君の唇に触れたい

小貝川リン子

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第三章 秋冬

第二話 旅館②

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 二人で部屋を抜け出した。消灯後であっても、廊下は明るい。カーペット敷きの廊下を抜けて、突き当たりにあるトイレへ駆け込もうとした時だ。角の向こうから足音がした。
 背後からも声がする。もう夜更けは過ぎていると思うが、こんな時間まで見回りをしているのか。
 完全に追い詰められた。袋のネズミだ。こうなったら、言い訳を考えておくのが吉だろう。七瀬が催したのでついてきてやったという筋書きにしておくか。部屋のトイレだと音が響いて恥ずかしいから、とか何とか、理由はいくらでもつけられるだろう。
 などと、七瀬が恥ずかしいだけの言い訳を考えていた時だ。ぐいと腕を引っ張られた。
 引きずり込まれたのは、階段下の納戸だった。畳まれた布団が積まれている。古めかしい箪笥や屏風といった調度品が置かれている。少々埃っぽくはあったが、整頓された物置部屋だった。
 扉の前を足音が通り過ぎる。背後に聞こえていた声は、いつの間にか遠ざかっていた。見回りの先生ではなく、一般の宿泊客だったのかもしれない。
 廊下がしんと静まり返るのを確認し、ようやく息を吐いた。七瀬も同様だった。ほっと胸を撫で下ろして、畳の上へ腰を下ろす。
 真っ暗だと思っていたが、天井近くに明かり取りの窓があった。ちょうど光が差している。今宵は満月だ。
 瞬介は、七瀬を抱きしめて押し倒した。ちょうど、折り畳まれて積まれた布団が背後にあり、寄りかかるような姿勢になる。ふかふかの布団に体が沈む。七瀬は、やはり咎めるような目で、瞬介を見た。
 
「……ここでか」
「トイレよりマシだろ?」
「っ……かもな」
 
 体操着の下を指が這う。たくし上げれば、毒になりそうな白い肌、薄い胸が露わになる。秋の夜に冷えたのか、二つ並んだ突起が固く尖っていた。思わずしゃぶり付くと、七瀬はびくんと体を撓わせる。
 
「っ、ふ……赤ん坊かよ」
 
 頭を抱かれ、抱き寄せられる。腰の辺りに、七瀬の足が絡んでいる。
 
「お前こそ、こんなとこ勃起させちゃって……そのうち母乳でも出るんじゃねぇの」
「そうなったら、味見くらいはさせてやるよ」
 
 そんな軽口を叩いて、けれども、決して母乳は出ないのだ。それはまるで、この行為の不毛さを物語るよう。
 
「んッ……おい、そっちは……っ」
「そっちって?」
 
 乳首に舌を添えたまま、瞬介は七瀬の下着の中へと手を入れる。背中側から忍び込み、谷間に沿って奥へ進んで、秘められた蕾に指を触れた。軽く突ついてみると、七瀬が腰を浮かすので、手首の可動域が広がり、難なく指を入れることができた。
 
「最後までする気かよ」
「だって無理。抜き合いだけじゃ、絶対足りねぇもん」
「それになんか、ぬるぬるする……」
「気づいた? 使い切りのローションってやつ、一個だけ持ってきてたんだよね。持ち物検査でもバレなかったし、ラッキーだったな」
「てめぇ、最初からそのつもりかよ。やっぱ煩悩の塊──ッ……!」
 
 くりくりと前立腺をほじくってやれば、七瀬は声を押し殺してビクビク震えた。まるで枕に顔を埋めるみたいに、瞬介の頭に顔を埋める。七瀬の息に髪が湿っていくのを感じる。頭が熱い。
 
「ッ、ん……ふ、っ……んぅ……っ」
 
 声は押し殺すことができても、甘い吐息はどうしても零れてしまう。その温度を間近に感じる。吐息だけでない。七瀬の唇までが、瞬介の乱れた髪に絡んでいる。
 自然と、瞬介の息も上がった。くちゅくちゅと指を動かし、ローションを撫で付けるようにしてナカを掻き回しながら、乳首を啄み、吸い上げる。七瀬に快楽を与えるための行為で、瞬介も快楽を得ている。
 
