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畑の王子と作戦会議
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馬のひづめの音が、車内にリズム良く響く。
流れていく景色を、エリオスは小窓に張り付いて、見つめていた。
比較的簡素な二頭立て馬車に乗った、エリオスとゼフィルは、"自称"運命の王子に会うため、ヴァルデンハイト王国を目指している。
もっとも、顔を合わせたら、己の歳やら見た目やらを理由に幻滅してもらい、振られる作戦だ。
ソルグラン王国の城下町を出ると、段々と一つ一つの家々は疎らになる。
それに比例するように、大きく広がっていく畑。その生業に生を出す、人々の暮らしを眺め、二人は国境を越えた。
緑が増え、森になり、川も上流は荒々しい所もある。
「エリオス、そこ近すぎるぞ」
「あ!ゼフィ兄みて!あそこ!」
エリオスがはしゃぐのも無理は無い。
腰が重すぎる出国ではあるが、実に二十年振りに、ソルグラン王国の国境を出たのだ。
ただ、溢れる緑や広い湖。飛び立つ鳥でさえエリオスは久し振りで、新鮮だった。
ゼフィルはそんな弟の様子が嬉しくて、ついポロリと漏れる。
「レオンハルトとの件も終わったら、他の国にも行けるようになるんじゃないか」
番のいないΩでも、薬で周期的に来る発情期を抑えられるようになった。
一昔前は、その体質から差別の対象であったと聞く。
だが、今は違う。
肥え過ぎたソルグランの環境では、見ることの出来ない、作物に果物。綺麗な花々。
どれもこれも、ゼフィルが国から出られないエリオスに、土産話として聞かせてきたものだ。
もしかしたら、行きたいと言ってくれるのではないか。
兄弟水入らず。セレノスや他の兄らも誘って……国王となった長兄まで誘うとなれば……まぁ、現実的では無いが。
夢を見てしまった。淡い期待を寄せてしまう……だが、エリオスの表情は固い。
「あー、……どうだろ。行かないんじゃないかな」
運命の番は、もう現れない。
ただの失恋なんてもんじゃない。
運命の香りを知ってしまったら、もう他のαと番うなんて器用なことはできない──そうエリオスは突っぱねた。
いつだって、エリオスは国から出るのを怖がっていた。
いい歳で情けないと本人はいうのだが、元よりΩは加護下に置かれている事で、安心を覚える傾向が強い。
αの多い家族で育ったからこそ、より顕著だった。
「そっか……なら!また俺が聞かせてやる」
ゼフィルはそれを分かっていて、無理をさせない。
笑ってみせて、エリオスも恥ずかしそうに、口元に笑みを見せた。
馬車は大きな石橋を越えて、尚も先に進む。
刻一刻と、ヴァルデンハイト王国が近づいてくると、ゼフィルの前に座るエリオスは、分かりやすく挙動不審である。
胸元に手をやって、離して。
外を覗いて、そわそわとまた手をさ迷わせる。
「エリオ~ス」
「んぐ、」
ビクッと大袈裟に肩を跳ねさせるエリオス。
ゼフィルはため息を吐きつつ、背を馬車の壁に押し付けて、大柄に足を組む。
「飲むなよ……特に、この国にいる間は用法用量守れ」
「でも、おれ、あの人の香りがしたら」
「……だとしてもだ。ソルグランじゃあ顔が知れてるし、よく働くお前を悪く思う者はいない」
「でもな」と強い語気でゼフィルは続けた。
「Ωだと分かったお前を、どうこうする奴がいてもおかしくない」
「はっ……こんなおっさん、どうもしねぇって」
投げやりな言葉に、ゼフィルは反射的に胸ぐらを掴む。
