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「あ、あの、ヴィンス?」
「なんだ?」
「この家……」
イライジャは、突然目の前に現れた家に目を瞬かせた。ヴィンスは転移を使い、とある町にいた。
「村の生き残りが移り住んだ町なんだ。で、家を準備してもらってた。その、俺達が住めるように……」
「俺が死んでたら、こんなに大きな家どうするつもりだったんだ?」
「死なせる気はなかったよ。いいから!! 早く入ろう! 俺も見るの初めてなんだ」
「えっ?! ちょっと!」
ヴィンスはイライジャを横抱きにして歩き出す。
「ドアは開けてくれよな」
「なんでこんな事!」
「――花嫁は、新居に入る時新郎に抱かれて入るだろ?」
「――っ! ――!」
真っ赤になったイライジャは、促されるまま無言でドアを開けて室内へ入った。
「うん。すごくいいな。頼んだ物を配置してくれてる」
室内は、どう見てもイライジャ好みだった。こんなにも愛されていたと、初めて知った。悦びに満たされたイライジャの体は、じわじわと熱を帯びてくる。
「あ、あの、さ。その……」
「どうした?」
そっとイライジャを下ろしたヴィンスは優しく微笑む。こんな穏やかな笑顔は、村が襲われて以来で、心臓は早鐘のように鳴り始める。
「俺……ヴィンスのものだって、感じたい……」
「…………」
その言葉に真顔になるヴィンス。はしたなかったかな? と後悔したイライジャだったが、再び抱き上げられた。
「わっ!?」
「ゆっくり進めるつもりだったのに、煽ったイーラが悪いからな!」
のしのしと寝室に向かうヴィンス。間取りは把握していたので、その足取りに迷いはない。
目的地に着くと、そこには男二人が悠々と寝ることができるベッドが鎮座している。シンプルだが質の良いリネンでベッドメイクされている。これを準備した人間は、二人のことを知っているのかとイライジャは恥ずかしくなった。
イライジャはベッドに放り出された。覆い被さるヴィンスは猛々しい欲情した獣だ。どれほど責め立てられるのかと、体は期待して火照り下肢に熱が集まる。
「本当に、良いんだな?」
「どうして聞くんだ?」
「あの時、抵抗しなかったのは、罪悪感のせいかと思ってたんだ」
パーティーメンバーにスパイを疑われ、否定しなかった彼を信じていたが、隠し事に気づいていた。それを隠すために抱かれたのではと、ヴィンスはずっと不安を抱えていた。
「違うよ。あの時さ、こんな形でもお前と繋がれて嬉しいって……思ってた。ずるいよな、俺」
「なんだ。お互い様だな」
不安を払拭したヴィンスは、イライジャに触れて優しく、だが確実に官能を掻き立てる愛撫を施していく。シャツを押し上げ始めた乳首を、布の上から唇で挟みざらりと舐め上げる。
「っあ、あっ……!」
「可愛い声、もっと聞きたい」
ヴィンスは、震えながら声を抑えるイライジャに満足げに微笑んだ。
「ばかっ、言うなぁ」
「我慢しないでくれよ。いつも声を抑えてるじゃないか」
「だって、男の声なんて、んっ、楽し、くない……」
「俺は楽しいよ」
「んんっ!」
イライジャはというと、気持ちを返してもらうことなど考えていなかったのに、好きだ、愛してると告白されて喜びと混乱でパニック状態だった。
だが、体は触れられた場所全てが悦びに打ち震えていた。かつてないほどの快感を拾い始め、そんな自分の体に戸惑いが隠せない。
「待って、ゆっくり」
「無理だ。やっと、本当に俺のものになった……」
「あっ、んぁっ!」
あっという間に衣服は剥がされ、ヴィンスもいつの間にか逞しい裸体を晒していた。イライジャは、思わずうっとりと見つめてしまう。この男にされることならば、どんなことでも受け入れられる。耐えられないのは、嫌われることだけだと思った。
「何? 俺の体がそんなに好きなの? お兄ちゃん?」
「ちがっ……! それに、お兄ちゃんはやめろよぉ」
「ハハッ。子供の頃は、そう呼んでたよな。もう、兄ちゃんなんて呼べないよ。兄にこんなこと、できないもんな」
