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第七話 この素晴らしき犯人に灼熱を
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「とぼけるでない。おぬしが今川義元を殺したのだろう? サル共の目はごまかせても、この信長は騙せぬ」
「……これは異な事をおっしゃられる。もし、この黒田官兵衛が犯人だとしたら、真っ先に名乗りを挙げてございますよ。拙者も人の子。褒美や武功は喉から手が出るほど欲しいものです」
「まさにそれだ。貴様は欲深い。それが、今回の動機に繋がる」
「聞かせてもらいましょうか」
黒田官兵衛は静かに耳を傾ける。
「最初から、奇っ怪であったのだ。なにゆえ、織田家の家臣たちが争う? 争わねばならぬ? 焼かれねばならぬ? まあ、明智や秀吉ならわかるわ。だが、利家や勝家まで、くだらん知恵を働かせて、手柄を横取りしようとした。この混迷、何者かが糸を引いておると思った」
「ふむ」
「最初はサルかと思ったが、どうも違う。あいつは頭は良いが小心者だ。謀略を巡らせるとなれば、自分に危害が及ぶようなことはせん。光秀ならあり得るが、家中が混乱して利があるとは思えん。奴も、織田家の筆頭家臣なのだからな」
「はは、そうですかな」
「……ならば、この混迷、誰に利があると思う?」
官兵衛は笑みを浮かべ、すらりと返す。
「混迷に利などございませんよ。誰もが野心を募らせた結果、こうして争いが起きてしまっている。もっとも、真実を申しておるのは、我が主……秀吉様でしょうが――」
「違うな」
信長は、扇子の先端を黒田官兵衛へと向ける。
「おぬしに利があるのだ」
秀吉、明智、柴田、前田の4人が死亡、あるいは失脚ともなれば、次世代を担う家臣が必要となってくる。ともすれば、その筆頭に挙げられるのは黒田官兵衛。実力主義の織田家ならば、官兵衛が迎え入れられるのは至極当然。それぐらい、信長は官兵衛を認めている。官兵衛も、それぐらいの自信はあるだろう。
「桶狭間の戦い……おぬしは、今川義元の居場所を見るや、その逃走経路を想定。先回りした。そして、逃げてきたところをバッサリ……と、殺ったのであろう」
「はて?」
「だが、その時、サルが近づいてくるのを悟った。その時、おまえはこの恐るべき計画を思いついたのだ」
織田軍家臣たちに、それぞれが真犯人を名乗らせるということを。そもそも、秀吉の部下でしかない以上、褒美をもらえたとしてもたいした出世はできない。事実、秀吉以上の地位を与えることはない。だが、秀吉が消えれば話は別である。
「だから、おぬしは秀吉に手柄を譲った。――そこから、おまえの計画が始まった」
元々は柴田勝家を焚き付ける予定だったのだろう。柴田と秀吉がぶつかるだけでも十分。ふたりとも真犯人ではないのだから、水掛け論になるのは必至。信長に追い詰められたら、お互い保身のために相手を失脚、あるいは殺害に至るのではないかと考えた。これが当初の計画。
しかし、あの時、明智光秀が現れた。官兵衛にとって想定外だったのだろう。だが、秀吉の出世を恐れた明智が、秀吉を追い回してくれたのだ。そのうちに前田利家が殺害現場へと現れる。
「そこで、おまえはさらなる策を考えた」
前田利家にも吹聴したのだ。『はて、誰が犯人かはわかりませぬ。……前田様が殺したことにすればよろしいのでは?』と。
「前田様が不審に思われるのでは?」
「思わんだろう。あいつはアホだ。それに、奴は秀吉に対して劣等感を持っておったからな。出世で負けたくないのだよ」
おそらく、官兵衛は少々の愚痴を添えたに違いない。『この官兵衛、前田利家様こそ、織田家の筆頭家臣に相応しいと思っております。ゆえに、この手柄、強引にでも前田様に勝ち取っていただきたい。ただ、拙者は秀吉様の家臣ゆえに、このようなことを申したことは、内密に願います。知られたら切腹ものゆえに』と。
「もし、前田殿が告げ口でもしたら、この黒田官兵衛は打ち首ですな」
「そうはならん。利家は義理堅い人間よ。恩のある人間を裏切るようなことはせん。もちろん、柴田もである」
こうして、前田利家、柴田勝家の両雄に吹聴し、手柄を横取りさせることにした。必然として、織田家は混迷の機を迎える。結果、真犯人ではない四人は、己の保身のため、潰し合うことになったのだ。
誰も真実を語れないのは、信長の業であろう。虚言は即焼き討ち。恐怖のせいで、誰もが真実を語れない。
「先刻、柴田勝家が脱獄したそうである。……鍵を開けたのはおまえだな」
「なんのことやら」
「奴の怒りは鬼の如くよ。秀吉にはめられたと思って、殺しに向かっておる頃だろう」
「……ほう、ならば一刻も早く、助けに行かねばなりますまい」
「安心せい。すでに利家を向かわせたわ」