その言葉は特に危ない。
望まなくとも箱入りになってしまった、外を知らないΩ。
危機管理能力が乏しいのは、兄達で囲って守ってきたからに他ならない。
「おっさんでも!お前はΩだ」
瞬いた瞳をエリオスは逸らす。
居心地が悪いと息を詰めた。
「お前はっ、大事な弟なんだよ、エリオス」
掴んでいたシャツは、皺がよっている。
それほどに、ゼフィルはエリオスを思っていた。
「なるべく傍にいたいが、レオンハルトと会わせる為には、どうしたって離れる。だから、危機感だけは持っていてくれ……危ないと本能で分かるαの匂いがしたら、逃げろ。頼むから、ゼフィ兄と約束してくれよ」
呆気にとられ、ゼフィルを見つめる。
"ゼフィ兄"なんて呼ぶのは、子供の時以来だった。
「お前に何かあったら、兄様たちにどの面下げればいい」
懇願に近いそれ。
エリオスは己の無知に恥じた。
「……心配させて……悪い」
小さく零す。
ゼフィルは自身と同じ焦げ茶を、くしゃくしゃに撫でた。
「お前が、ソルグラン王国の王子だと分かってて近付くやつが一番危ない」
「うん。だから俺は、ソルグラン王国から農作物の調査に来た農業従事者!ただのエリオス」
いいぞ!と言いたげに頷いたゼフィル。
国を出る前に、「完璧な計画」としてエリオスに聞かせたのが、この作戦だ。
まずゼフィルがレオンハルトに接触する。
「ヴァルデンハイト王国の王子だろ?そう簡単に出来るの?」
「おいおい、エリオス~、俺の仕事は?」
自身の胸に親指を当てて、ゼフィルはわざとキメた顔を作った。
「運命のことで、頭が花畑になっているんだぞ?」
掌をエリオスに突きつけて、パッと手を開いて花が咲いたように見せる。
「その、会いたくてたまらない運命と、唯一接点を持っている俺」
そんな相手を、レオンハルトは蔑ろに出来ない。
「そこに、自慢の話術で誘導して、畑まで連れていったら、ご対面だ!」
エリオスの頭の中では、その光景が描かれる。
まだ見ぬヴァルデンハイト王国の畑に、連れてこられた王子様。
「王子の目に見えるは、汗水垂らし、野良仕事をしている。まるで王子様とは正反対の、そんなエリオスだ!」
日に焼けて、足腰も強く鍛えた体。
泥で服を汚しながら、レオンハルトに見向きもせず畑に向かう姿。
「可憐でか弱いΩはどこ~……って王子の夢はさめて、初恋は終了!今後ともウチとは宜しくって挨拶だけして、俺達はとっとと帰る!終わり!」
先日の、ヴァルデンハイト王国応接間で交わされた話の内容を、ゼフィルはエリオスに伝えていない。
この末弟がどんな行動をするか、読めない。
セレノスは優しい兄だ。
だからこそ、仲の良い友と袂を分かち、下手を打ったら、国を巻き込んでの戦争も起きかねない。
αがΩを求める欲は計り知れない。
紡いできた時代の中で、バースを理由にした争い事は、史実に残る程、被害と悲劇を生んでいる。
エリオスが知ってしまったら。
戦争を憂いて、気持ちを隠して嫁いで行くかもしれない。
だが、それでもし、エリオスは運命じゃないと、レオンハルトが気づいたら。
彼は第一王子だ。
酷いようにはしないと思う。
だが、また。
エリオスは運命じゃないと、言ってしまったら。
ここに来る前に、セレノスを何とか説得してからの出国だった。
黙って行ったら、それこそ一大事だった。
セレノスの為にも、エリオスの為にも。
ゼフィルは二人を思っていた。
「これ本当に大丈夫なんだよね?」
「あぁ!なんてったって、相手は二十歳の坊ちゃんだぞ。夢見がちに決まってる」
エリオスは固まった。
ぼ、坊ちゃん………?は、は?
