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第五章 リュータと異国の塔
第五十七話 リュータの決意と特訓その一
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「俺、決めました!」
「突然何を決めたの?」
「自分が処刑される方法かしら」
俺の決意に何やらぞっとする話を持ち出すエルフの女性陣。いや、だから発想が怖いって! だから男衆に逃げられるんだよ!
「違います! 俺、もっと強くなりたいんです!」
いまだにヒソヒソと俺の処罰法を話し合っているエルフの女性陣に、俺は訴えかける。
俺は、あの夢を見てから考えたんだ。
もしあれが夢じゃなかったとしたらって。いや、そうじゃなくとも、もし脱出する事が出来なかったら・・・。
「俺はもう、あんな思いはしたくない」
「あんな思いって、長のパンツを無理やり脱がして泣かせた事かしら?」
「なにそれ、初耳だわ」
「万死ね」
「市中引き回しの刑なんてどうかしら?」
「火あぶりの刑も捨てがたいわ」
だから、怖いって! なんで江戸時代の処刑法ばっかり並ぶんだよ!?
それとシルちゃんの件は、無実だから! 俺なんにもしてないってば!
「んで。何を決めたンダ?」
さすがワン君、優しい! と言うか、意外と聞き上手だよな。
ああ、あれか。黙ってうなづいていればモテるタイプか。いや、ダメだ。頭のフワフワバーコードアフロが笑える。真面目な顔しているのに頭部がフワフワしていて、笑えてしまう。
ぐっと堪えろ、俺!
「だから、俺は強くなりたいんだ! だから、これを機に修行をしようと思うんだ! ブフッ!」
そもそも、俺はクワトリ師匠の修行も途中で断念していた。つまり武力面ではド素人でしかない訳だ。ずっと順調に運よく魔物を倒してきたけど、いい加減運だけに頼るのは危険だ。
あの塔のダンジョンのおぼろげな記憶が、俺にそう訴えかけてくる。
あと、こらえろ俺! 絶対に笑うな! フワフワアフロを視界に入れるな!
「よくぞ言いました! なら私が修行をつけます!」
そう言って立ち上がったのは、なぜかミチルさん。
ん? んん? なんで花の女子高生であるミチルさんが修行?
「ふっふっふ。私、こう見えても剣道の師範代なのです!」
じゃじゃーん。
って、今の音どこからしたの!?
「姐さんの実力から、そうじゃねーかと思ってたンダが、やはり只者じゃなかったカ!」
「そう言うワンこそ、空手か何かやってたんでしょ?」
「ッチ。バレてたか」
え、何それ!?
二人とも実は格闘技経験者だったの!?
「勇者に選ばれる条件が、何かしらの戦闘技術を有する、ですからね!」
「アァ。つっても魔法ありのこの世界じゃあんまし役に立ってねーけどナァ」
「そんな事ないですよ。やっぱりやってる人とやってない人の差は出るものです!」
そう言って、二人は俺を見た。
あ、しまった、って顔をしている。
そんで、そっと目を逸らした。
「まぁ、そうでなくても生きるだけならナァ」
「そうですよ! 運も実力のうち」
「おいバカ!」
「しまった!」
お、おう。うん、分かってたよ。俺って運で今まで生き延びてたんだって。
でも正面切って指摘されるとその、しょっく。
「それで、長を泣かせたリュータ殿は一体何をなさる気で?」
「だからそれ、誤解ですって!」
[記子:『罠解除』は私が育てたの、えっへん]
「え?」
突然目の前に記子さんからのメッセージが。しかも内容がその、星野?
[記子:ますたーの記憶を頼りにスキルを再構築したの。今回は『罠解除』なの]
あ、うん。そうなんだ・・・。って、滅茶苦茶すごくない!? それ!
[記子:初の実践はあの女狐だったの。上手くいったの]
んー? と言うと? いや、何? 良く分からないんだけど。
[記子:あの女狐のパンツを脱がせたのはますたーの『罠解除』なの。そのお手伝いが出来てうれしいの]
・・・。
あ、はい。シルちゃんの紐パン脱がせたの、俺でした。
「無実じゃなかった・・・」
罪は償わねばなりませんね、はい。
***
「はい、あと十周!」
「は、はひ・・・」
あれから俺はシルちゃんに事の顛末、と言うか記子さんがやらかした事を告げて、精一杯詫びました。するとシルちゃんは照れた様子で「しようのない子じゃのぉ」と頭を撫でてくれました。
ウレシイッ!
