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特別番外編
フィーネ・ナルディの課題3
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「むだ毛はない?」
「ございません」
「他に体に変なところはない?」
「ございません」
「お風呂の準備は?」
「フィーネ様ご要望の香油で匂いをつけ、お湯で体が透けて見えないよう薬草汁で濁り湯にいたしました」
「完璧だわ」
「完璧ですね」
裸にタオルを巻いただけのフィーネは、大まじめな顔で頷く。湯船に温度計を突っ込んで水温を測っていたリゼッタも、大まじめな顔で頷き返した。
この後、フィーネは一人で風呂に入る。今日はリゼッタの手を借りず、自分で体と髪を洗う予定だ。
準備ができたらリゼッタがライルを呼んでくれる。彼が服を脱ぐ間にフィーネは湯船に浸かり、夫が入ってくるのを待つ。
「一緒にお風呂」が終わったら、ライルが先に上がる。彼が部屋着を身につけたらリゼッタを呼び、フィーネが風呂から上がる――という予定である。
「頑張ってください!」とエールを送るリゼッタに見守られつつ、フィーネは浴室に入った。
エルデに来てからはリゼッタに体を洗われるようになったフィーネだが、元々は平民であるしサンクセリア聖魔道士団長だった頃も自分のことは自分でしていた。
慣れた手つきで体と髪をきれいに洗う。髪の水分を絞り、タオルで簡単に拭いてから髪紐でまとめた。こうしないと湯船に入った際、湯に髪が浸かってしまう。
白く濁る湯に浸かったフィーネは一度二度深呼吸し、ガラス戸越しにリゼッタに呼びかけた。
「リゼッタ、準備ができたわ。ライル様を呼んで」
「かしこまりました」
それまでガラスにぼんやりと映り込んでいたリゼッタの姿が消える。そうして脱衣所のドアが開閉する音がし、「フィー?」と夫の声がした。
「は、はい。お待たせしました、ライル様」
「いや、構わない。服を脱ぐから、もうちょっと待っていてくれ」
「……はい」
フィーネは湯船の中で膝を抱えて丸くなり、浅く呼吸した。
だがそのせいで浴室は静かになり、壁一枚隔てた先で夫が服を脱ぐ音が妙に鮮明に響いて聞こえてしまった。
「入るぞ、フィー」
一言断ってから、ライルが入ってきた。フィーネは素早くガラス戸から顔を背ける。
自分が裸になるのも恥ずかしいが、夫の裸を見るのだって同じくらい恥ずかしいし緊張する。
ドアが開く。ひた、とタイル床に足を踏み入れる音。
「待たせた。……体だけ軽く洗わせてくれ」
「は、はい。もちろんです」
今日も彼は城を出る前に髪は洗ってきたそうだ。
ライルはしばらくの間自分の体を洗っていたようだが、間もなく水の滴る音を立ててフィーネの方にやってきた。
「……湯が濁っているな」
「あ、はい。その……こうしたら、透けないかなぁ、と」
「俺は透けててもよかったのだが……まあ、フィーは嫌がるよな。入るぞ」
視界の端に肌色が過ぎり、とうとうフィーネは目を閉ざしてしまった。
ざぱん、という音。大柄でフィーネよりずっと体積の大きい夫が向かいに座ったことで、かなりの量の湯が溢れた。
浴槽はそこそこ広いのだが、ライルは脚が長いので彼の脹ら脛がフィーネの尻付近に触れ、ついついきゃっと悲鳴を上げてしまった。
「……そんなに緊張しているのか?」
「す、すみません」
「俺の方を見てくれないのか?」
「……だって、やっぱり恥ずかしくて」
「そっか……ああ、ならこうすればいい」
そう言ったライルが腕を伸ばしたのが音で分かった。
まだ目を閉ざしていたフィーネだが、いきなり腰の辺りを掴まれてついついぎょっと目を見開いてしまった。
「ライル様!?」
「ちょっとじっとしていてくれ。……ああ、やっぱりフィーは軽いな」
感慨深い口調で言ったライルは、ひょいっとフィーネの体を抱え上げて体の向きを回転させ、自分の膝の上に乗せてしまった。
つまりフィーネは、ライルの腿の上に座っている状態である。湯の中といえど、裸で。
「こ、こんな姿勢……!」
「こうしたら俺の姿が見えないし、恥ずかしくないだろう?」
フィーネの腰を支えていたライルが耳元に唇を寄せ、わざとなのか偶然なのかふうっと耳孔に息を吹きかけるように囁いてきた。
びくっとフィーネの腰が震え、それまで宛てもなく彷徨っていた両手は思い出したように自分の胸をさっと覆う。
