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第38話
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バディア国はこれから、滅びるかもしれないようだ。
滅びると聞いても何も思うことはなかったけど、レインが私を心配して尋ねる。
「今まで住んでいた国だが、リーゼは大丈夫か?」
「はい。もう私には関係のないことです」
「そうだな……バディア国だけの問題ではないし、城に突入できないのか?」
レインが尋ねると、ギルドマスターが苦い表情を浮かべる。
「もし何もなければ様々な国からの信頼を失うこととなるから、上層部も悩んでいるようだ」
「明確な証拠が必要ということか」
ギルドマスターが言うには、倒した魔物を調べるとバディア国から移動した魔物が原因のようだ
バディア国に生息していた魔物の影響で他国の魔物が強くなるようで、それが原因でドラゴンも増えて狂暴化しているらしい。
そして魔物から禁魔法を使用した形跡が確認できたようで、バディア国の城内では膨大な魔力の反応があるようだ。
バディア国の城が怪しくて、城の中に侵入することはできないようだ。
魔物の件は話し終えたようで、ギルドマスターが話を変える。
「そういえば……リーゼが冒険者をしていたことを、国王やローティア家は知ったようだ」
どうやらレインの推測通り、私の隠していた実力を国王や元家族は知ったようだ。
滅びると聞いても何も思うことはなかったけど、レインが私を心配して尋ねる。
「今まで住んでいた国だが、リーゼは大丈夫か?」
「はい。もう私には関係のないことです」
「そうだな……バディア国だけの問題ではないし、城に突入できないのか?」
レインが尋ねると、ギルドマスターが苦い表情を浮かべる。
「もし何もなければ様々な国からの信頼を失うこととなるから、上層部も悩んでいるようだ」
「明確な証拠が必要ということか」
ギルドマスターが言うには、倒した魔物を調べるとバディア国から移動した魔物が原因のようだ
バディア国に生息していた魔物の影響で他国の魔物が強くなるようで、それが原因でドラゴンも増えて狂暴化しているらしい。
そして魔物から禁魔法を使用した形跡が確認できたようで、バディア国の城内では膨大な魔力の反応があるようだ。
バディア国の城が怪しくて、城の中に侵入することはできないようだ。
魔物の件は話し終えたようで、ギルドマスターが話を変える。
「そういえば……リーゼが冒険者をしていたことを、国王やローティア家は知ったようだ」
どうやらレインの推測通り、私の隠していた実力を国王や元家族は知ったようだ。
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