「な、ぁ……」
 
 ふと、七瀬が顔を上げた。まだ、もっと、抱きしめていてほしくて、瞬介は乳首に歯を立てる。ぽかっと頭を小突かれた。
 
「ってーなおい」
「痛てぇのはこっちだ。痕つけんなっつってんだろ」
「別にいいじゃん。どうせ明日には帰るんだし」
「そういう問題じゃ……」
 
 七瀬は口籠り、それから、何か言いたいことがあったのを思い出して、口を開いた。
 
「お前、ポケットになに入れてんだ」
「ポケット?」
「でこぼこして気持ちわりぃんだよ」
 
 言われて、ジャージのポケットを弄った。出てきたのは、小さな鈴。毬を模した、小さな鈴のお守りだ。小さく揺らしてみれば、澄んだ音色を奏でた。
 
「乙女だな」
「ちげーよ! 自由行動で一緒だった子が……」
 
 何も違わないのに、言い訳めいたことを口走ってしまう。
 
「なんか、記念におそろいで買おうって。だからまぁ、そんだけ」
「へーェ。そろいでねェ」
 
 紅葉の葉をあしらった毬に透かして七瀬を見る。怒っている様子ではなかったが、咎められているようには感じた。
 
「気に入ったんなら、お前にやるよ」
 
 そう言って、七瀬のポケットに鈴をねじ込むと、七瀬は信じられないという風に顔を顰めた。
 
「てめぇ、ふざけてんのか」
「あ? なにが」
「これは、てめぇが女と買ったもんだろうが。なんでおれに横流ししてんだよ」
「だって、もういらねぇし。それに、お前のが似合うだろ、こういうのは」
「また適当ほざきやがって……」
「いいからさ、持ってろよ。あの子には悪いけどさ、やっぱお前に持っててほしいの」
「……意味が分からねぇ……」
 
 もっと素直になれたなら。最後の修学旅行、七瀬と二人で歩きたかった。お前と二人なら、紅葉の色も、渓流のせせらぎも、もっと違ったものに見えただろう。お前が女子に誘われたと聞いて、くだらない意地を張っただけなのだ。違う。本当はただ、お前が俺の元を去っていくのが怖かっただけだ。
 そう、言えればよかったのに。瞬介は七瀬の体を引っくり返す。畳の床に膝をつき、積まれた布団に身を預ける。
 
「……彼女は? いいのかよ」
 
 七瀬が言う。瞬介はジャージを脱ぎ捨て、七瀬の服にも手をかけた。
 
「いいんだよ。つか、彼女じゃねぇし」
「捨てたのか」
「あのなぁ、そもそも始まってすらいねぇの!」
 
 柳腰を両手で掴む。剥き出しの先端を擦り付けると、迎え入れるように七瀬が腰をくねらせた。
 
「んっ……ンン……ッ」
 
 ぬぷぷ、と控えめな音と共に、ゆっくりと沈み込む。根元まで埋まり、とん、と腰がぶつかった。七瀬は口元を押さえて、挿入の衝撃を受け流す。
 
「ッはぁ~~……やっぱ気持ちい、七瀬ン中」
「はっ、ンぅ……っ」
「一週間ぶりくらい? こんなにしなかったの初めてじゃね?」
「まだ、そんなには……」
「んだよ。最後にいつしたか覚えてんの? スケベだな~」
「ちがっ、ン……しらね、っ……」
 
 瞬介だって覚えている。最後にいつしたか。どんな風にしたか。あれから一週間は経っていないが、数日ぶりに体を繋げた。その割にはすんなり入った。
 押し殺した、囁くような喘ぎが、月明かりの差す小部屋に響く。しがみつくうち、どんどん崩れて乱れた布団。衣擦れの音に、微かな水音が入り混じる。
 七瀬のジャージは脱がしたが、白い体操着はまだだ。裾から手を入れ、たくし上げると、七瀬が肩越しに首を振った。全部脱いだら、いざという時言い訳できない。それは分かっている。分かっているが、欲望に抗えなかった。
 露わになった白い肌。艶めくような柔い肌。秋の夜に冷えていたはずが、仄かに火照って色づいている。月明かりに濡れ、煌めいて見える。しっとりと汗ばんでいる。
 腰から首筋にかけて、背中をついと撫でてやった。七瀬はびくりと体を仰け反らせ、何か言いたげに後ろを振り向く。
 
「くすぐったい?」
「ったりまえ……」
「けど、それだけじゃねぇだろ」
 
 七瀬が身を捩る度に、肩甲骨や背骨のラインが、美しい陰影を描く。月明かりに照らされると、それは一層神秘的に思え、まるで完璧な彫刻のようにさえ思えてくる。
 この美しいものを、己の好きにしているのだ。思うがままに組み敷いて、燻る欲望をぶつけている。そう思うと、後ろ暗い高揚感が込み上げる。
 
「ッひ、ぁ゛……」
 
 挿入を深くし、体を密着させた。悲鳴じみた声を上げた七瀬の口を手で覆う。掌の下で、七瀬の唇が動く。濡れた吐息、熱い舌が蠢いている。苦しいかと思い、僅かに隙間を開けてやる。薄く開いた唇に指をねじ込んだ。
 
「やッ、う゛、やぇ……っ」
 
 気を遣っているのか、瞬介の指を噛みはしない。ただ、ふにゃふにゃの舌で指を追い出そうとするので、逆に捕まえてやった。逃げる舌を引きずり出し、指の間で擦りながら揉んでやる。とろとろと唾液が溢れて、手首まで濡らした。
 ガクン、と七瀬の体から力が抜けた。ぎりぎりで保っていた姿勢が崩れ、深く布団に沈み込む。
 
