文字の大きさ
大
中
小
感想
あなたにおすすめの小説
壁ドンからの「お前はオレだけを見ていればいいんだ」と言われたので、殴りました
王女付き侍女として仕えるリディアには、誰にも明かせないもう一つの顔がある。
彼女の正体は、王女直属の女性護衛騎士だった。
そんなリディアに、近衛騎士アルベルトが執拗に言い寄ってくる。
何度断っても「遠慮している」「強がっている」と都合よく解釈され、ついには文官セドリックと親しくしていることに嫉妬されてしまう。
そしてある日、アルベルトはリディアを壁際へ追い詰め、耳元で囁いた。
「お前はオレだけを見ていればいいんだ」
その瞬間、リディアの全身を悪寒が走る。
生理的に無理だった。
気づけば、反射的に拳が出ていた。
勘違いと粘着を続けた近衛騎士の末路と、仕事を通して自然に距離を縮めていく文官との関係を描く、異世界恋愛短編。
横領を告発しようとした私の声を奪った婚約者へ。愛人との結婚式で、その沈黙をお返しします
「声がなければ、告発も否定もできない。喋れない女の走り書きを、誰が立ち止まって読む?」
伯爵令嬢アメリアは、婚約後の領地運営を手伝うなかで、不自然な支払いを見つける。
南堤防の石材代として処理された二百四十金貨。
同じ支払番号、同じ金額、同じ婚約者の署名が記されたもう一枚の明細には、こう書かれていた。
――愛人ダフネへ贈る、婚礼用サファイア首飾り一式。
公的救済金の横領を地区救済局へ告発すると宣言した直後、アメリアは婚約者ヴィクトルから「封言の呪い」をかけられる。
横領という秘密を隠すため、声そのものを奪う呪い。
ヴィクトルはアメリアとの婚約を解消し、十日後にはダフネとの結婚式を開くと告げた。
声を奪えば、何も訴えられない。
声を失った女の話など、誰も聞かない。
ヴィクトルはそう信じていた。
けれど、アメリアが失ったのは声だけだった。
文字を書く手も、証拠を求める知識も、どこで誰へ伝えるかを選ぶ意思も、奪われてはいない。
以前から面識のあるジュリアン子爵は、アメリアの代わりに告発しようとしない。彼女が一文字ずつ書き終えるまで待ち、本人が決めるまで答えを先回りしない。
アメリアは自分で二つの支払控えを確保し、安全と複数の証人がそろう場所を選ぶ。
それは、ダフネが横領金で買われたサファイアを身につける、ヴィクトル本人の結婚式だった。
誓いの前に婚姻への異議を問われた瞬間、声のないアメリアは自ら立ち上がり、一枚目の告発書を大勢へ掲げる。
> 私はアメリア・レイン。ヴィクトル・ハロウに声を奪われました。
これは、声を奪われても意思を他人へ渡さなかった令嬢が、自分の文字で秘密を公にし、自分の言葉と名誉を取り戻す物語。
全7話・完結。婚約破棄、愛人との結婚式での直接告発、ざまぁ、意思を尊重して待つ相手との異世界恋愛です。
酒の席での戯言ですのよ。
成人前の令嬢であるリディアは、婚約者であるオーウェンの部屋から聞こえてくる自分の悪口にただ耳を澄ませていた。
何度もやめてほしいと言っていて、両親にも訴えているのに彼らは総じて酒の席での戯言だから流せばいいと口にする。
そんな彼らに、リディアは成人を迎えた日の晩餐会で、仕返しをするのだった。
最愛の人に裏切られ死んだ私ですが、人生をやり直します〜今度は【真実の愛】を探し、元婚約者の後悔を笑って見届ける〜
愛する婚約者アラン王子に裏切られ、非業の死を遂げた公爵令嬢エステル。
「二度と誰も愛さない」と誓った瞬間、【死に戻り】を果たし、愛の感情を失った冷徹な復讐者として覚醒する。
エステルの標的は、自分を裏切った元婚約者と仲間たち。彼女は未来の知識を武器に、王国の影の支配者ノア宰相と接触。「私の知性を利用し、絶対的な庇護を」と、大胆な契約結婚を持ちかける。
ザマァを鑑賞していた平民モブですが、婚約者を聖女にとられたので不遇の獣人王子と共に復讐することにします
結婚を控えていた平民の娘マリアンは宿屋で働くモブ女性。婚約破棄も、ザマァも無縁と思っていたが、ザマァされて没落した聖女と婚約者が駆け落ちした。しかも自分を金持ちのハゲおやじに売った金を持って。キモイキモイキモイ。家族も町のみんなもマリアンを助けてはくれない。ハゲおやじから逃げたマリアンは町に戻ることもできず、森を彷徨う。森で倒れたところを訳アリ獣人青年ルークに拾われ助けられる。彼には秘密があった。王家の血を引いていたが狼獣人とのハーフであるため、森に追われたのだ。マリアンは自分に冷たかった皆に復讐するため、ルークと手を組んで王国を乗っ取ることを企む。
【完結】婚約者と養い親に不要といわれたので、幼馴染の側近と国を出ます
卒業パーティーの最中、婚約者から突然婚約破棄を告げられたシェリーヌ。
婚約者の心を留めておけないような娘はいらないと、養父からも不要と言われる。
シェリーヌは16年過ごした国を出る。
生まれた時からの側近アランと一緒に・・・。
第18回恋愛小説大賞エントリーしましたので、第2部を執筆中です。
第2部祖国から手紙が届き、養父の体調がすぐれないことを知らされる。迷いながらも一時戻ってきたシェリーヌ。見舞った翌日、養父は天に召された。葬儀後、貴族の死去が相次いでいるという不穏な噂を耳にする。恋愛小説大賞は51位で終了しました。皆さま、投票ありがとうございました。
【完結】真面目だけが取り柄の地味で従順な女はもうやめますね
「結婚相手としては、ああいうのがいいんだよ。真面目だけが取り柄の、地味で従順な女が」
婚約者のエイデンが自分の陰口を言っているのを偶然聞いてしまったサンドラ。
ショックを受けたサンドラが中庭で泣いていると、そこに公爵令嬢であるマチルダが偶然やってくる。
その後、マチルダの助けと従兄弟のユーリスの後押しを受けたサンドラは、新しい自分へと生まれ変わることを決意した。
「あなたの結婚相手に相応しくなくなってごめんなさいね。申し訳ないから、あなたの望み通り婚約は解消してあげるわ」
*****
全18話。
過剰なざまぁはありません。