「あ、んっ!」
指が窄まりに触れて濡らされる。小さな蕾に塗りつけるようにぬちゅぬちゅと水音が大きくなり、つぷりと指が中に入ってくる。
「あ、あ、早く」
「ゆっくりじゃなかったのか?」
ヴィンスは喉の奥でクククと笑いながら、指を奥まで埋め込んで体内にトロトロと潤滑液を注入していく。二本三本と挿入し、指をくいっと折り曲げてある一点をコツコツと刺激する。
「あぅ! あ、急に、そこ、だめぇ!」
「ここ、好きだろ? 嫌ならやめる?」
「俺ばっかりは、やだ、から……なぁ、中に、これ欲しい……」
イライジャは手を伸ばし、そそり立ったヴィンスの昂りに触れた。ビクビクと脈打つそれは、凶暴な雄の証だった。
「煽るなよ……!」
ヴィンスは、辛い思いをしたイライジャを優しく抱きたいと思っていた。だが、紅潮した肌と、涙で潤んだ瞳。その表情はヴィンスへの想いに溢れていて、彼は理性の限界を超えた。足を抱え、傷つけないように気をつけながら隘路を拓いていく。
「ぅあ、あ……はっ……」
受け入れる瞬間は苦しげに眉を寄せ、精一杯呼吸をし力を抜こうとするイライジャ。その健気な姿に、ますま想いは熱く燃え上がる。
ズブズブと容赦なく奥まで貫き、ふぅ……と息を吐き出す。
「痛くない?」
「大丈夫……早く、動いて……」
ヴィンスはごくりと唾を飲み込んで、初めは小刻みに。だが熱い内壁に刺激され、徐々に抽送は激しくなる。
「イーラ、イーラ!」
「あっ、あっ、あっ!」
突き上げられる度に嬌声はより甘くなり、イライジャは無意識にヴィンスの腰を両足で抱えより深く激しい攻めをねだっていた。
「ヴィン、ス、好き、ずっと、前、から、あうっ!」
一際深く突かれて、ビクビクと白濁を撒き散らしながらイライジャは絶頂した。
「俺も、好き。ごめ、休ませて、やれない」
オーガズムに未だ震える体を、ヴィンスは目に焼き付けながら堪能した。心が通じ合った行為は、これまでにない快楽と、終わりのない欲望を彼に与えていた。
「あっ、んぁ! おねが……やすま、せて」
「無理だ。やっと両思いになれたのに」
一度欲望を吐き出したものの、ヴィンスの雄は未だ猛々しくイライジャを求めていた。熱くぬかるんだそこは、ヒクヒクと痙攣し、まるでヴィンスをもっと奥へと誘っているかのようだった。
堪らず抽送を再開すると、イライジャはイヤイヤをしながらも甘えるような嬌声をあげ始める。
「すごく、可愛いよ、イーラ」
「なに、言って、んんっ! だめ、おれ、おかし、い、ああんっ!」
「っ! これ? ここがそんなにいい?」
ヴィンスは奥の窄まりをコツコツと突き、さらに奥へと侵入を試みる。
「ちが……! なんか、いつもと、違う! 恥ずかしい……怖い……」
イライジャは、何度も抱かれたはずなのに、これまでないほど体は愉悦を味わっていた。彼はそんな自分に戸惑い、己の淫乱な体を恐れた。
「俺は嬉しい。なぁ、もっと恥ずかしいところ、俺だけしか知らないイーラを見せて……」
イライジャが薄く目を開けると、覆い被さるヴィンスと目があった。そして、全身で愛していると叫んでいた。この時、イライジャに残っていた、ほんの少しの不安は消し飛んだ。
――いいのだ。
自分は愛されて良いのだ。そして、ずっと愛してきた男に愛を返したい、と。たとえ他者に許されなくても、この男は自分を許すだろう。だから、ただ愛せばいいのだ。
「ヴィンス……愛してる……ずっと、俺から離れないで」
「俺こそ、もう手放せないから覚悟してくれ」
微笑みあい、キスを繰り返す。
「ふぁ、あ、あ、いい! ヴィンス! 俺を、めちゃくちゃにして……! あん、ん、すき」
イライジャは、あられもない声を上げるほどヴィンスが喜ぶのだと知って、与られる快楽に身を任せた。突かれる度にヴィンスの吐き出した欲望の雫がコプコプと音を立てて溢れてくる。
淫猥な光景ではあるが、子種が溢れるのは気に入らない。だから、ヴィンスはイライジャが自分の匂いに変わるまで体内に注ぐと決めた。
その後二人は、互いに力尽きるまで愛しあい、幸福感に満たされながら泥のように眠りについたのだった。