「左様ですか。安心いたしました」
「……もう、争いは仕舞いだ。――観念せよ。今川義元を殺した桶狭間の怪人よ。貴様の策は夢幻に散ったぞ」
「……証拠はございますか?」
「証拠などいらん。明日、評定の場で四人に問い詰めてやる。辻褄が合えば、連中とて認めざるをえんだろう。それでも口を割らぬのなら、もう一度焼き討つまでよ」
「恐ろしい話でございます」
「認めよ、官兵衛。己が真犯人だと」
織田信長が、官兵衛を睨みつける。だが、奴は一切目を逸らそうとしない。さすがは秀吉の懐刀である。
「もう一度言う。認めよ官兵衛。この混迷が続くようであれば、貴様も焼去法の餌食にしてやる」
「認めたら、拙者はどうなりますかな?」
「この信長を謀り、織田家を混乱せしめた罪は重い。大事な家臣に諍いを起こさせたのも許されるべきではない。当然、火炙りである」
「なるほど……どちらにしろ、拙者は燃やされる運命のようですな」
「そうだ。鳴かぬなら、鳴くまで焼くまでよ」
そこまで言うと、官兵衛は瞳を閉ざし、観念するかのようにつぶやいた。
「――いかにも。この黒田官兵衛こそが、今川義元を殺した真犯人……桶狭間の怪人にござる」
「……であるか。よくぞ認めた。まさに武士よ。その姿、潔し」
「焼きますか?」
「焼く」
「いつ、焼きますか?」
「明日、皆の前で此度の経緯を説明した後、灼熱の業火にて、灰塵と化すまで焼く。それが、咎人の運命ある」
「拙者は、それだけのことをしたわけですな?」
「で、あろう。主君を始め、多くの武将を謀殺しようとした野心家の末路よ。……弁明があるのなら聞いてやる」
黒田官兵衛の未来は死。例え、いかなる理由があっても許されることではない。
「弁明はございませぬ。すべては信長様の仰るとおりです」
瞳を閉ざし、観念したかのように頷く黒田官兵衛。
「――ですが、信長様はひとつだけ忘れていることがございます」
「言うてみよ」
「褒美……に、ございます」
「褒美……だと?」
この期に及んで、黒田官兵衛がとんでもないことを口にする。
「信長様の見事な推理どおり、この黒田官兵衛、罪人に相違ございませぬ。しかし、桶狭間において、最大の戦功を挙げた武者でもございます。ならば、褒美をもらえないということはありますまい? しかも、織田家始まって以来の大戦にござる。褒美を有耶無耶にしたとあっては、困るのは拙者ではなく信長様ではございませんか?」
「であるか。――よかろう、褒美ならくれてやろう。なにが欲しい? 松寿丸に城でもくれてやるか? 墓に茶器でも入れてやろうか?」
「しからば――」
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官兵衛は笑みを浮かべ、すらりと返す。
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「違うな」
信長は、扇子の先端を黒田官兵衛へと向ける。
「おぬしに利があるのだ」
秀吉、明智、柴田、前田の4人が死亡、あるいは失脚ともなれば、次世代を担う家臣が必要となってくる。ともすれば、その筆頭に挙げられるのは黒田官兵衛。実力主義の織田家ならば、官兵衛が迎え入れられるのは至極当然。それぐらい、信長は官兵衛を認めている。官兵衛も、それぐらいの自信はあるだろう。
「桶狭間の戦い……おぬしは、今川義元の居場所を見るや、その逃走経路を想定。先回りした。そして、逃げてきたところをバッサリ……と、殺ったのであろう」
「はて?」
「だが、その時、サルが近づいてくるのを悟った。その時、おまえはこの恐るべき計画を思いついたのだ」
織田軍家臣たちに、それぞれが真犯人を名乗らせるということを。そもそも、秀吉の部下でしかない以上、褒美をもらえたとしてもたいした出世はできない。事実、秀吉以上の地位を与えることはない。だが、秀吉が消えれば話は別である。
「だから、おぬしは秀吉に手柄を譲った。――そこから、おまえの計画が始まった」
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しかし、あの時、明智光秀が現れた。官兵衛にとって想定外だったのだろう。だが、秀吉の出世を恐れた明智が、秀吉を追い回してくれたのだ。そのうちに前田利家が殺害現場へと現れる。
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誰も真実を語れないのは、信長の業であろう。虚言は即焼き討ち。恐怖のせいで、誰もが真実を語れない。
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「なんのことやら」
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