「二十歳!!?」
「おいおい、聞いてなかったのか?セレノス兄様と同い年の、ジークハルト様のお子ならそれくらいの歳だろ」
呆けて動けないが、頭の中はグルグルと回る。
しかし、二十歳だ……あぁ、二十歳である。
「お、おれそんな……ノアリスみたいな子と?」
「ノアリスの十個も上だ」
「十だけだろ!?……あぁあぁ……こんなおっさんが運命だと勘違いしちまうなんて、トラウマ植え付けるのは俺イヤだよ~」
ゼフィ兄ぃ~と体を浮かせて、反対側に座るゼフィルに寄りかかる。
運命呼ばわりで、嫁ぐだなんだも嫌だけど、未来ある若者のトラウマになるのも嫌だ。
「コラっ、お前もうワガママ言うなっての」
「これは!ワガママじゃあない!ゼフィ兄、これもう、勘違い確定だろ!?」
「歴史の中には、中々な年の差番もいたらしいから。まだマシなんじゃあないか?」
エリオスの嘆きは、走り続ける馬車の外へも漏れ出している。
一歩、また一歩と。
エリオスの気持ちなどお構い無しに、二人を乗せた馬車は、ヴァルデンハイト王国へと向かっていた。
馬のひづめの音が、車内にリズム良く響く。
流れていく景色を、エリオスは小窓に張り付いて、見つめていた。
比較的簡素な二頭立て馬車に乗った、エリオスとゼフィルは、"自称"運命の王子に会うため、ヴァルデンハイト王国を目指している。
もっとも、顔を合わせたら、己の歳やら見た目やらを理由に幻滅してもらい、振られる作戦だ。
ソルグラン王国の城下町を出ると、段々と一つ一つの家々は疎らになる。
それに比例するように、大きく広がっていく畑。その生業に生を出す、人々の暮らしを眺め、二人は国境を越えた。
緑が増え、森になり、川も上流は荒々しい所もある。
「エリオス、そこ近すぎるぞ」
「あ!ゼフィ兄みて!あそこ!」
エリオスがはしゃぐのも無理は無い。
腰が重すぎる出国ではあるが、実に二十年振りに、ソルグラン王国の国境を出たのだ。
ただ、溢れる緑や広い湖。飛び立つ鳥でさえエリオスは久し振りで、新鮮だった。
ゼフィルはそんな弟の様子が嬉しくて、ついポロリと漏れる。
「レオンハルトとの件も終わったら、他の国にも行けるようになるんじゃないか」
番のいないΩでも、薬で周期的に来る発情期を抑えられるようになった。
一昔前は、その体質から差別の対象であったと聞く。
だが、今は違う。
肥え過ぎたソルグランの環境では、見ることの出来ない、作物に果物。綺麗な花々。
どれもこれも、ゼフィルが国から出られないエリオスに、土産話として聞かせてきたものだ。
もしかしたら、行きたいと言ってくれるのではないか。
兄弟水入らず。セレノスや他の兄らも誘って……国王となった長兄まで誘うとなれば……まぁ、現実的では無いが。
夢を見てしまった。淡い期待を寄せてしまう……だが、エリオスの表情は固い。
「あー、……どうだろ。行かないんじゃないかな」
運命の番は、もう現れない。
ただの失恋なんてもんじゃない。
運命の香りを知ってしまったら、もう他のαと番うなんて器用なことはできない──そうエリオスは突っぱねた。
いつだって、エリオスは国から出るのを怖がっていた。
いい歳で情けないと本人はいうのだが、元よりΩは加護下に置かれている事で、安心を覚える傾向が強い。
αの多い家族で育ったからこそ、より顕著だった。
「そっか……なら!また俺が聞かせてやる」
ゼフィルはそれを分かっていて、無理をさせない。
笑ってみせて、エリオスも恥ずかしそうに、口元に笑みを見せた。
馬車は大きな石橋を越えて、尚も先に進む。
刻一刻と、ヴァルデンハイト王国が近づいてくると、ゼフィルの前に座るエリオスは、分かりやすく挙動不審である。
胸元に手をやって、離して。
外を覗いて、そわそわとまた手をさ迷わせる。
「エリオ~ス」
「んぐ、」
ビクッと大袈裟に肩を跳ねさせるエリオス。
ゼフィルはため息を吐きつつ、背を馬車の壁に押し付けて、大柄に足を組む。
「飲むなよ……特に、この国にいる間は用法用量守れ」
「でも、おれ、あの人の香りがしたら」
「……だとしてもだ。ソルグランじゃあ顔が知れてるし、よく働くお前を悪く思う者はいない」
「でもな」と強い語気でゼフィルは続けた。
「Ωだと分かったお前を、どうこうする奴がいてもおかしくない」
「はっ……こんなおっさん、どうもしねぇって」
投げやりな言葉に、ゼフィルは反射的に胸ぐらを掴む。
その言葉は特に危ない。
望まなくとも箱入りになってしまった、外を知らないΩ。
危機管理能力が乏しいのは、兄達で囲って守ってきたからに他ならない。
「おっさんでも!お前はΩだ」