「こ、これはこれで恥ずかしいです!」
「そうか? じゃあ向かい合わせがいい?」
「……。……今のままで、いいです」
「そうか」
ライルはククッと笑い、フィーネの腰に触れていた手を湯の中に浸した。そうして白く濁った湯を掬ってはフィーネの肩に掛けていく。
「フィーは小さくて軽いな。俺がいない間、ちゃんと食事をしているのか?」
「しています。私はサンクセリアでは標準体重の標準体型です」
「それはそうなのだが、これほどまで華奢だと心配になってくる」
そんなことを言いながら、ライルの手が今度はフィーネの腹に回ってきた。
思わず腹筋に力を入れてしまったフィーネだが、夫の手はフィーネの腹をくるくると撫でてきた。その手つきには一切の嫌らしさがない。
「今は秋だからまだいいのだが、冬になるとエルデとてそこそこ冷えるようになる。体には気を付けるんだぞ」
「……はい。エルデで過ごす初めての冬ですからね」
「そうだな。でもそう考えると、今日の風呂だって初めての経験だし、何もかもがフィーと一緒に体験する『初めて』になるんだな」
ライルの言葉に、フィーネは目を瞬かせた。
彼の言うとおりだ。
この夏は非情に蒸し暑くてしんどかったが、ライルと結婚して初めて過ごす「エルデの夏」だった。
今日の風呂だって同じ。
これからもフィーネは、たくさんの「初めて一緒に過ごす」をライルと共に経験するのだ。
フィーネはこくっと唾を呑み、意を決して体をねじり、体の向きを回転させた。
とうとうライルと正面から向き合う形になり、フィーネはまず、湯に浸かる夫の姿に一瞬見とれてしまった。
引き締まった胸元や太い首には水滴が滴り、煉瓦色の髪は湯気のためかしっとりしている。
ライルはずっと恥ずかしがっていたフィーネがいきなり自分の方を向いたからか、きょとんとしてこちらを見てきていた。
「……フィー?」
「ライル様」
ライルの胸元に手を宛い、身を乗り出す。
「えっ?」というライルの小さな呟きはすぐに、フィーネの唇によってふさがれてしまった。
いつもより温かく、湿っている唇。
夫が硬直している間にフィーネはちゅっちゅっと音を立ててキスをし、体を離してから照れたように微笑んだ。
「……ふふ。お風呂でする初めてのキス、ですね」
「……」
「……ライル様?」
返事がない。
もしかして、勇気を振り絞ってのキスは失敗だったのだろうか。
夫の膝の上でおそるおそる後退したフィーネだが、突如ライルは目を見開き湯を跳ね上げながら体を捻り、フィーネを膝から下ろした。
つるんとフィーネの尻が滑り、湯船の床に着地する。湯の中なので痛くはないが、いきなりなので驚いた。
「わっ!?」
「すまない、フィー。俺はそろそろ上がる」
「えっ……?」
「いいか、俺が湯から上がってここを出る前の間、目を閉じておくんだ。ドアが閉まるまで、目を開けるんじゃないぞ」
「は、はい」
何がなんだか分からないが、いつになく厳しいライルの物言いに反抗することもできず、フィーネはこくこくと頷いてからぎゅっと目を閉ざした。
ライルが荒い息をつき、湯船から上がったようだ。彼が上がることで水面が一気に下がり、慌ててフィーネは尻を滑らせて肩まで湯に浸かる。
間もなくライルがガラス戸を開け、脱衣所に戻っていった。「もういいぞ」との声が聞こえたので目を開ける。
ライルは、フィーネの不意打ちキスがお気に召さなかったのだろうか。
そう思ったフィーネはライルが着替えて出ていった後、リゼッタに相談してみた。
「……ということがあったの。それほどまでお嫌だったのかしら」
「……。……いえ、きっと大丈夫です」
「そうかしら……」
「大丈夫ですよ。きっと今夜は、とっても素敵な夜になりますから」
リゼッタは若干遠い眼差しになりつつもそう言った。
本当に大丈夫なのか。夫は怒っていないのだろうかと不安になりつつも寝室に上がったフィーネだが、ベッドに座るなり夫に拘束され、着たばかりの寝間着を全部剥ぎ取られてしまった。
「ラ、ライル様!?」
「……さっきのキス、すごく堪えた」
薄闇の中、ライルはそう言って妖艶に笑った。
「今夜は、さっき風呂場でできなかった分もフィーを可愛がってあげるから――覚悟してくれよ」
「ライル、様……」
弱々しい声は、熱い唇によって封じられてしまった。