じゃなくて、その後、俺はエルフの女性陣に両脇を掴まれていつぞやのように拉致されました。
その先は、エルフの方々が修行に使うスペース。
まず今俺が走っている円形状のトラック。一周約二百メートルの周回路。よく踏みしめられた土でとても走りやすい。
その中央にはいくつものアスレチック施設。
丸太をつないだ平均台のようなものに、網を敷いた場所に、巨大な三角木馬のようなもの。そして丸太を乱立させている丸太林。
「利用方法が分からないよっ」
「ほら、無駄口をたたかない! もう一周追加ですね! 煩悩退散、煩悩退散」
「そんなー!! あとその掛け声やめてー!!」
もうかれこれ十周は走ってます。距離にして二キロ。レベルが多少なりとも上がっているからか、前の世界ではヘバっていた距離でもそれなりに走れている。でも全力疾走はきついですよ!?
隣で鼻ほじりながら並走している平気そうなワン君は、アレですけど。
「おいテメー、余計な事考えてんじゃねーゾ。こういう時ァ、走るのに集中シロ」
「はい、すんません」
しかもワン君、真面目。超真面目。いや鼻ほじってるけど。でも俺が余計なことを考えてペースが落ちる度にやんわりと注意してくる。
「だから前見ろ。姿勢が悪くなってンゾ。ほれ、シャッキっとしやがれ」
「ふぁい」
しかも妙に優しい。
きっと元々のワン君は、ガラが悪いけど、部活では良い先輩的な人物なんだろうな。面倒見がいいと言うか、何と言うか。
そう言えば、俺はずっと帰宅部だったな。放課後は友人とバカ話で騒いでゲームして、ラノベ読んで、なんかごく普通な学生生活だったけど、今思えば部活の一つでも入っていれば良かったよ。
別に弛んだ体をしているつもりはなかったけど、ガチ運動部の面々からしたらブタと大差ないのかもしれない。
「おい、そろそろ休憩ダ」
「え? まだ八周残ってるけど?」
「バカヤロウ、水分はしっかり取りやがれ!」
そう言って無理やり連れ出されて、近くに置いてあった木箱から冷えた液体の入ったビンを手渡されました。
「俺様が作った経口補水液ダ。一気に飲むんじゃネーゾ? ちょっとずつ、口に含ませるように飲め」
「ハァハァ・・・、はい」
そう言って手渡されたビンのフタを開けて、指示通りちびりとやる。爽やかな柑橘系の香りに、ちょっとした甘みと塩気が体に優しく染み渡る。マジでウマい。
これ、俺の中でポカリ超えたわ。
「これ、旨いね。普段用にも欲しいし、いや、いっそオビヒロ市で量産したい」
果物なら密林ダンジョンで取れるし、砂糖はエルフの里で量産しているし、塩は俺が大量に持ってる。いざとなれば獣人王国の海辺で大量に取ってくればいい。
やばい、新たな名物誕生かもしれない。
「お、そうか? ならレシピを後で教えてやんよ。配合量にちょいとしたコツがあんダヨ」
「本当に!? ありがとう」
何なの? ワン君、超いい人じゃん!? ロイヤリティ支払うよ!
「アスリートってのはナァ、きちんと体調管理するモンなんだよ。我慢して我慢して根性で、っつーのも悪くァネェ。だが、そう言うンは、もうちょい体を鍛えてからダ」
「そうだね」
「ガキン頃から滅茶苦茶やらされた俺様にゃぁ、良く分かンダヨ。折角才能が有っても、体力が付く前に潰されたら意味がネーってナァ」
遠い目でそうやって何か暗い過去がありそうな表情で語り始めたワン君は、直後に吹き飛ばされていた。
「ボブベアアアア!?」
「えええ!?」
「ちょっと、ワン! 何を勝手に休ませてるのよ! ほら、リュータさん、行きますよ!」
やべぇ、ミチルさんは根性論者の方だった!