「なんだ?」
「この家……」
イライジャは、突然目の前に現れた家に目を瞬かせた。ヴィンスは転移を使い、とある町にいた。
「村の生き残りが移り住んだ町なんだ。で、家を準備してもらってた。その、俺達が住めるように……」
「俺が死んでたら、こんなに大きな家どうするつもりだったんだ?」
「死なせる気はなかったよ。いいから!! 早く入ろう! 俺も見るの初めてなんだ」
「えっ?! ちょっと!」
ヴィンスはイライジャを横抱きにして歩き出す。
「ドアは開けてくれよな」
「なんでこんな事!」
「――花嫁は、新居に入る時新郎に抱かれて入るだろ?」
「――っ! ――!」
真っ赤になったイライジャは、促されるまま無言でドアを開けて室内へ入った。
「うん。すごくいいな。頼んだ物を配置してくれてる」
室内は、どう見てもイライジャ好みだった。こんなにも愛されていたと、初めて知った。悦びに満たされたイライジャの体は、じわじわと熱を帯びてくる。
「あ、あの、さ。その……」
「どうした?」
そっとイライジャを下ろしたヴィンスは優しく微笑む。こんな穏やかな笑顔は、村が襲われて以来で、心臓は早鐘のように鳴り始める。
「俺……ヴィンスのものだって、感じたい……」
「…………」
その言葉に真顔になるヴィンス。はしたなかったかな? と後悔したイライジャだったが、再び抱き上げられた。
「わっ!?」
「ゆっくり進めるつもりだったのに、煽ったイーラが悪いからな!」
のしのしと寝室に向かうヴィンス。間取りは把握していたので、その足取りに迷いはない。
目的地に着くと、そこには男二人が悠々と寝ることができるベッドが鎮座している。シンプルだが質の良いリネンでベッドメイクされている。これを準備した人間は、二人のことを知っているのかとイライジャは恥ずかしくなった。
イライジャはベッドに放り出された。覆い被さるヴィンスは猛々しい欲情した獣だ。どれほど責め立てられるのかと、体は期待して火照り下肢に熱が集まる。
「本当に、良いんだな?」
「どうして聞くんだ?」
「あの時、抵抗しなかったのは、罪悪感のせいかと思ってたんだ」
パーティーメンバーにスパイを疑われ、否定しなかった彼を信じていたが、隠し事に気づいていた。それを隠すために抱かれたのではと、ヴィンスはずっと不安を抱えていた。
「違うよ。あの時さ、こんな形でもお前と繋がれて嬉しいって……思ってた。ずるいよな、俺」
「なんだ。お互い様だな」
不安を払拭したヴィンスは、イライジャに触れて優しく、だが確実に官能を掻き立てる愛撫を施していく。シャツを押し上げ始めた乳首を、布の上から唇で挟みざらりと舐め上げる。
「っあ、あっ……!」
「可愛い声、もっと聞きたい」
ヴィンスは、震えながら声を抑えるイライジャに満足げに微笑んだ。
「ばかっ、言うなぁ」
「我慢しないでくれよ。いつも声を抑えてるじゃないか」
「だって、男の声なんて、んっ、楽し、くない……」
「俺は楽しいよ」
「んんっ!」
イライジャはというと、気持ちを返してもらうことなど考えていなかったのに、好きだ、愛してると告白されて喜びと混乱でパニック状態だった。
だが、体は触れられた場所全てが悦びに打ち震えていた。かつてないほどの快感を拾い始め、そんな自分の体に戸惑いが隠せない。
「待って、ゆっくり」
「無理だ。やっと、本当に俺のものになった……」
「あっ、んぁっ!」
あっという間に衣服は剥がされ、ヴィンスもいつの間にか逞しい裸体を晒していた。イライジャは、思わずうっとりと見つめてしまう。この男にされることならば、どんなことでも受け入れられる。耐えられないのは、嫌われることだけだと思った。
「何? 俺の体がそんなに好きなの? お兄ちゃん?」
「ちがっ……! それに、お兄ちゃんはやめろよぉ」
「ハハッ。子供の頃は、そう呼んでたよな。もう、兄ちゃんなんて呼べないよ。兄にこんなこと、できないもんな」
「あ、んっ!」
指が窄まりに触れて濡らされる。小さな蕾に塗りつけるようにぬちゅぬちゅと水音が大きくなり、つぷりと指が中に入ってくる。
