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番外編
おまけ 兄の寵愛弟の思惑69 (ボナクララ視点)
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「ボナクララ様」
黙り込んでしまったお兄様と並び歩き、エマニュエラの部屋にやって来た。
焼き菓子を持っているため両手が塞がっている侍女に代わり扉を叩き始めると、扉を開いたエマニュエラのメイドが私の顔を見て驚きの声を上げ、怯えた様に部屋の奥へ視線を向けた。
「入っても?」
「は、はい。どうぞ」
戸惑いと怯えが見えるメイドは、私と隣に立つお兄様を交互に見た後でもう一度部屋の奥に視線を向けた後で小さく頷く。それを見てお兄様が小さく息を吐いた。
お兄様はメイドの様子から、エマニュエラの荒れようを察したのかもしれない。
「私が先に入ろう」
「ドナトス様!」
部屋に入りかけた時、少し離れた場所からお兄様を呼ぶ執事の声がした。
「どうした」
「お兄様、私の事は気になさらず」
私を気にしているお兄様に笑顔を向けると、お兄様は足早にやって来た執事と小声で話を始めた。
「エマニュエラ食事は終わった? お父様から焼き菓子を渡す様に頼まれたのだけど」
「お食事はすでにお済ですが……」
メイドは部屋の入口を遮る様に立ったまま話し続ける、まるで私が中には入るのを止めたいと言わんばかりのメイドに苦笑して「私は大丈夫よ、中に入れて頂戴」と囁くと、泣きそうな顔でメイドは小さな声で「申し訳ありません」と謝罪しながら体を横に移動した。
「エマニュエラ、お邪魔するわね」
部屋の中にいるであろうエマニュエラに声をかけてからメイドの案内で部屋の中に入ると、窓際に置かれた一人掛けのソファーに座っていたエマニュエラが勢いよく立ち上がるなり、私に向かい何かを投げつけた。
「ひっ」
「お嬢様! 危ないっ」
ガシャン!! 咄嗟に私の前に庇う様に立った侍女の前に、何かが落ちて割れる音が部屋の中に響いた。
「何をするのエマニュエラ」
「私は気分が悪いの。あなたの声を聞いたせいで余計に気分が悪くなったわ。出て行って!」
エマニュエラの機嫌が悪いのは、声だけでも分かる。
扉のところで私とメイドがしていたやり取りが聞こえていただろうに、その時は何も言わず私が中に入ってきてからこういうことをするのがエマニュエラという人だ。
入室時にエマニュエラの許可をメイドが確認しなかったのは、確認すると「駄目ならそう言うわ、良いか悪いか位私付きなら察しなさい」とエマニュエラが怒ると知っているから、先程メイドエマニュエラの様子を伺うしかしなかったのだ。
「あなたの顔なんて見たくもないわっ!」
エマニュエラの大声に、部屋の中にいた数人のメイドがおろおろとしている。
御者達に声を荒げていたのをお父様に叱られたのだから、機嫌がいいわけがないけれどそれにしても怖い顔をしている。これではメイド達が怯えても仕方がない。
「そうでしょうね、でもお父様からあなたに焼き菓子を持って行くように頼まれたの。だからわざわざ来たのよ」
私を庇うため動いた侍女が持つ盆の上には、焼き菓子盛った皿が載っている。
勢いよく動いていたけれど、菓子が皿から落ちることなく無事な様子に内心ホッとしながら、侍女にテーブルに置くように視線で指示を出す。
「そんなものいらないわ。お父様、私に一人で夕食を取れなんて酷いことを言うのよ。私が何をしたっていうのよ」
ダンダンと床をふみならしながら、エマニュエラは床に向かって砂糖壺を投げつける。
私の直ぐ側で、割れて破片が床に散乱しているのはエマニュエラお気に入りの茶器だ。
怒りに任せてお気に入りをこんな風に壊してしまうなんて、後々もっと荒れそうだと内心ため息をつく。こうなることを見越してお兄様は一緒に来てくれたのだから、話が終わるまで部屋の前で待っているべきだったと後悔するが、すでに遅い。