ナルディ伯爵夫妻が風呂で、「服を脱ぐところから上がるところまで一緒」にできるようになるのは、もう少し先の話。
「ございません」
「他に体に変なところはない?」
「ございません」
「お風呂の準備は?」
「フィーネ様ご要望の香油で匂いをつけ、お湯で体が透けて見えないよう薬草汁で濁り湯にいたしました」
「完璧だわ」
「完璧ですね」
裸にタオルを巻いただけのフィーネは、大まじめな顔で頷く。湯船に温度計を突っ込んで水温を測っていたリゼッタも、大まじめな顔で頷き返した。
この後、フィーネは一人で風呂に入る。今日はリゼッタの手を借りず、自分で体と髪を洗う予定だ。
準備ができたらリゼッタがライルを呼んでくれる。彼が服を脱ぐ間にフィーネは湯船に浸かり、夫が入ってくるのを待つ。
「一緒にお風呂」が終わったら、ライルが先に上がる。彼が部屋着を身につけたらリゼッタを呼び、フィーネが風呂から上がる――という予定である。
「頑張ってください!」とエールを送るリゼッタに見守られつつ、フィーネは浴室に入った。
エルデに来てからはリゼッタに体を洗われるようになったフィーネだが、元々は平民であるしサンクセリア聖魔道士団長だった頃も自分のことは自分でしていた。
慣れた手つきで体と髪をきれいに洗う。髪の水分を絞り、タオルで簡単に拭いてから髪紐でまとめた。こうしないと湯船に入った際、湯に髪が浸かってしまう。
白く濁る湯に浸かったフィーネは一度二度深呼吸し、ガラス戸越しにリゼッタに呼びかけた。
「リゼッタ、準備ができたわ。ライル様を呼んで」
「かしこまりました」
それまでガラスにぼんやりと映り込んでいたリゼッタの姿が消える。そうして脱衣所のドアが開閉する音がし、「フィー?」と夫の声がした。
「は、はい。お待たせしました、ライル様」
「いや、構わない。服を脱ぐから、もうちょっと待っていてくれ」
「……はい」
フィーネは湯船の中で膝を抱えて丸くなり、浅く呼吸した。
だがそのせいで浴室は静かになり、壁一枚隔てた先で夫が服を脱ぐ音が妙に鮮明に響いて聞こえてしまった。
「入るぞ、フィー」
一言断ってから、ライルが入ってきた。フィーネは素早くガラス戸から顔を背ける。
自分が裸になるのも恥ずかしいが、夫の裸を見るのだって同じくらい恥ずかしいし緊張する。
ドアが開く。ひた、とタイル床に足を踏み入れる音。
「待たせた。……体だけ軽く洗わせてくれ」
「は、はい。もちろんです」
今日も彼は城を出る前に髪は洗ってきたそうだ。
ライルはしばらくの間自分の体を洗っていたようだが、間もなく水の滴る音を立ててフィーネの方にやってきた。
「……湯が濁っているな」
「あ、はい。その……こうしたら、透けないかなぁ、と」
「俺は透けててもよかったのだが……まあ、フィーは嫌がるよな。入るぞ」
視界の端に肌色が過ぎり、とうとうフィーネは目を閉ざしてしまった。
ざぱん、という音。大柄でフィーネよりずっと体積の大きい夫が向かいに座ったことで、かなりの量の湯が溢れた。
浴槽はそこそこ広いのだが、ライルは脚が長いので彼の脹ら脛がフィーネの尻付近に触れ、ついついきゃっと悲鳴を上げてしまった。
「……そんなに緊張しているのか?」
「す、すみません」
「俺の方を見てくれないのか?」
「……だって、やっぱり恥ずかしくて」
「そっか……ああ、ならこうすればいい」
そう言ったライルが腕を伸ばしたのが音で分かった。
まだ目を閉ざしていたフィーネだが、いきなり腰の辺りを掴まれてついついぎょっと目を見開いてしまった。
「ライル様!?」
「ちょっとじっとしていてくれ。……ああ、やっぱりフィーは軽いな」
感慨深い口調で言ったライルは、ひょいっとフィーネの体を抱え上げて体の向きを回転させ、自分の膝の上に乗せてしまった。
つまりフィーネは、ライルの腿の上に座っている状態である。湯の中といえど、裸で。
「こ、こんな姿勢……!」
「こうしたら俺の姿が見えないし、恥ずかしくないだろう?」
フィーネの腰を支えていたライルが耳元に唇を寄せ、わざとなのか偶然なのかふうっと耳孔に息を吹きかけるように囁いてきた。
びくっとフィーネの腰が震え、それまで宛てもなく彷徨っていた両手は思い出したように自分の胸をさっと覆う。
「こ、これはこれで恥ずかしいです!」
「そうか? じゃあ向かい合わせがいい?」
「……。……今のままで、いいです」
「そうか」