「お、お助けー!!」
その後無事に追加された二周を含め、合計で二十三周、それをほぼ全力疾走で走り切りました・・・。がっくり。
「突然何を決めたの?」
「自分が処刑される方法かしら」
俺の決意に何やらぞっとする話を持ち出すエルフの女性陣。いや、だから発想が怖いって! だから男衆に逃げられるんだよ!
「違います! 俺、もっと強くなりたいんです!」
いまだにヒソヒソと俺の処罰法を話し合っているエルフの女性陣に、俺は訴えかける。
俺は、あの夢を見てから考えたんだ。
もしあれが夢じゃなかったとしたらって。いや、そうじゃなくとも、もし脱出する事が出来なかったら・・・。
「俺はもう、あんな思いはしたくない」
「あんな思いって、長のパンツを無理やり脱がして泣かせた事かしら?」
「なにそれ、初耳だわ」
「万死ね」
「市中引き回しの刑なんてどうかしら?」
「火あぶりの刑も捨てがたいわ」
だから、怖いって! なんで江戸時代の処刑法ばっかり並ぶんだよ!?
それとシルちゃんの件は、無実だから! 俺なんにもしてないってば!
「んで。何を決めたンダ?」
さすがワン君、優しい! と言うか、意外と聞き上手だよな。
ああ、あれか。黙ってうなづいていればモテるタイプか。いや、ダメだ。頭のフワフワバーコードアフロが笑える。真面目な顔しているのに頭部がフワフワしていて、笑えてしまう。
ぐっと堪えろ、俺!
「だから、俺は強くなりたいんだ! だから、これを機に修行をしようと思うんだ! ブフッ!」
そもそも、俺はクワトリ師匠の修行も途中で断念していた。つまり武力面ではド素人でしかない訳だ。ずっと順調に運よく魔物を倒してきたけど、いい加減運だけに頼るのは危険だ。
あの塔のダンジョンのおぼろげな記憶が、俺にそう訴えかけてくる。
あと、こらえろ俺! 絶対に笑うな! フワフワアフロを視界に入れるな!
「よくぞ言いました! なら私が修行をつけます!」
そう言って立ち上がったのは、なぜかミチルさん。
ん? んん? なんで花の女子高生であるミチルさんが修行?
「ふっふっふ。私、こう見えても剣道の師範代なのです!」
じゃじゃーん。
って、今の音どこからしたの!?
「姐さんの実力から、そうじゃねーかと思ってたンダが、やはり只者じゃなかったカ!」
「そう言うワンこそ、空手か何かやってたんでしょ?」
「ッチ。バレてたか」
え、何それ!?
二人とも実は格闘技経験者だったの!?
「勇者に選ばれる条件が、何かしらの戦闘技術を有する、ですからね!」
「アァ。つっても魔法ありのこの世界じゃあんまし役に立ってねーけどナァ」
「そんな事ないですよ。やっぱりやってる人とやってない人の差は出るものです!」
そう言って、二人は俺を見た。
あ、しまった、って顔をしている。
そんで、そっと目を逸らした。
「まぁ、そうでなくても生きるだけならナァ」
「そうですよ! 運も実力のうち」
「おいバカ!」
「しまった!」
お、おう。うん、分かってたよ。俺って運で今まで生き延びてたんだって。
でも正面切って指摘されるとその、しょっく。
「それで、長を泣かせたリュータ殿は一体何をなさる気で?」
「だからそれ、誤解ですって!」
[記子:『罠解除』は私が育てたの、えっへん]
「え?」
突然目の前に記子さんからのメッセージが。しかも内容がその、星野?
[記子:ますたーの記憶を頼りにスキルを再構築したの。今回は『罠解除』なの]
あ、うん。そうなんだ・・・。って、滅茶苦茶すごくない!? それ!
[記子:初の実践はあの女狐だったの。上手くいったの]
んー? と言うと? いや、何? 良く分からないんだけど。
[記子:あの女狐のパンツを脱がせたのはますたーの『罠解除』なの。そのお手伝いが出来てうれしいの]
・・・。
あ、はい。シルちゃんの紐パン脱がせたの、俺でした。
「無実じゃなかった・・・」
罪は償わねばなりませんね、はい。
***
「はい、あと十周!」
「は、はひ・・・」
あれから俺はシルちゃんに事の顛末、と言うか記子さんがやらかした事を告げて、精一杯詫びました。するとシルちゃんは照れた様子で「しようのない子じゃのぉ」と頭を撫でてくれました。
ウレシイッ!
