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助けた女性と呪いの首飾り
しおりを挟む偶然盗賊に襲われている女性を助け女性の護衛が死にかけていると言われエレナは馬車の中に足を踏み込んだ
「これは・・」
エレナが見たのは胸を貫抜かれ今にも死にかけている男性だった
「アテレス様」
「ひどいな」
アテレスはすぐに回復魔法を唱え男性の胸に手をかざした
「癒しを与えん」
男の胸に緑色の魔法陣が浮かび貫かれた箇所は少しずつ塞がっていく
「これで少しはもつ早く怪我を見てもらうことじゃな」
「良かったです」
エレナは一息入れる
「ありがとうございます」
フリールは深く頭を下げた
「気にしないでください困っている人を助けるのは当然ですから」
昔自身が聖女として多くの人を励まし癒していた時のことを忘れていない
アテレスはエレナの立ち振る舞いを見て思った
「改めて自己紹介させていただきます」
「ノモン家の三女のフリール・ノモンです」
「天界か むぐむいうい」
アテレスはエレナの口を塞ぎ耳元で話す
「こら急に天界から来たことを伝えるな怪しい奴と思われるぞ」
エレナはうなずく
「私は聖女のエレナです」
「魔法剣士のアテレスだ」
「よろしくお願いします」
二人はフリールに頭を下げた
「では二人にお願いします」
「なんですか?」
エレナは尋ねた
「あの馬車を運転して欲しいのです」
フリールの言葉を受け二人は意外に図々しい人だと思った
「わしが馬に乗ろう」
馬車から降りアテレスは馬に乗り馬車を動かす
「エレナさんはどこに行く予定でしたの?」
「うーん 少し旅をしています」
「すごいですね私と年齢がさほど変わらないのに旅に出るなんて」
「フリールさんはどこに行くのですか?」
「私はとなり町に買い物をしてきた帰りなんです」
「何か不思議なものを見つけましたか?」
「不思議な物ですか?」
エレナは天界に居た時に封印を解いたりしていたのでもしかしたら
私が解いた封印されていたアイテムが地上で見つかっている可能性が高い
「はい」
「この首飾りを買いましたわ」
フリールは首に掛けている首飾りをエレナに見せる
「それは」
「シャーネの首飾りです!!!」
「シャーネの首飾り?」
「はい」
「呪いのアイテムです」
「呪い!?」
フリールは身に着けている首飾りを見つめる
エレナは首飾りについてフリールに説明する
今から70年前にシャーネと言う貴族の娘がいました、彼女の父の領地で反乱が起き彼女も処刑されてしまいました
その彼女が処刑される前に身に着けていたのがその首飾りです、その首飾りを身に着けた人間は不幸に見舞われるそれが、呪いの首飾りシャーネの首飾りです
「もしかして私が盗賊に襲われたのも・・」
「その首飾りの呪いですね」
エレナはうなずく
「確かにこの場所で盗賊が出るなんて聞いてませんでした」
「どうすれば良いのでしょう?」
「私が預かりましょう」
エレナが手を差し出す
「よろしくお願いします」
フリールは首飾りを外しエレナに手渡した
「確かに預かりました」
エレナは服の中に首飾りをいれた
「エレナさんは大丈夫ですか?」
「呪われてるんですよね?」
フリールは怯えながらエレナの事を気遣う
「大丈夫です聖女ですから」
エレナは明るく返事をする
多分これは私が封印の解除したものではない
エレナは心の中で思った
「でも危険ですよ?」
フリールはエレナに聞く
「大丈夫ですよ首に身に着けなかったら問題ないですし、男性が身に着けても呪われませんよ」
「それなら安心ですね・・」
「もうすぐ町につくぞ」
アテレスは二人に告げる
「あれが私の実家がある町です」
「もしよろしければ家にきてください助けたお礼をさせてください」
「よろしいのですか?」
「もちろんです」
馬車に護衛にもしかしたらお金持ちの家かもしれない、家にはたくさんの物があるそこにお目当ての物があるかも、そのように考えるエレナであった。
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