ライルはククッと笑い、フィーネの腰に触れていた手を湯の中に浸した。そうして白く濁った湯を掬ってはフィーネの肩に掛けていく。
「フィーは小さくて軽いな。俺がいない間、ちゃんと食事をしているのか?」
「しています。私はサンクセリアでは標準体重の標準体型です」
「それはそうなのだが、これほどまで華奢だと心配になってくる」
そんなことを言いながら、ライルの手が今度はフィーネの腹に回ってきた。
思わず腹筋に力を入れてしまったフィーネだが、夫の手はフィーネの腹をくるくると撫でてきた。その手つきには一切の嫌らしさがない。
「今は秋だからまだいいのだが、冬になるとエルデとてそこそこ冷えるようになる。体には気を付けるんだぞ」
「……はい。エルデで過ごす初めての冬ですからね」
「そうだな。でもそう考えると、今日の風呂だって初めての経験だし、何もかもがフィーと一緒に体験する『初めて』になるんだな」
ライルの言葉に、フィーネは目を瞬かせた。
彼の言うとおりだ。
この夏は非情に蒸し暑くてしんどかったが、ライルと結婚して初めて過ごす「エルデの夏」だった。
今日の風呂だって同じ。
これからもフィーネは、たくさんの「初めて一緒に過ごす」をライルと共に経験するのだ。
フィーネはこくっと唾を呑み、意を決して体をねじり、体の向きを回転させた。
とうとうライルと正面から向き合う形になり、フィーネはまず、湯に浸かる夫の姿に一瞬見とれてしまった。
引き締まった胸元や太い首には水滴が滴り、煉瓦色の髪は湯気のためかしっとりしている。
ライルはずっと恥ずかしがっていたフィーネがいきなり自分の方を向いたからか、きょとんとしてこちらを見てきていた。
「……フィー?」
「ライル様」
ライルの胸元に手を宛い、身を乗り出す。
「えっ?」というライルの小さな呟きはすぐに、フィーネの唇によってふさがれてしまった。
いつもより温かく、湿っている唇。
夫が硬直している間にフィーネはちゅっちゅっと音を立ててキスをし、体を離してから照れたように微笑んだ。
「……ふふ。お風呂でする初めてのキス、ですね」
「……」
「……ライル様?」
返事がない。
もしかして、勇気を振り絞ってのキスは失敗だったのだろうか。
夫の膝の上でおそるおそる後退したフィーネだが、突如ライルは目を見開き湯を跳ね上げながら体を捻り、フィーネを膝から下ろした。
つるんとフィーネの尻が滑り、湯船の床に着地する。湯の中なので痛くはないが、いきなりなので驚いた。
「わっ!?」
「すまない、フィー。俺はそろそろ上がる」
「えっ……?」
「いいか、俺が湯から上がってここを出る前の間、目を閉じておくんだ。ドアが閉まるまで、目を開けるんじゃないぞ」
「は、はい」
何がなんだか分からないが、いつになく厳しいライルの物言いに反抗することもできず、フィーネはこくこくと頷いてからぎゅっと目を閉ざした。
ライルが荒い息をつき、湯船から上がったようだ。彼が上がることで水面が一気に下がり、慌ててフィーネは尻を滑らせて肩まで湯に浸かる。
間もなくライルがガラス戸を開け、脱衣所に戻っていった。「もういいぞ」との声が聞こえたので目を開ける。
ライルは、フィーネの不意打ちキスがお気に召さなかったのだろうか。
そう思ったフィーネはライルが着替えて出ていった後、リゼッタに相談してみた。
「……ということがあったの。それほどまでお嫌だったのかしら」
「……。……いえ、きっと大丈夫です」
「そうかしら……」
「大丈夫ですよ。きっと今夜は、とっても素敵な夜になりますから」
リゼッタは若干遠い眼差しになりつつもそう言った。
本当に大丈夫なのか。夫は怒っていないのだろうかと不安になりつつも寝室に上がったフィーネだが、ベッドに座るなり夫に拘束され、着たばかりの寝間着を全部剥ぎ取られてしまった。
「ラ、ライル様!?」
「……さっきのキス、すごく堪えた」
薄闇の中、ライルはそう言って妖艶に笑った。
「今夜は、さっき風呂場でできなかった分もフィーを可愛がってあげるから――覚悟してくれよ」
「ライル、様……」
弱々しい声は、熱い唇によって封じられてしまった。
ナルディ伯爵夫妻が風呂で、「服を脱ぐところから上がるところまで一緒」にできるようになるのは、もう少し先の話。
応援ありがとうございます!
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