「や゛、ァ、やらっ……」
 
 指先に舌を絡める。溢れる唾液を撫で付けるように、上顎を擦る。頬の内側をくすぐってみる。しなやかな肢体を撓わせて、まるで月明かりの中を泳ぐ人魚のようだ。布団なんかはもうぐしゃぐしゃで、波打つ浅瀬のようにも見えた。
 月明かりのせいだけではない。汗に濡れた首筋に噛み付いた。がぶりと歯を立てる。血の味がする。うなじに張り付いた黒髪が口に入った。舌に絡ませ、舐めてみる。ただ汗の味がするだけだった。
 
「やぇ゛、や゛…ッ、んっ、ンン゛っっ────!!」
 
 七瀬の口内にねじ込んだ指に、いよいよ歯を立てられた。かぶりと食い付かれ、噛み千切られる勢いだ。ぷつっと皮膚に穴が空く。唾液が滲みる。血が滲んで、七瀬の舌を赤く染める。瞬介の血の味を、七瀬は感じてくれただろうか。
 瞬介を受け入れている蜜壺が、リズミカルに収縮する。搾り取るような激しい収縮を繰り返した後、おそらく余韻によって、小刻みな痙攣を繰り返す。精は飛ばしていないが、達したのだと分かった。
 七瀬を仰向けに引っくり返した。紅葉が色づく秋なのに、真夏みたいに汗だくだ。股間のものは、固く張り詰めて天井を指したまま、透明な粘液にまみれていた。ぜえぜえと胸を喘がせ息をする。唇を伝う唾液の味が知りたかった。
 
「や゛ッ、ア、ああ゛ッ……!!」
 
 一旦抜いた自身を、再び沈み込ませる。七瀬は髪を振り乱して悶えた。白の敷布に、黒い髪がはらはらと散らばる。
 唇を噛む七瀬の口をこじ開けて、血の滲む指をねじ込んだ。七瀬は舌を絡めて吸い付いてくる。まるで、指を性器に見立てるように。唾液を纏わせ、柔い舌に包み込まれる。この指が、己の舌であったなら、どれだけいいだろう。そんなことを思いながら、瞬介は、胸の尖りに吸い付いた。
 舌先で転がせば、飴玉のようだけれども、やっぱり汗の味がした。唇を離せば、唾液が銀の糸を引いた。月明かりに照らされて、いやらしく光っていた。真っ白な肌の上で、二つの突起だけが赤かった。一際赤く色づいて見え、その赤がいやに生々しく思えた。
 瞬介に揺さぶられながら、瞬介の指に吸い付いて、時には噛み付いて、七瀬は必死に嬌声を押し殺す。その声がもっと聴きたくて、瞬介は口をこじ開ける。
 最初のうちは、音を出さないよう気をつけていた。僅かな振動でさえ、廊下に響いてはならないと、注意して動いていた。だが、今やそんなものはどこ吹く風だ。締め付ける蜜壺を掻き混ぜて、濡れた最奥を突き上げて、快楽の果てを目指している。
 七瀬だって、きっと同じだ。涙を浮かべた瞳に瞬介の影を宿し、縋り付くようにしがみついて、爪を立てて引っ掻いて、快楽の果てへと誘うように腰をうねらせる。
 
「っ、くッ……」
 
 低く唸り、七瀬の胎内で射精した。どくどくと心臓が脈打つ。どくどくと精が溢れ出る。そのリズムに誘われて、七瀬も二度目の絶頂に至った。蕩けた肉襞が甘く痺れて吸い付いてくる。それはまるで、次を誘うような甘やかさだった。
 七瀬の瞳を覗き込む。月影が落ち、水面に揺らいでいた。
 濡れた唇。指を引き抜くと、唾液が銀の糸を引いた。赤い唇のその奥に、もっと赤い舌が覗いた。そこにもまた、月影が落ちていた。
 どさりと身を横たえた。七瀬の隣、畳の上へ横になる。大きく息を吐いて、明かり取りの窓から見える満月を見上げた。蒼く冴えた月だった。
 
「……月がきれいだな」
 
 七瀬が呟いた。それはまるで、寝入り端のうわ言だ。「……うん」と瞬介は小さく頷いた。
 
 翌朝、当然のように寝坊した。幸いなことに、あのまま納戸で寝落ちしたわけではない。七瀬が先に起き、瞬介を叩き起こして、諸々の片付けと気休め程度の換気をしてから、部屋に戻って布団に潜り込んだのだ。とはいえ、寝不足の体で起床時刻に起きられるはずもない。
 せっかくの修学旅行最終日。自業自得とはいえ、終日眠気と闘った。時には睡魔に完敗した。移動のバスでも、坊さんの有難い説法中も、何度かうたた寝してしまった。帰りの新幹線では、誰も彼もが疲れ切っていたようで、静まり返った車内でぐっすりと熟睡した。
 こうして、最後の修学旅行は幕を閉じたのだった。
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