「お父様気にされていたわ」
「どうでもいいわ、お父様なんて。どうせお父様もお母様もあなたの味方なのよ」
「味方だなんて、二人共私達を同じく愛してくださっているじゃない」
私がそう言ってもエマニュエラは納得せずに「うるさいっ!」と大声をあげる。
両親もお兄様もエマニュエラを気遣っているし、大切にしてくれているというのに、どうしてこんなことを言うのか分からない。
「あなたの顔を見ていると余計に気分が悪くなるから、早く出て行って!!」
「分かったわ、これはお父様の気持ちだから置いていくわね」
テーブルの上の焼き菓子を見下ろしそう言った途端、エマニュエラは足早にテーブルに近付き皿ごと菓子を床に払い落とした。
「何をするの、エマニュエラ!」
「うるさいのよ、その口を閉じなさいボナクララ」
驚き声を上げた私を睨みつけながら、エマニュエラは床に落ちていた茶器の破片を取り、私にずいと近づいた。
「エマニュエラ?」
「うるさいの、未来の王妃たる私に、お前は無礼すぎるのよ」
「未来の王妃でも、あなたはまだ……ひっ!」
恐ろしい顔で私を睨むエマニュエラに、まだ立場は同じなのだからと口を開いた途端、左の頬に衝撃が走った。
「お、お嬢様!!」
「エマニュエラお嬢様、おやめください! 誰か、誰か来て!」
「ボナクララお嬢様!」
急に騒がしくなったメイド達を止める余裕は無かった。頬に触れるとぬるりとした感触が指先に触れて、疑問を覚えながら指先を見ると赤色が見えた。
「ふっ! 良いわ、私と違い地味な顔立ちのお前にぴったりの装飾がついたわね、ボナクララ」
「エマニュエラ、なんてこと」
「もう一つ付けて上げる! 泣いて感謝するといいわボナクララ!」
破片を掴んだ手を振り上げたエマニュエラを、メイドの声で駆けつけたお兄様と執事が抑え込む。
あの破片で私の頬が切られたのだ、そう理解した途端私の意識は遠くなってしまった。
黙り込んでしまったお兄様と並び歩き、エマニュエラの部屋にやって来た。
焼き菓子を持っているため両手が塞がっている侍女に代わり扉を叩き始めると、扉を開いたエマニュエラのメイドが私の顔を見て驚きの声を上げ、怯えた様に部屋の奥へ視線を向けた。
「入っても?」
「は、はい。どうぞ」
戸惑いと怯えが見えるメイドは、私と隣に立つお兄様を交互に見た後でもう一度部屋の奥に視線を向けた後で小さく頷く。それを見てお兄様が小さく息を吐いた。
お兄様はメイドの様子から、エマニュエラの荒れようを察したのかもしれない。
「私が先に入ろう」
「ドナトス様!」
部屋に入りかけた時、少し離れた場所からお兄様を呼ぶ執事の声がした。
「どうした」
「お兄様、私の事は気になさらず」
私を気にしているお兄様に笑顔を向けると、お兄様は足早にやって来た執事と小声で話を始めた。
「エマニュエラ食事は終わった? お父様から焼き菓子を渡す様に頼まれたのだけど」
「お食事はすでにお済ですが……」
メイドは部屋の入口を遮る様に立ったまま話し続ける、まるで私が中には入るのを止めたいと言わんばかりのメイドに苦笑して「私は大丈夫よ、中に入れて頂戴」と囁くと、泣きそうな顔でメイドは小さな声で「申し訳ありません」と謝罪しながら体を横に移動した。
「エマニュエラ、お邪魔するわね」
部屋の中にいるであろうエマニュエラに声をかけてからメイドの案内で部屋の中に入ると、窓際に置かれた一人掛けのソファーに座っていたエマニュエラが勢いよく立ち上がるなり、私に向かい何かを投げつけた。
「ひっ」
「お嬢様! 危ないっ」
ガシャン!! 咄嗟に私の前に庇う様に立った侍女の前に、何かが落ちて割れる音が部屋の中に響いた。
「何をするのエマニュエラ」
