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2章 1人目の夫との出会い
出会い
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応接間に入るとすでにノエルと冒険者は部屋に居た。
冒険者の人、床に転がってるけど…。
ノエルは優雅にソファに座ってる。
「ノエル?その人もソファに座らせて?」
私の声に反応したのか冒険者の顔が上がり目が会う。
「ひゅっ…ゲホッゴホッゴホッ…え?…番?俺の…」
冒険者が呆然と呟く。
やっぱり分かるんだ。
「やっぱり番みたいだね。というか、ノエル…治療してないの?」
「主に危害を加える可能性があるのに治療なんかするわけなかろう。」
「あ、はい。ねぇ、冒険者のあなた。私に危害を加えないって約束してくれる?約束してくれるならポーションをあげる。」
ポーションをインベントリから出し、冒険者に問いかける。
「ゴホッ…番に危害なんか加えない。約束する。」
「そう…ノエル、これ飲ませてあげて彼をソファに座らせて」
そう言うとノエルは渋々と動き冒険者にポーションを飲ませソファに座らせた。
改めて目の前の冒険者を観察する。
顔は凄く整ってる…日本でアイドルでもやれそうなくらい王子様系のイケメン。
髪は真っ赤でテキトーな感じで切りそろえられているけど、それがとても似合っている。
「さて、さっきから甘い匂いがしてるから間違いないと思うんだけど改めて左胸の番紋を見せてもらっていい?」
いい?と聞いてるけど、まだノエルの影に拘束されてるから冒険者に自由は無い。
「ああ…自由に見ろよ」
冒険者のその言葉を聞き、ノエルが胸元を番紋が見えるようにはだけさせる。
「……うん、間違いないね。私の番だわ。あなたの名前を聞いても良いかな?」
鑑定してもう分かっているけど本人から聞きたかった。
ちなみに鑑定した結果は
名前:アルフォンス・ユースティア
年齢:21
種族:人族
職業:冒険者
番:リナ・コウノ
レベル:86
HP:3400
MP:860
スキル:剣術、体術、威圧、収納、マッピング、
馬術、算術、交渉、 大工、火魔法、風魔法
加護:戦神の加護
番のとこにガッツリ名前入ってるから鑑定使うと間違えようがないよね。
「アル……アルフォンス・ユースティアだ。アルと呼んで欲しい。」
「アル…ね、わかった。じゃあ…とりあえず傷が癒えたら帰ってもらってもいいかな?」
笑顔で言うとアルはピシッと固まってしまった……
何かまずいこと言ったかな……?
しばらく固まったあとアルは声を絞り出すように叫んだ。
「……お…俺は帰らないぞ!!」
「……………………え?」
冒険者の人、床に転がってるけど…。
ノエルは優雅にソファに座ってる。
「ノエル?その人もソファに座らせて?」
私の声に反応したのか冒険者の顔が上がり目が会う。
「ひゅっ…ゲホッゴホッゴホッ…え?…番?俺の…」
冒険者が呆然と呟く。
やっぱり分かるんだ。
「やっぱり番みたいだね。というか、ノエル…治療してないの?」
「主に危害を加える可能性があるのに治療なんかするわけなかろう。」
「あ、はい。ねぇ、冒険者のあなた。私に危害を加えないって約束してくれる?約束してくれるならポーションをあげる。」
ポーションをインベントリから出し、冒険者に問いかける。
「ゴホッ…番に危害なんか加えない。約束する。」
「そう…ノエル、これ飲ませてあげて彼をソファに座らせて」
そう言うとノエルは渋々と動き冒険者にポーションを飲ませソファに座らせた。
改めて目の前の冒険者を観察する。
顔は凄く整ってる…日本でアイドルでもやれそうなくらい王子様系のイケメン。
髪は真っ赤でテキトーな感じで切りそろえられているけど、それがとても似合っている。
「さて、さっきから甘い匂いがしてるから間違いないと思うんだけど改めて左胸の番紋を見せてもらっていい?」
いい?と聞いてるけど、まだノエルの影に拘束されてるから冒険者に自由は無い。
「ああ…自由に見ろよ」
冒険者のその言葉を聞き、ノエルが胸元を番紋が見えるようにはだけさせる。
「……うん、間違いないね。私の番だわ。あなたの名前を聞いても良いかな?」
鑑定してもう分かっているけど本人から聞きたかった。
ちなみに鑑定した結果は
名前:アルフォンス・ユースティア
年齢:21
種族:人族
職業:冒険者
番:リナ・コウノ
レベル:86
HP:3400
MP:860
スキル:剣術、体術、威圧、収納、マッピング、
馬術、算術、交渉、 大工、火魔法、風魔法
加護:戦神の加護
番のとこにガッツリ名前入ってるから鑑定使うと間違えようがないよね。
「アル……アルフォンス・ユースティアだ。アルと呼んで欲しい。」
「アル…ね、わかった。じゃあ…とりあえず傷が癒えたら帰ってもらってもいいかな?」
笑顔で言うとアルはピシッと固まってしまった……
何かまずいこと言ったかな……?
しばらく固まったあとアルは声を絞り出すように叫んだ。
「……お…俺は帰らないぞ!!」
「……………………え?」
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