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第75話
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レオウ達を倒してから、1週間が経っていた。
私は応接室で、ウルクからランアス国について聞く。
魔法組織に護られていたようだけど、レオウが消えたことで一気に被害が出たようだ。
「ランアス国は入手経緯が不明だった強力な魔法道具が壊れて、大変な目に合っているらしい」
「魔法組織が壊滅したからだと思いますけど、そんなにすぐ壊れるのでしょうか?」
「恐らくレオウが、自らの魂を籠めていたのだろう。本体が消えたことで、性能を発揮できず壊れたと推測できる」
強力な魔法道具には、使用者の魂の一部を使う物もあるらしい。
レオウが消滅したから壊れていき、ランアス国は滅びそうだ。
「結界魔法は森の他には街と王都にしか張っていませんけど、本当によろしいのでしょうか?」
「もう脅威はリオナだけだが、ランアス国を守るので手一杯だ。行動したとしても把握することができるだろう」
ランアス国との問題が解決した後だけど、他国に旅行へ行こうと話している。
これからのことを考えると幸せで――私の意識が、なぜか朦朧としていた。
私は応接室で、ウルクからランアス国について聞く。
魔法組織に護られていたようだけど、レオウが消えたことで一気に被害が出たようだ。
「ランアス国は入手経緯が不明だった強力な魔法道具が壊れて、大変な目に合っているらしい」
「魔法組織が壊滅したからだと思いますけど、そんなにすぐ壊れるのでしょうか?」
「恐らくレオウが、自らの魂を籠めていたのだろう。本体が消えたことで、性能を発揮できず壊れたと推測できる」
強力な魔法道具には、使用者の魂の一部を使う物もあるらしい。
レオウが消滅したから壊れていき、ランアス国は滅びそうだ。
「結界魔法は森の他には街と王都にしか張っていませんけど、本当によろしいのでしょうか?」
「もう脅威はリオナだけだが、ランアス国を守るので手一杯だ。行動したとしても把握することができるだろう」
ランアス国との問題が解決した後だけど、他国に旅行へ行こうと話している。
これからのことを考えると幸せで――私の意識が、なぜか朦朧としていた。
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