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第77話
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カオスは私に攻撃を仕掛けて、リカルドとクロは防御に徹する。
威力が高すぎて負傷した2人を、私は回復魔法で治していた。
このままだと――私の魔力が尽きて、全てが終わってしまう。
「マリウスとの戦いを見たが、貴様と獣は常にフィーレを気にしていた」
「っっ……」
「元聖女を見捨てられない貴様の愛が、この戦いの敗因だ!」
そう言ってカオスの魔法による攻撃が強くなり、私達は防御に専念するしかない。
このままだと攻撃できないけど……私には、まだ打つ手がある。
私は部屋に入った時点で魔力を部屋全体に流し、カオスを対象に封印魔法を使おうとしていた。
魔方陣が完成して――封印魔法を使い、カオスが白い光に包まれる。
封印が成功すれば勝ちだと確信していると、勝ち誇ったカオスが叫ぶ。
「それは俺を消滅させようとした魔法だぞ! 対策ぐらいッッ――!?」
カオスの叫び通り、封印の魔法は失敗した。
時間をかけて作った封印の魔方陣が砕かれたけど――カオスの動きが止まる。
「今が好機だ!」
そうリカルドが叫び、クロと同時に突撃する。
私に攻撃をする間もなくカオスはリカルドの剣で斬られて、クロの突進を受けて吹き飛んでいく。
壁に叩きつけられながら、カオスは自らを回復して呻き声を漏らす。
「ば、馬鹿な……どうして聖女でもないのに、そこまでの力が使える!?」
「自ら封印したことで、自分自身と向き合い強くなった結果よ」
私が告げると、驚愕したカオスは倒れているマリウスを睨んで叫ぶ。
「なっ……自らを封印だと!? なぜ言わなかったマリウスッッ!!」
「言う必要がないかと――」
「――馬鹿が! 俺は封印されている間必死に魔法で抗ったと言っただろう!?」
それは封印されている別空間なら、魔法が使えるということだ。
どうやら封印魔法は、本来封印した存在を消滅するらしい。
カオスはその力に抗い続け、封印が解けた時は弱まっていたはず。
私は自ら封印したから消滅する力の干渉は一切なくて……常に自分自身と向き合うことができた。
封印された3年間で魔法と魔力を鍛え、私は聖女以上の力を得ている。
私が私を封印したことが――この戦いの勝因だった。
威力が高すぎて負傷した2人を、私は回復魔法で治していた。
このままだと――私の魔力が尽きて、全てが終わってしまう。
「マリウスとの戦いを見たが、貴様と獣は常にフィーレを気にしていた」
「っっ……」
「元聖女を見捨てられない貴様の愛が、この戦いの敗因だ!」
そう言ってカオスの魔法による攻撃が強くなり、私達は防御に専念するしかない。
このままだと攻撃できないけど……私には、まだ打つ手がある。
私は部屋に入った時点で魔力を部屋全体に流し、カオスを対象に封印魔法を使おうとしていた。
魔方陣が完成して――封印魔法を使い、カオスが白い光に包まれる。
封印が成功すれば勝ちだと確信していると、勝ち誇ったカオスが叫ぶ。
「それは俺を消滅させようとした魔法だぞ! 対策ぐらいッッ――!?」
カオスの叫び通り、封印の魔法は失敗した。
時間をかけて作った封印の魔方陣が砕かれたけど――カオスの動きが止まる。
「今が好機だ!」
そうリカルドが叫び、クロと同時に突撃する。
私に攻撃をする間もなくカオスはリカルドの剣で斬られて、クロの突進を受けて吹き飛んでいく。
壁に叩きつけられながら、カオスは自らを回復して呻き声を漏らす。
「ば、馬鹿な……どうして聖女でもないのに、そこまでの力が使える!?」
「自ら封印したことで、自分自身と向き合い強くなった結果よ」
私が告げると、驚愕したカオスは倒れているマリウスを睨んで叫ぶ。
「なっ……自らを封印だと!? なぜ言わなかったマリウスッッ!!」
「言う必要がないかと――」
「――馬鹿が! 俺は封印されている間必死に魔法で抗ったと言っただろう!?」
それは封印されている別空間なら、魔法が使えるということだ。
どうやら封印魔法は、本来封印した存在を消滅するらしい。
カオスはその力に抗い続け、封印が解けた時は弱まっていたはず。
私は自ら封印したから消滅する力の干渉は一切なくて……常に自分自身と向き合うことができた。
封印された3年間で魔法と魔力を鍛え、私は聖女以上の力を得ている。
私が私を封印したことが――この戦いの勝因だった。
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