じゃなくて、その後、俺はエルフの女性陣に両脇を掴まれていつぞやのように拉致されました。
その先は、エルフの方々が修行に使うスペース。
まず今俺が走っている円形状のトラック。一周約二百メートルの周回路。よく踏みしめられた土でとても走りやすい。
その中央にはいくつものアスレチック施設。
丸太をつないだ平均台のようなものに、網を敷いた場所に、巨大な三角木馬のようなもの。そして丸太を乱立させている丸太林。
「利用方法が分からないよっ」
「ほら、無駄口をたたかない! もう一周追加ですね! 煩悩退散、煩悩退散」
「そんなー!! あとその掛け声やめてー!!」
もうかれこれ十周は走ってます。距離にして二キロ。レベルが多少なりとも上がっているからか、前の世界ではヘバっていた距離でもそれなりに走れている。でも全力疾走はきついですよ!?
隣で鼻ほじりながら並走している平気そうなワン君は、アレですけど。
「おいテメー、余計な事考えてんじゃねーゾ。こういう時ァ、走るのに集中シロ」
「はい、すんません」
しかもワン君、真面目。超真面目。いや鼻ほじってるけど。でも俺が余計なことを考えてペースが落ちる度にやんわりと注意してくる。
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「ふぁい」
しかも妙に優しい。
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そう言えば、俺はずっと帰宅部だったな。放課後は友人とバカ話で騒いでゲームして、ラノベ読んで、なんかごく普通な学生生活だったけど、今思えば部活の一つでも入っていれば良かったよ。
別に弛んだ体をしているつもりはなかったけど、ガチ運動部の面々からしたらブタと大差ないのかもしれない。
「おい、そろそろ休憩ダ」
「え? まだ八周残ってるけど?」
「バカヤロウ、水分はしっかり取りやがれ!」
そう言って無理やり連れ出されて、近くに置いてあった木箱から冷えた液体の入ったビンを手渡されました。
「俺様が作った経口補水液ダ。一気に飲むんじゃネーゾ? ちょっとずつ、口に含ませるように飲め」
「ハァハァ・・・、はい」
そう言って手渡されたビンのフタを開けて、指示通りちびりとやる。爽やかな柑橘系の香りに、ちょっとした甘みと塩気が体に優しく染み渡る。マジでウマい。
これ、俺の中でポカリ超えたわ。
「これ、旨いね。普段用にも欲しいし、いや、いっそオビヒロ市で量産したい」
果物なら密林ダンジョンで取れるし、砂糖はエルフの里で量産しているし、塩は俺が大量に持ってる。いざとなれば獣人王国の海辺で大量に取ってくればいい。
やばい、新たな名物誕生かもしれない。
「お、そうか? ならレシピを後で教えてやんよ。配合量にちょいとしたコツがあんダヨ」
「本当に!? ありがとう」
何なの? ワン君、超いい人じゃん!? ロイヤリティ支払うよ!
「アスリートってのはナァ、きちんと体調管理するモンなんだよ。我慢して我慢して根性で、っつーのも悪くァネェ。だが、そう言うンは、もうちょい体を鍛えてからダ」
「そうだね」
「ガキン頃から滅茶苦茶やらされた俺様にゃぁ、良く分かンダヨ。折角才能が有っても、体力が付く前に潰されたら意味がネーってナァ」
遠い目でそうやって何か暗い過去がありそうな表情で語り始めたワン君は、直後に吹き飛ばされていた。
「ボブベアアアア!?」
「えええ!?」
「ちょっと、ワン! 何を勝手に休ませてるのよ! ほら、リュータさん、行きますよ!」
やべぇ、ミチルさんは根性論者の方だった!
「お、お助けー!!」
その後無事に追加された二周を含め、合計で二十三周、それをほぼ全力疾走で走り切りました・・・。がっくり。
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◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
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