上 下
29 / 33
またホタルを見に行く

異世界に行く方法を試してみた結果

しおりを挟む

そして当日。

翠華 「え?あいついないの?」

霊夢 「ええ、昨日はそこで寝てたんだけどね。今日朝起きたらいなくなってて。散歩にでも行ってるのかなと思って放っておいたんだけど、帰ってこなくて。」

リグル 「...。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

蒼空 「ほら、咲夜。ここも一緒に来たね。楽しかったな~。」

私はあの時計を持っていままで咲夜と来たことのある場所を回っていた。
あれには少し遅れてしまうが、仕方がないだろう。

時計は今でも時を刻んでいる。

蒼空 「ね、ここでさ、これくれたんだよね。実はさあのホタルね、リグルに頼んだんだ。結局リグルは『そんなことして見ても嬉しくなくない?たまたま行ったときに見れるからいいんじゃない?』とか言ってやってくれなかったけどね。」

蒼空 「ま、見れたから良かったけどね。ははっ楽しかったなあ。」

リグル 「なえ。」

蒼空 「うおっ。びっくりしたぁ。どうしたの?」

リグル 「あのさ、こんな事言うのほんとに酷だと思うし、言われたくないだろうけどさ、皆心配してるし...それに...咲夜の傍にもいてあげてほしいしさ、帰ってきなよ。」

蒼空 「うん。わかった。ごめんね、わざわざこんな所まで来させちゃって。」

リグル 「ううん。それはいいんだ。勝手に私が来ただけだしね。」

蒼空 「ねえ、」

リグル 「どうした?」

蒼空 「最後にさ、ホタル見せてやりたいんだけど。」

リグル 「だめ。でも今夜またここに来たらいいじゃん。まだいると思うし。」

蒼空 「ふははっ言うと思った。わかってるよ。また今夜ここに来るよ。さて、戻ろう。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

霊夢 「あんたどこいってたのよ?!心配したじゃない!!」

蒼空 「はい、ごめんなさい。」

魔理沙 「なんだかんだでお前、こいつ気に入ってるよな。」

霊夢 「そうじゃなくてね、のたれタヒなれたら後が面倒だから言ってるの!!」

ラルバ 「...。」

蒼空 「あっ」

ラルバ サッ

蒼空 「あれ、いない...。」

文 「ちょっと蒼空さん!あの怪獣退治の時のお話、きかせてください!」

蒼空 「ええぇ...。まあいいけど?その代わり...デタラメは書かないでね?」ギロッ

文 「は、はい!肝に銘じます!」

にとり 「話さないほうがいいと思うけどな~どうせデタラメまみれの記事になるよ?」

文 「営業妨害せんでくれます?!」
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

全マシ。チートを貰った俺の領地経営勇者伝 -いつかはもふもふの国-

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:163pt お気に入り:4,225

キスから始まる恋心

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:227pt お気に入り:3

下級巫女、行き遅れたら能力上がって聖女並みになりました

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:2,621pt お気に入り:5,695

俺は死んでも強くなる。

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:207pt お気に入り:1

悪役令嬢と弟が相思相愛だったのでお邪魔虫は退場します!どうか末永くお幸せに!

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:404pt お気に入り:3,900

結ばれない愛なのですね

恋愛 / 完結 24h.ポイント:333pt お気に入り:98

誰かが彼にキスをした

青春 / 連載中 24h.ポイント:1,052pt お気に入り:1

処理中です...