「あ、あ、早く」
「ゆっくりじゃなかったのか?」
ヴィンスは喉の奥でクククと笑いながら、指を奥まで埋め込んで体内にトロトロと潤滑液を注入していく。二本三本と挿入し、指をくいっと折り曲げてある一点をコツコツと刺激する。
「あぅ! あ、急に、そこ、だめぇ!」
「ここ、好きだろ? 嫌ならやめる?」
「俺ばっかりは、やだ、から……なぁ、中に、これ欲しい……」
イライジャは手を伸ばし、そそり立ったヴィンスの昂りに触れた。ビクビクと脈打つそれは、凶暴な雄の証だった。
「煽るなよ……!」
ヴィンスは、辛い思いをしたイライジャを優しく抱きたいと思っていた。だが、紅潮した肌と、涙で潤んだ瞳。その表情はヴィンスへの想いに溢れていて、彼は理性の限界を超えた。足を抱え、傷つけないように気をつけながら隘路を拓いていく。
「ぅあ、あ……はっ……」
受け入れる瞬間は苦しげに眉を寄せ、精一杯呼吸をし力を抜こうとするイライジャ。その健気な姿に、ますま想いは熱く燃え上がる。
ズブズブと容赦なく奥まで貫き、ふぅ……と息を吐き出す。
「痛くない?」
「大丈夫……早く、動いて……」
ヴィンスはごくりと唾を飲み込んで、初めは小刻みに。だが熱い内壁に刺激され、徐々に抽送は激しくなる。
「イーラ、イーラ!」
「あっ、あっ、あっ!」
突き上げられる度に嬌声はより甘くなり、イライジャは無意識にヴィンスの腰を両足で抱えより深く激しい攻めをねだっていた。
「ヴィン、ス、好き、ずっと、前、から、あうっ!」
一際深く突かれて、ビクビクと白濁を撒き散らしながらイライジャは絶頂した。
「俺も、好き。ごめ、休ませて、やれない」
オーガズムに未だ震える体を、ヴィンスは目に焼き付けながら堪能した。心が通じ合った行為は、これまでにない快楽と、終わりのない欲望を彼に与えていた。
「あっ、んぁ! おねが……やすま、せて」
「無理だ。やっと両思いになれたのに」
一度欲望を吐き出したものの、ヴィンスの雄は未だ猛々しくイライジャを求めていた。熱くぬかるんだそこは、ヒクヒクと痙攣し、まるでヴィンスをもっと奥へと誘っているかのようだった。
堪らず抽送を再開すると、イライジャはイヤイヤをしながらも甘えるような嬌声をあげ始める。
「すごく、可愛いよ、イーラ」
「なに、言って、んんっ! だめ、おれ、おかし、い、ああんっ!」
「っ! これ? ここがそんなにいい?」
ヴィンスは奥の窄まりをコツコツと突き、さらに奥へと侵入を試みる。
「ちが……! なんか、いつもと、違う! 恥ずかしい……怖い……」
イライジャは、何度も抱かれたはずなのに、これまでないほど体は愉悦を味わっていた。彼はそんな自分に戸惑い、己の淫乱な体を恐れた。
「俺は嬉しい。なぁ、もっと恥ずかしいところ、俺だけしか知らないイーラを見せて……」
イライジャが薄く目を開けると、覆い被さるヴィンスと目があった。そして、全身で愛していると叫んでいた。この時、イライジャに残っていた、ほんの少しの不安は消し飛んだ。
――いいのだ。
自分は愛されて良いのだ。そして、ずっと愛してきた男に愛を返したい、と。たとえ他者に許されなくても、この男は自分を許すだろう。だから、ただ愛せばいいのだ。
「ヴィンス……愛してる……ずっと、俺から離れないで」
「俺こそ、もう手放せないから覚悟してくれ」
微笑みあい、キスを繰り返す。
「ふぁ、あ、あ、いい! ヴィンス! 俺を、めちゃくちゃにして……! あん、ん、すき」
イライジャは、あられもない声を上げるほどヴィンスが喜ぶのだと知って、与られる快楽に身を任せた。突かれる度にヴィンスの吐き出した欲望の雫がコプコプと音を立てて溢れてくる。
淫猥な光景ではあるが、子種が溢れるのは気に入らない。だから、ヴィンスはイライジャが自分の匂いに変わるまで体内に注ぐと決めた。
その後二人は、互いに力尽きるまで愛しあい、幸福感に満たされながら泥のように眠りについたのだった。
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