「私は気分が悪いの。あなたの声を聞いたせいで余計に気分が悪くなったわ。出て行って!」
エマニュエラの機嫌が悪いのは、声だけでも分かる。
扉のところで私とメイドがしていたやり取りが聞こえていただろうに、その時は何も言わず私が中に入ってきてからこういうことをするのがエマニュエラという人だ。
入室時にエマニュエラの許可をメイドが確認しなかったのは、確認すると「駄目ならそう言うわ、良いか悪いか位私付きなら察しなさい」とエマニュエラが怒ると知っているから、先程メイドエマニュエラの様子を伺うしかしなかったのだ。
「あなたの顔なんて見たくもないわっ!」
エマニュエラの大声に、部屋の中にいた数人のメイドがおろおろとしている。
御者達に声を荒げていたのをお父様に叱られたのだから、機嫌がいいわけがないけれどそれにしても怖い顔をしている。これではメイド達が怯えても仕方がない。
「そうでしょうね、でもお父様からあなたに焼き菓子を持って行くように頼まれたの。だからわざわざ来たのよ」
私を庇うため動いた侍女が持つ盆の上には、焼き菓子盛った皿が載っている。
勢いよく動いていたけれど、菓子が皿から落ちることなく無事な様子に内心ホッとしながら、侍女にテーブルに置くように視線で指示を出す。
「そんなものいらないわ。お父様、私に一人で夕食を取れなんて酷いことを言うのよ。私が何をしたっていうのよ」
ダンダンと床をふみならしながら、エマニュエラは床に向かって砂糖壺を投げつける。
私の直ぐ側で、割れて破片が床に散乱しているのはエマニュエラお気に入りの茶器だ。
怒りに任せてお気に入りをこんな風に壊してしまうなんて、後々もっと荒れそうだと内心ため息をつく。こうなることを見越してお兄様は一緒に来てくれたのだから、話が終わるまで部屋の前で待っているべきだったと後悔するが、すでに遅い。
「お父様気にされていたわ」
「どうでもいいわ、お父様なんて。どうせお父様もお母様もあなたの味方なのよ」
「味方だなんて、二人共私達を同じく愛してくださっているじゃない」
私がそう言ってもエマニュエラは納得せずに「うるさいっ!」と大声をあげる。
両親もお兄様もエマニュエラを気遣っているし、大切にしてくれているというのに、どうしてこんなことを言うのか分からない。
「あなたの顔を見ていると余計に気分が悪くなるから、早く出て行って!!」
「分かったわ、これはお父様の気持ちだから置いていくわね」
テーブルの上の焼き菓子を見下ろしそう言った途端、エマニュエラは足早にテーブルに近付き皿ごと菓子を床に払い落とした。
「何をするの、エマニュエラ!」
「うるさいのよ、その口を閉じなさいボナクララ」
驚き声を上げた私を睨みつけながら、エマニュエラは床に落ちていた茶器の破片を取り、私にずいと近づいた。
「エマニュエラ?」
「うるさいの、未来の王妃たる私に、お前は無礼すぎるのよ」
「未来の王妃でも、あなたはまだ……ひっ!」
恐ろしい顔で私を睨むエマニュエラに、まだ立場は同じなのだからと口を開いた途端、左の頬に衝撃が走った。
「お、お嬢様!!」
「エマニュエラお嬢様、おやめください! 誰か、誰か来て!」
「ボナクララお嬢様!」
急に騒がしくなったメイド達を止める余裕は無かった。頬に触れるとぬるりとした感触が指先に触れて、疑問を覚えながら指先を見ると赤色が見えた。
「ふっ! 良いわ、私と違い地味な顔立ちのお前にぴったりの装飾がついたわね、ボナクララ」
「エマニュエラ、なんてこと」
「もう一つ付けて上げる! 泣いて感謝するといいわボナクララ!」
破片を掴んだ手を振り上げたエマニュエラを、メイドの声で駆けつけたお兄様と執事が抑え込む。
あの破片で私の頬が切られたのだ、そう理解した途端私の意識は遠くなってしまった。
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