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2部:2年生
第17話
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すみれちゃんにお返しをするにあたって俺は色々と考えた。飴みたいに”あなたが好きです”っていう意味からいくか、すみれちゃんの好きな猫のパッケージにしたりするか。色々検索した結果、俺は猫のパッケージのマカロン缶にたどり着いた。
マカロンの意味は”特別に大切な人”。もうこれで良いんじゃ無いかなって思う。マカロンは2個しか入ってないけど、見た目が可愛いから良いと思う。ちょっと値段がものにしては高いんじゃないかって思ったりしたけど、本当の相場はこんなもんなのかもしれない。
来る3月14日、決戦の日。俺はすみれちゃん宛のプレゼントを抱え家を出た。山下さんとか上谷さんに見つかったときに差があるって言われても面倒だから、彼女たちには普通に今年はチョコをあげた。いつもありがとう、これは気持ちだけどっていうメッセージを添えて。
とりあえず自然に話しかけることを心がけて、すみれちゃんに接近する。挨拶からすれば自然?って思いながらすみれちゃんに、話しかける。
「西野さん、おはよう」
「おはよう、田中君。どうしたの?」
掴みは完璧だったと思う。超自然に話しかけられたことに喜びつつ、隠し持っていたマカロンをすみれちゃんに渡す。
「はい。この間のバレンタインデーのお返し。音楽祭でも色々お世話になったし、それの分も含めてお礼!」
「…ありがとう」
これで自然に渡すことができただろう。それにすみれちゃんに渡したとき、顔が綻んでちょっと笑顔になってたから、また俺の中のすみれちゃんフォルダが更新された。席に戻る途中、ニヤニヤした晃成に捕まり教室の外に出された。寒いから嫌なんだけどと思いつつついていく。
「今、クラス中が見守ってたぞ。お前の動向を…で、何あげたの?」
「え、マカロン…」
その場ですぐ意味を調べた晃成に文句をいわれたことよりも、クラス中に見守られたっていう事実がまだ飲み込めてない。
「マカロン?マカロンの意味って…特別に大切な人か。まあ確かにそうなんだろうけど、もっと直接的にいけよ、ヘタレ。去年飴渡すって言ってただろ」
「言ったけど、パケが西野さんの好きな猫だからいいかなって…」
(え?何、俺そんなにバレっバレなの?しかもチョコ渡す時も見守られてるって何?確かに緊張してて音聞こえないなって思ったけど、本当に静かだったの?恥ずかしすぎない!?)
晃成にヘタレっていわれたけど、もともとおっさんだった俺は、今すみれちゃんとは15歳も離れてるんだ。そんな晃成みたいにサラッと告れたりしない。もとの年齢が新卒ですら高校生はちょっと…ってなってたのにさらに上回ってんだぞ。
「まー西野ちゃん意味とか調べなさそうだから、ただ単にお礼を貰ったくらいにしか思ってないと思うぞ」
「俺のこと認識してくれるようになっただけで進歩なんだからいいよ、別に」
「さすがに認識はしてるって!!それから卒業までには告れよ!!」
なんか賭けの対象とかになってそうで嫌だなと思いながら、晃成と一緒に教室に戻る。教室に戻ると、池崎さんとすみれちゃんが一緒に話してた。思わず聞き耳を立てる。
「わ!!猫のパケだかわいい!これマカロンの有名なお店だよね!マカロンって特別に大切な人って意味なんだよ。田中君粋なプレゼントするね!」
「特別に大切な人…そうなんだ。でも男の子ってそういうの詳しく無いって思うから、ただ単に選んだのがマカロンだっただけだと思う」
(池崎さん…!余計なこと言わなくて良いよ!!)
すみれちゃんからは、全然意味気にしてる素振りもなかったから良いんだか悪いんだかわからない。晃成の言うとおり、来年はもっと直接的なの渡すべきかなって俺はしばらく悩むのだった。
マカロンの意味は”特別に大切な人”。もうこれで良いんじゃ無いかなって思う。マカロンは2個しか入ってないけど、見た目が可愛いから良いと思う。ちょっと値段がものにしては高いんじゃないかって思ったりしたけど、本当の相場はこんなもんなのかもしれない。
来る3月14日、決戦の日。俺はすみれちゃん宛のプレゼントを抱え家を出た。山下さんとか上谷さんに見つかったときに差があるって言われても面倒だから、彼女たちには普通に今年はチョコをあげた。いつもありがとう、これは気持ちだけどっていうメッセージを添えて。
とりあえず自然に話しかけることを心がけて、すみれちゃんに接近する。挨拶からすれば自然?って思いながらすみれちゃんに、話しかける。
「西野さん、おはよう」
「おはよう、田中君。どうしたの?」
掴みは完璧だったと思う。超自然に話しかけられたことに喜びつつ、隠し持っていたマカロンをすみれちゃんに渡す。
「はい。この間のバレンタインデーのお返し。音楽祭でも色々お世話になったし、それの分も含めてお礼!」
「…ありがとう」
これで自然に渡すことができただろう。それにすみれちゃんに渡したとき、顔が綻んでちょっと笑顔になってたから、また俺の中のすみれちゃんフォルダが更新された。席に戻る途中、ニヤニヤした晃成に捕まり教室の外に出された。寒いから嫌なんだけどと思いつつついていく。
「今、クラス中が見守ってたぞ。お前の動向を…で、何あげたの?」
「え、マカロン…」
その場ですぐ意味を調べた晃成に文句をいわれたことよりも、クラス中に見守られたっていう事実がまだ飲み込めてない。
「マカロン?マカロンの意味って…特別に大切な人か。まあ確かにそうなんだろうけど、もっと直接的にいけよ、ヘタレ。去年飴渡すって言ってただろ」
「言ったけど、パケが西野さんの好きな猫だからいいかなって…」
(え?何、俺そんなにバレっバレなの?しかもチョコ渡す時も見守られてるって何?確かに緊張してて音聞こえないなって思ったけど、本当に静かだったの?恥ずかしすぎない!?)
晃成にヘタレっていわれたけど、もともとおっさんだった俺は、今すみれちゃんとは15歳も離れてるんだ。そんな晃成みたいにサラッと告れたりしない。もとの年齢が新卒ですら高校生はちょっと…ってなってたのにさらに上回ってんだぞ。
「まー西野ちゃん意味とか調べなさそうだから、ただ単にお礼を貰ったくらいにしか思ってないと思うぞ」
「俺のこと認識してくれるようになっただけで進歩なんだからいいよ、別に」
「さすがに認識はしてるって!!それから卒業までには告れよ!!」
なんか賭けの対象とかになってそうで嫌だなと思いながら、晃成と一緒に教室に戻る。教室に戻ると、池崎さんとすみれちゃんが一緒に話してた。思わず聞き耳を立てる。
「わ!!猫のパケだかわいい!これマカロンの有名なお店だよね!マカロンって特別に大切な人って意味なんだよ。田中君粋なプレゼントするね!」
「特別に大切な人…そうなんだ。でも男の子ってそういうの詳しく無いって思うから、ただ単に選んだのがマカロンだっただけだと思う」
(池崎さん…!余計なこと言わなくて良いよ!!)
すみれちゃんからは、全然意味気にしてる素振りもなかったから良いんだか悪いんだかわからない。晃成の言うとおり、来年はもっと直接的なの渡すべきかなって俺はしばらく悩むのだった。
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