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ACT8 帝国の秘密
#3 アリア③
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リコの肉襞を押し分け、水着の間から顔をのぞかせたのは、失くしたと思っていたあのローターである。
やだ、アリアったら、あの時リコさまに使って、そのまま中に置き忘れてきちゃってたんだ!
それが、アリアの手に反応して、今になって再び作動し始めたということらしい。
これ、アリアが近くにいないと、動かないのかも。
ウィンウィンとうなりながら蠢動するピンクの物体を観察しながら、アリアは思った。
今までリコさまが平気だったということは、ひょっとしたら小さくなって中でじっとこの時が来るのを待っていたのかも。
アリアの手で取り出されるこの時を…。
でも、ここではずしちゃうの、なんかもったいないよね。
だって、リコさま、こんなに喜んでくれてるんだもの。
えーい、もう少し楽しんじゃおう!
出てこようとしているローターを、アリアは逆に指先で中に押し返した。
リコの秘肉が裏返り、つるんと丸いピンクを飲み込んだ。
そのとたんだった。
「ああああああああああああああっ!」
エビぞりになったままリコが絶叫したかと思うと、光が爆発した。
ベッドの上に、カーテンのように七色のオーロラがはためき、リコの裸身が光の粒子に包まれていく。
「リ、リコさまあ」
アリアは仰天し、床に尻もちをついた。
変身が始まっている。
ローターに刺激されて、リコがMILKYに変身し始めたのだ!
まばゆいばかりの光輝が薄れると、純白のアーマーに身を包んだMILKYが、ベッドに横たわっていた。
手足がびくびく震え、激しい喘ぎを漏らしていることから、変身してもなお、ローターが効いていることがわかった。
「すごいすごいすごーい!」
アリアは飛び上がった。
憧れのMILKYが、目の前にいる!
もとはと言えば、アリアが怪獣に襲われた時最初に助けてくれたのは、リコ本人ではなく、このMILKY姿のリコのほうだったのだ。
だから、アリアの情動に真っ先にインプリンティングされたのは、MILKYの雄姿なのである。
夢見心地で、アリアはベッドに這いのぼった。
ぴくぴく痙攣するMILKYの身体に、おそるおそる手を這わせていく。
チェストアーマーの上から胸をなぞり、露出した腹を舐め、スカートをめくり上げた。
レオタードに包まれたVゾーンを見ると、中でローターが動き回っているせいだろう、すでに薄い染みができ始めていた。
裸の身体をすりつけながら、MILKYの顔のあたりまで這い上がる。
震える指で、バイザーにかけた。
変身ヒーローの正体が明かされる、どきどきの瞬間だ。
バイザーを上げると、見慣れたリコの顔が現れた。
ただ、髪の毛が水色に変わったせいか、顔の輪郭がいつもよりシャープさを増している気がする。
リコはMILKYに変身してもなお、見悶えている。
玉のような汗を額に浮かべ、はあはあと激しくあえいでいる。
「MILKY、好き…」
その唇に、己の唇を触れさせようとした時だった。
ふいにリコが目を見開いた。
瞳に怯えたような色が宿っている。
ふたりの視線が絡み合う。
やがて、かすれた声でリコが言った。
「アリア…うちに、何を、した…?」
やだ、アリアったら、あの時リコさまに使って、そのまま中に置き忘れてきちゃってたんだ!
それが、アリアの手に反応して、今になって再び作動し始めたということらしい。
これ、アリアが近くにいないと、動かないのかも。
ウィンウィンとうなりながら蠢動するピンクの物体を観察しながら、アリアは思った。
今までリコさまが平気だったということは、ひょっとしたら小さくなって中でじっとこの時が来るのを待っていたのかも。
アリアの手で取り出されるこの時を…。
でも、ここではずしちゃうの、なんかもったいないよね。
だって、リコさま、こんなに喜んでくれてるんだもの。
えーい、もう少し楽しんじゃおう!
出てこようとしているローターを、アリアは逆に指先で中に押し返した。
リコの秘肉が裏返り、つるんと丸いピンクを飲み込んだ。
そのとたんだった。
「ああああああああああああああっ!」
エビぞりになったままリコが絶叫したかと思うと、光が爆発した。
ベッドの上に、カーテンのように七色のオーロラがはためき、リコの裸身が光の粒子に包まれていく。
「リ、リコさまあ」
アリアは仰天し、床に尻もちをついた。
変身が始まっている。
ローターに刺激されて、リコがMILKYに変身し始めたのだ!
まばゆいばかりの光輝が薄れると、純白のアーマーに身を包んだMILKYが、ベッドに横たわっていた。
手足がびくびく震え、激しい喘ぎを漏らしていることから、変身してもなお、ローターが効いていることがわかった。
「すごいすごいすごーい!」
アリアは飛び上がった。
憧れのMILKYが、目の前にいる!
もとはと言えば、アリアが怪獣に襲われた時最初に助けてくれたのは、リコ本人ではなく、このMILKY姿のリコのほうだったのだ。
だから、アリアの情動に真っ先にインプリンティングされたのは、MILKYの雄姿なのである。
夢見心地で、アリアはベッドに這いのぼった。
ぴくぴく痙攣するMILKYの身体に、おそるおそる手を這わせていく。
チェストアーマーの上から胸をなぞり、露出した腹を舐め、スカートをめくり上げた。
レオタードに包まれたVゾーンを見ると、中でローターが動き回っているせいだろう、すでに薄い染みができ始めていた。
裸の身体をすりつけながら、MILKYの顔のあたりまで這い上がる。
震える指で、バイザーにかけた。
変身ヒーローの正体が明かされる、どきどきの瞬間だ。
バイザーを上げると、見慣れたリコの顔が現れた。
ただ、髪の毛が水色に変わったせいか、顔の輪郭がいつもよりシャープさを増している気がする。
リコはMILKYに変身してもなお、見悶えている。
玉のような汗を額に浮かべ、はあはあと激しくあえいでいる。
「MILKY、好き…」
その唇に、己の唇を触れさせようとした時だった。
ふいにリコが目を見開いた。
瞳に怯えたような色が宿っている。
ふたりの視線が絡み合う。
やがて、かすれた声でリコが言った。
「アリア…うちに、何を、した…?」
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