瞬いた瞳をエリオスは逸らす。
居心地が悪いと息を詰めた。
「お前はっ、大事な弟なんだよ、エリオス」
掴んでいたシャツは、皺がよっている。
それほどに、ゼフィルはエリオスを思っていた。
「なるべく傍にいたいが、レオンハルトと会わせる為には、どうしたって離れる。だから、危機感だけは持っていてくれ……危ないと本能で分かるαの匂いがしたら、逃げろ。頼むから、ゼフィ兄と約束してくれよ」
呆気にとられ、ゼフィルを見つめる。
"ゼフィ兄"なんて呼ぶのは、子供の時以来だった。
「お前に何かあったら、兄様たちにどの面下げればいい」
懇願に近いそれ。
エリオスは己の無知に恥じた。
「……心配させて……悪い」
小さく零す。
ゼフィルは自身と同じ焦げ茶を、くしゃくしゃに撫でた。
「お前が、ソルグラン王国の王子だと分かってて近付くやつが一番危ない」
「うん。だから俺は、ソルグラン王国から農作物の調査に来た農業従事者!ただのエリオス」
いいぞ!と言いたげに頷いたゼフィル。
国を出る前に、「完璧な計画」としてエリオスに聞かせたのが、この作戦だ。
まずゼフィルがレオンハルトに接触する。
「ヴァルデンハイト王国の王子だろ?そう簡単に出来るの?」
「おいおい、エリオス~、俺の仕事は?」
自身の胸に親指を当てて、ゼフィルはわざとキメた顔を作った。
「運命のことで、頭が花畑になっているんだぞ?」
掌をエリオスに突きつけて、パッと手を開いて花が咲いたように見せる。
「その、会いたくてたまらない運命と、唯一接点を持っている俺」
そんな相手を、レオンハルトは蔑ろに出来ない。
「そこに、自慢の話術で誘導して、畑まで連れていったら、ご対面だ!」
エリオスの頭の中では、その光景が描かれる。
まだ見ぬヴァルデンハイト王国の畑に、連れてこられた王子様。
「王子の目に見えるは、汗水垂らし、野良仕事をしている。まるで王子様とは正反対の、そんなエリオスだ!」
日に焼けて、足腰も強く鍛えた体。
泥で服を汚しながら、レオンハルトに見向きもせず畑に向かう姿。
「可憐でか弱いΩはどこ~……って王子の夢はさめて、初恋は終了!今後ともウチとは宜しくって挨拶だけして、俺達はとっとと帰る!終わり!」
先日の、ヴァルデンハイト王国応接間で交わされた話の内容を、ゼフィルはエリオスに伝えていない。
この末弟がどんな行動をするか、読めない。
セレノスは優しい兄だ。
だからこそ、仲の良い友と袂を分かち、下手を打ったら、国を巻き込んでの戦争も起きかねない。
αがΩを求める欲は計り知れない。
紡いできた時代の中で、バースを理由にした争い事は、史実に残る程、被害と悲劇を生んでいる。
エリオスが知ってしまったら。
戦争を憂いて、気持ちを隠して嫁いで行くかもしれない。
だが、それでもし、エリオスは運命じゃないと、レオンハルトが気づいたら。
彼は第一王子だ。
酷いようにはしないと思う。
だが、また。
エリオスは運命じゃないと、言ってしまったら。
ここに来る前に、セレノスを何とか説得してからの出国だった。
黙って行ったら、それこそ一大事だった。
セレノスの為にも、エリオスの為にも。
ゼフィルは二人を思っていた。
「これ本当に大丈夫なんだよね?」
「あぁ!なんてったって、相手は二十歳の坊ちゃんだぞ。夢見がちに決まってる」
エリオスは固まった。
ぼ、坊ちゃん………?は、は?
「二十歳!!?」
「おいおい、聞いてなかったのか?セレノス兄様と同い年の、ジークハルト様のお子ならそれくらいの歳だろ」
呆けて動けないが、頭の中はグルグルと回る。
しかし、二十歳だ……あぁ、二十歳である。
「お、おれそんな……ノアリスみたいな子と?」
「ノアリスの十個も上だ」
「十だけだろ!?……あぁあぁ……こんなおっさんが運命だと勘違いしちまうなんて、トラウマ植え付けるのは俺イヤだよ~」
ゼフィ兄ぃ~と体を浮かせて、反対側に座るゼフィルに寄りかかる。
運命呼ばわりで、嫁ぐだなんだも嫌だけど、未来ある若者のトラウマになるのも嫌だ。
「コラっ、お前もうワガママ言うなっての」
「これは!ワガママじゃあない!ゼフィ兄、これもう、勘違い確定だろ!?」
「歴史の中には、中々な年の差番もいたらしいから。まだマシなんじゃあないか?」
エリオスの嘆きは、走り続ける馬車の外へも漏れ出している。
一歩、また一歩と。
エリオスの気持ちなどお構い無しに、二人を乗せた馬車は、ヴァルデンハイト王国へと向かっていた。
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