの肩に手を置き、座りやすいように自分でスカートを直し、肩に置いた手を首に回しヴィンを引き寄せ頬にキスをした
「…アンナとならどこへでも」
暫くしてヴィン様の部下が探しに来るまで
2人は束の間の逢瀬を楽しんだ
それでもひと月で2回しか会えず、城の中庭でのお茶もほどほどに2人で庭園に向かったのだった
何度か訪れている蔦で視線を遮られている四阿でヴィンの膝の上で横抱きにし、上半身をぴったりとくっつけクスクス笑い合いながらキスをする時間がぐっと増えた
本当はアンナを横抱きで膝の上に乗せてお茶をしたいと低い声で耳元に囁かれるとどうしようもなくあの晩を思い出してゾクゾクとしてしまう
人目のないとことはいえ、外で、城の中庭なのであの晩のように濃厚な時間を持つことが難しい
でも以前よりもヴィン様の膝の上に横抱き乗る事も抵抗なくなったし、私の首筋や鎖骨に舌を這う事も多くなり、私もお返しにヴィン様の太くて日焼けした首筋にキスをしたり軽く舐めてみたりした
ヴィン様に触られるともっともっとと貪欲になってしまって切なくなってしまう
「…アンナ、愛してる」
キスの合間にヴィン様の甘い告白も増えて、胸がドキドキして苦しい
「…んっ…はぁ…ヴィン様…今度の…お休み…の日に憩いの丘に….出かけ…ませんか?」
舌を絡めたキスからチュッチュッと軽く触れるキスの合間にヴィン様にお願いをした
ヴィン様はもちろんという代わりに軽く触れるだけのキスを一度落とし、横抱きだったアンナをスカートの裾を上げ自分の太ももの上に座り向き合うように抱き直した
アンナは慣れた手つきでヴィンの肩に手を置き、座りやすいように自分でスカートを直し、肩に置いた手を首に回しヴィンを引き寄せ頬にキスをした
「…アンナとならどこへでも」
暫くしてヴィン様の部下が探しに来るまで
2人は束の間の逢瀬を楽しんだ
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